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浜松目線で県政を見る(5/24)

今日明日の2日間は新人議員対象の勉強会。県の各部局から所管事務のレクチャーを受けています。とはいっても限られた時間内ですから、通りいっぺんの説明しか聞けませんので、詳しくは今後個別にレクを受けたいと思っています。

今日、再認識したのは、県の財政状況は課題が多い、もっといえば「危機的だ」ということでした。

5月臨時会では、23億5900万円の補正予算を組みましたが、財源のうち17億円余は「県債管理基金繰入金」でした。

この点について「?」と思い、臨時会前にヒアリングしましたが、財源がないので「基金(貯金)」を使わざるを得ない、ということのようでした。

通常「基金」を取り崩すケースでは、一般的には「財政調整基金」という基金を充当します。しかし県の「財政調整基金」の残高はほとんどありません。そこで、苦肉の策として「県債管理基金」を取り崩したということです。

「県債管理基金」は「目的基金」ですから、用途は「公債費(借金返済)」に限定されています。

したがって(ややこしいですが)、5月補正予算では「県債管理基金」を取り崩して「公債費」に充当し、当初予算で「公債費」に充てていた一般財源(17億円余)を、他の使途に振り替えた、ということです。

財源補正には前年度の収支残(繰越金)をあてるケースが多いですが、前年度決算がまとまらないこの段階では、まだあてにできないということでしょう。

そのくらい、県の台所は火の車ってことです。

加えて驚いたのは「退職手当債」の発行。

平成19年度に100億円発行して以降、23年度予算を含めて累計で480億円を発行しています。

ちなみに下記はちょっと古い資料ですが、多くの県で「退職手当債」を発行していることがわかります。

★平成19年度の退職手当債の発行状況(大阪府のサイト・PDF)

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先ほどまで、浜松市行革審の第8回公開審議会を傍聴していました。テーマは「資産経営」、「舘山寺総合公園」。

いろいろ書きたいこともありますが、詳細には触れません。しかし、行革審委員と当局の真剣なやり取りに、市も市民も歯を食いしばって行財政改革をやっていこうという、浜松市の厳しさを感じました。

ひるがえって静岡県。借金してまで退職金を払っているなんて・・・。

他もやっているから・・・という感覚では自律的な行政経営はできません。県内の市町が発行しているかどうか、今後、調べてみようと思っていますが、もっと財政改革を進めないと、県民のみなさん(特に浜松市民のみなさん)に怒られちゃいますね。

県の財政状況は、はっきり言って、思っていた以上に悪いです。浜松市民の目線で、しっかりチェックしていきます。

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