伊豆地域視察(6/1)
日付が変わってしまいましたが、5/30-31の2日間、伊豆地域の観光、経済状況の視察に行きました。
視察調査は、熱海市(市長、観光協会)、伊東市(若手事業者)、下田市(市担当部門、観光協会)、賀茂郡(5町長)と盛りだくさん。
先日の「産業委員会」でもキビしい状況を指摘する声がありましたが、県東部の基幹産業である観光業は、震災の影響をモロに受けており、南に行けば行くほど深刻でした。
宿泊客のキャンセルはすさまじく、たとえば下田市の温泉旅館では、震災直後の10日間では90%以上がキャンセル。GW期間中はまずまず持ち直したようですが、いまだに客足は戻っていないとのこと。
総じての傾向として、若い年代層のインターネットでの宿泊予約は戻りつつあるようですが、旅行代理店を通しての利用や中高年齢層はまだ反応が悪いようです。ツアーバスも秋までは戻らないとのこと。
こんな中にあっても、なんとか活路を見出そうとする伊東周辺の若手経営者の自助努力に思わず「がんばれ!」とエールを贈りたくなりました。機会があれば泊りに行きたいものです。
また下田では、昨年から「下田HAPPYプロジェクト」なる取り組みをスタートさせ、新しい手法で観光企画を行っているとのこと。面白そうなプランもありました。
“こぼれ話”ですが、沖縄など南の海をイメージしたTVCMは下田で撮影しているものが多いそうです。
写真上は下田にある「坂本龍馬の像」。下は節電でロビーのシャンデリアを消しているホテル。
キビしい現実の中ですが、将来への夢を抱いていたいですね。
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