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静岡県行財政改革大綱(4/27)

静岡県は3/30に「行財政改革大綱」を公表しています。

★大綱はこちら(静岡県のサイト)

詳細は今後精査していきますが、3つの基本姿勢として下記を揚げています。

○県民本位(県民の立場になって成果を追及する)

○行政の生産性の向上(サービスの質や効率性の持続的な向上を図る)

○手段の最適化(最適な実施主体を選び、できる限り任せる)

視点は私とまったく同じでしたので、「我が意を得たり」との思いでしたが、関連資料を調べていて納得しました。

この「大綱」の策定には、「ふじのくに行財政革新戦略会議」という諮問機関が関わっており、これには、“改革派知事”といわれた元岩手県知事・総務大臣の増田寛也氏、事業仕分けで有名になった“構想日本”代表の加藤秀樹氏、浜松市行革審委員で元ヤマハ会長の伊藤修二氏らそうそうたるメンバーが参加しています。

「大綱」策定に至る「戦略会議」の「提言書」や「議事録」を読むだけでもずいぶん参考になります。

ちなみに「提言書」は次のような項目で構成されています。

1.県に対する提言

 (1)外郭団体の検証・見直し

 (2)指定管理者制度の運用の見直し

 (3)補助金の見直し

 (4)県と市町の役割分担等を踏まえた出先機関の見直し

 (5)県有資産の管理方法の見直し

 (6)透明性の高い県民参加型の行政経営システム

 (7)社会情勢に対応した行革の取組

2.県議会に対する提言

県への提言もさることながら、議会への提言として触れている、定数見直しや活動の透明性確保など「議会改革」について、私もまったく同感です。

新人ならではの視点で取り組みます。

戦略会議の提言をご覧になりたい方は下記をどうぞ

★提言書(PDF)

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浜岡原発その2(4/23)

昨日(4/22)、浜岡原発の津波対策を中心に視察調査してきましたので、概要を報告します。残念ながら写真撮影はできませんでした。

今回の福島第一原発の津波想定高は5.5m。そこに14-5mもの津波が来たわけですからひとたまりもありません。

浜岡原発の想定津波高は8m。見直しが必要なことは間違いありませんが、何mまで対策をすればよいのかはなんとも言えません。

対策の柱は大きく3つ。ひとつは「①津波を避けるための対策」、次に「②津波を受けたあとの対策」、そして「③緊急事態への対策」です。

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①のひとつに「防波壁」があります。

新聞報道では「15m以上」などと書かれていましたが、まだ正式に決まってはいないとのこと。

「防波壁」は「防波堤」ではありません。波打際に15mの堤防を造るわけではなく、高さ10mほどある既存の砂丘の上に、新たに数mの壁を造るものです。

基礎は岩盤に固定するので耐震性は確保できるということですが、「砂丘」そのものが地震に耐えられるのかどうかは、議論の分かれるところです。

②として、施設への浸水を防止する「防水壁」、「水密扉」などの設置があります。

原子炉冷却のために重要な役割を果たす施設に「海水を取り入れるポンプ」があります。浜岡の施設は屋外にありますが、さっそく「防水壁」の設置工事をしていました。壁の高さは海面から6mとのこと。いかがなものか・・・。

次に「発電機」。福島第一ではディーゼル発電機が使えなくなったことが大きなポイントでした。福島第一のディーゼル発電機が「タービン建屋」にあったのに対し、浜岡は「原子炉建屋」にあり、防水性は福島よりは高そうです。さらに水密性の高い扉を設置するとのことで、その点は評価できます。

③も重要です。原発の緊急対策で重要なのは「止める」、「冷やす」、「閉じ込める」です。

今回の福島第一では、「冷やす」ことができなくなったため大惨事につながりました。「冷やす」には「冷却系施設」の稼動と、そのための「電源確保」が重要です。

建屋内のディーゼル発電機が使えなくなった場合の想定として、原発の後背地、標高20m付近に予備の発電機を設置します。2012年度の早いうちに「ガスタービン発電機」などの設置を考えているとのこと。これは必要な施策です。

また補助電源として、1号機~5号機それぞれに、災害対策用の発電機を設置していました。当面はレンタル品で先々は購入配備するとのこと。先に書いたポンプを回すほどの発電量は確保できませんが、緊急的な電源として確保したものです。さらに電源がなくなったときのために、可搬ポンプで注水を行うとのことで、配備されていました。

