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浜岡原発(4/21)

選挙戦で有権者のみなさんから聞かれた県政課題のひとつに「浜岡原発」があります。

「地震津波対策」、「静岡空港」とあわせて、早期に勉強しなきゃ・・・と思っていたところ、明日(4/22)、「民主党・ふじのくに県議団」で視察に行く、とのお話をいただき、任期前ではありますが参加することにしました。

浜岡原発には、1号機から5号機まで、5つの施設があります。(運転開始年・出力)

このうち1号機(1976年)、2号機(1978年)の2施設は、2009年1月に運転終了し、現在は稼動していません。

3号機(1987年・110万KW)は、約1年おきに義務づけられている「定期検査」でストップしています。電力不足もあり中部電力は早期の再稼動をめざしていましたが、津波対策など地元自治体の理解を得られない中、再開のメドは立っていません。

現在は、4号機(1993年・113.7万KW)、5号機(2005年・138万KW)の2機が稼動中です。

なお中電は、1・2号機の廃止に伴い、6号機の新設を計画していましたが、現在の情勢下、白紙状態となっています。

なお、日本の電力需要における原子力発電依存度は約3割となっていますが、中部電力には浜岡原発しかないため、中電の依存度は12%となっています。

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浜岡原発は新聞報道によると「M8.7の地震には耐えられる」設計になっているようですが(HPにはM8.5と書いてありましたが・・・)、新たに津波対策が求められています。

中電の対応としては、すでに実施済みの「建屋屋上への発電機の設置」や「総合訓練の実施」の他、1年後をメドとした「ディーゼル発電機の高所への設置」、また2013年度中の「高さ15mほどの防波壁を設置」などがあげられています。

これらの前提に照らしてみたとしても、「M9.0以上の地震規模、15m以上の津波にも耐えられるのか?」という素朴な疑問があります。

もはや「想定外」という言葉は免罪符にはなりません。そうした場合でも、「止める」「冷やす」「閉じ込める」という3つのステップをいかに確保するかが求められます。

4/19の総合訓練では、3-5号機の同時トラブルや夜間訓練も行ったようですが、放射能漏れ、水素爆発や地震による施設の損壊などは想定されていないようです。

非常用電源の確保、配電盤など施設水没後の作動確保、水素爆発の防止、設備損壊後の対応など、あらゆる被災を想定するとチェック項目はまだたくさんありそうです。また1・2号機にある使用済み燃料(1165本)の処理も課題です。

明日は、訓練の状況のほか、非常時における組織のしくみや指揮系統、情報公開などリスクマネジメントなどについても聞いてみたいと思っています。

視察内容はまた報告します。

★中部電力のサイト(原子力政策など)

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