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今回の説明は「止める」「冷やす」「閉じ込める」のうち「冷やす」が中心でした。

「止める」はこれまでのところ機能しているようなので引き続きチェックしてもらえればよいと思いますが、「閉じ込める」を想定した訓練はまだのようでした。福島の件を考えれば、万一に備えて「閉じ込める」の訓練もすべきです。

マネジメントの基本は「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」です。今回の説明は「モノ」が中心でしたが、その他の対策がわかりませんでした。質問したかったのですが、時間がなくて聞けませんでした。

「モノ」についての感想は下記のとおりです。

「防波壁」は気休めに過ぎないのではないでしょうか。どこまでやっても不安は尽きません。それよりも津波被害を受けた後の対策をキチンととることが重要な気がします。

重要なのは電源と冷却手段の確保です。私には学術的な評価はできませんが、冷却手段の二重三重のさらなる確保が必要と感じました。

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中部電力管内の原発依存度は14%とのこと。現在浜岡の4・5号機しか稼働しておらず、火力発電で需給調整を行っているようでしたが、従来の電力需要からすると原発を止めるのは困難なようです。

「計画停電を甘受すればよい」との声もありますが、今の社会経済活動を考えたときに、中長期的なビジョンが見えません。

ただし原発の新規着工にブレーキがかかることは間違いないでしょうし、将来的には代替クリーンエネルギーの開発は不可欠です。

マスコミでは「次に危ないのは浜岡原発だ」との論調も聞かれます。こうした中、浜岡原発の稼働には、相当慎重な姿勢が求められます。

3号機の再開もそうですし、1・2号機の使用済み燃料棒処理も安易にはできません。

職員は自信を持って説明していましたが、これはおそらく「そうしろ」と言われているんでしょうね。自信の中にも、謙虚さをもって、真摯に取り組んでいただきたいと思います。

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浜岡原発(4/21)

選挙戦で有権者のみなさんから聞かれた県政課題のひとつに「浜岡原発」があります。

「地震津波対策」、「静岡空港」とあわせて、早期に勉強しなきゃ・・・と思っていたところ、明日(4/22)、「民主党・ふじのくに県議団」で視察に行く、とのお話をいただき、任期前ではありますが参加することにしました。

浜岡原発には、1号機から5号機まで、5つの施設があります。(運転開始年・出力)

このうち1号機(1976年)、2号機(1978年)の2施設は、2009年1月に運転終了し、現在は稼動していません。

3号機(1987年・110万KW)は、約1年おきに義務づけられている「定期検査」でストップしています。電力不足もあり中部電力は早期の再稼動をめざしていましたが、津波対策など地元自治体の理解を得られない中、再開のメドは立っていません。

現在は、4号機(1993年・113.7万KW)、5号機(2005年・138万KW)の2機が稼動中です。

なお中電は、1・2号機の廃止に伴い、6号機の新設を計画していましたが、現在の情勢下、白紙状態となっています。

なお、日本の電力需要における原子力発電依存度は約3割となっていますが、中部電力には浜岡原発しかないため、中電の依存度は12%となっています。

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浜岡原発は新聞報道によると「M8.7の地震には耐えられる」設計になっているようですが(HPにはM8.5と書いてありましたが・・・)、新たに津波対策が求められています。

中電の対応としては、すでに実施済みの「建屋屋上への発電機の設置」や「総合訓練の実施」の他、1年後をメドとした「ディーゼル発電機の高所への設置」、また2013年度中の「高さ15mほどの防波壁を設置」などがあげられています。

これらの前提に照らしてみたとしても、「M9.0以上の地震規模、15m以上の津波にも耐えられるのか?」という素朴な疑問があります。

もはや「想定外」という言葉は免罪符にはなりません。そうした場合でも、「止める」「冷やす」「閉じ込める」という3つのステップをいかに確保するかが求められます。

4/19の総合訓練では、3-5号機の同時トラブルや夜間訓練も行ったようですが、放射能漏れ、水素爆発や地震による施設の損壊などは想定されていないようです。

非常用電源の確保、配電盤など施設水没後の作動確保、水素爆発の防止、設備損壊後の対応など、あらゆる被災を想定するとチェック項目はまだたくさんありそうです。また1・2号機にある使用済み燃料(1165本)の処理も課題です。

明日は、訓練の状況のほか、非常時における組織のしくみや指揮系統、情報公開などリスクマネジメントなどについても聞いてみたいと思っています。

視察内容はまた報告します。

★中部電力のサイト(原子力政策など)

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「バイクのふるさと」サイトオープン(4/20)

ツーリングにもってこいの季節になりましたね。

今日は、久々「バイクネタ」です。

浜松市が継続的に行っているイベントのひとつに「バイクのふるさと浜松」があります。

毎年夏、8/19(バイクの日)近くの土日で開催されており、毎年、開催にあわせて専用サイトを立ち上げていました。

浜松は日本で唯一の「バイクのふるさと」なので、通年でサイトを運営してシティプロモーションに使ったらどうか?・・・と以前提案したのですが、ツーリングシーズン到来にあわせて、サイトを立ち上げてくれました。

今は浜松市商工部が運営しているようですが、将来的にはバイクファンや市民で作るサイトになればいいな~と思います。

バイクファンのみなさん、ぜひご覧になってください。

★バイクのふるさと浜松のサイト

サイトへの意見、要望をバンバンぶつけて、みんなで「バイクのふるさと」をバックアップして、より良いサイトに育てていきましょう。私も立場は変わりましたが、引き続き「バイクのふるさと浜松」を、全国に発信していきます。

さて、私のイナズマ号ですが・・・、今年の冬は一度もエンジンをかけることができず、選挙終了後も、まだバイクに触わっていません。

週末は天気悪そうだし・・・。はやく新緑の北遠に行きたいな~。

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ふじのくにゴーゴー!キャンペーン(4/14)

静岡県では震災による観光産業への対応として、静岡県観光協会などと連携し、「がんばろう東日本!ふじのくにゴーゴー!キャンペーン」を展開しています。

“ゴーゴー”は、1泊2食付最低料金(5500円)と、元気で前向きなイメージからつけたものとのこと。

宿泊客のキャンセルなど、深刻な影響を受けている観光業界の活性化につながらないか、早速、私もPRに協力します。

なお、この企画では宿泊料金のうち、500円(子どもは300円)を震災復興支援の義援金として被災地に贈るとのこと。利用者にもご理解いただけるのではないでしょうか。

詳しくは下記のサイトをご覧ください。

★ハローナビしずおか(静岡県観光協会)

まだスタートしたばかりなので、県西部の参加施設が少ない気もしますが、徐々に増えるはず。「浜松まつり」の中止で浜松地域の宿泊者減も懸念されますが、多くの方にお越しいただきたいものです。

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はじめの一歩(4/12)

20110412_0944 久々の更新です。

公職選挙法に従い、「お礼」のごあいさつを書くことは控えさせていただきますが、19109票ものご支援をいただきましたことを励みに、“県政への決意”の達成に向け、精一杯の努力をしていくことをお約束いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

昨日は浜松市役所で「当選証書」の授与式があり、久々に市役所へ行きました。3/31で議員辞職したため、すでに登庁サインボードの名前が外されていました(ちょっとサミシイ・・・)。

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さて今日は県庁へ。今後所属する予定の「民主党・ふじのくに県議団」の議員総会に行きました。

ちなみに、私は労組活動の経緯もあり “民主系” ではありますが、“民主党員” ではありません。また正直にいって、“ふじのくに”という言葉は浜松にいるとあまり実感がないので、この会派名称にはちょっと違和感があります(まあそんなこと言ってもしかたないですが・・・)。

県議会議員の任期は4/30(土)からとのこと。ただし、この日はお休みですので、正式な登庁は5/2(月)になります。

なお、4月の議員報酬は日割りで1日分支払われるそうです(2万数千円)。「仕事もしないのに・・・」と言われそうですが、今日のような交通費は自腹で、今月中もあと数回は行くことになると思いますので、ご容赦いただきたいと思います。

また議員年金掛金も発生するとのこと(個人負担分+県負担分)。市議会議員の時よりも掛金は安く、それぞれ8万6千円ほどと伺いましたが、4月分は議員報酬よりも多いため赤字となります。県負担分の原資は税金ですので、ちょっと申し訳ないような・・・。

いずれにしても、国も市町村も議員年金を廃止しましたので、県議会議員年金だけが存続するというのは考えられませんね。早晩、廃止になるのでしょう。

県庁で浜松市南区、湖西市選出の新人とも話をしました。2人とも30代半ばでハツラツとしています。同じ新人でもこちらは少々歳をとっていますが、浜松市議会の経験を活かして、即戦力になるよう準備を進めます。

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