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6月補正予算②(新エネルギー対応)(6/22)

【6月補正予算①(震災対応)の続きです】

新エネルギー導入促進については、15億円余を見込んでいます。

◆太陽光発電(13億5300万円)

<住宅用設備導入支援事業>

住宅用太陽光発電設備の導入を考えている人には朗報です。7/13以降に工事されることをお勧めします。

住宅に設置する太陽光発電設備に対し、総額12億円の助成を実施します。補助額は1kwあたり3万円で、上限4kw12万円とし、1万件分を予算化します。国の助成制度と同時利用できます。

市町の助成制度との関係では、浜松市、静岡市など市の単独事業で補助制度を行っているところは、同時に利用できます。

一方、湖西市、磐田市など県補助を受けて市の制度を行っているところは、両方の補助は受けられませんので、確認が必要となります。いずれにしても条件の良いほうを使えばよいので、設置の際の選択肢は広がります。詳しくは下記をご覧ください。

★制度の説明(静岡県のサイト)

(浜松市だったら議会提案前にHPに載せたら「議会軽視だ!」と目をむく人がいましたが、県は寛容なんでしょうね~。“着工日”にご注意を)

<県有施設への導入>

エコパや浜松学園(障がい者支援施設)、3つの県立高校など、9ヵ所の県有施設に太陽光発電施設を設置します。

◆研究開発、他(1億5050万円)

耕作放棄地に太陽光発電設備を設置し、温室メロンハウスに電力を供給する実験を、中遠地域で実施します。隣接施設に農業用として電力供給をおこなうもので、ハウス栽培などへの展開が期待できます。なおこれは、最近話題の「耕作放棄地を利用したメガソーラー」構想ではありません。メガソーラーには送電コストや効率など課題が多く、住宅用や今回のような隣接地での活用が現実的と思います。

「小水力発電」のモデル事業として、伊東市の奥野ダムに設備を導入するための設計費を予算化します。最初、「奥泉ダム(奥大井)」と勘違いして、何でそんな送電コストのかかるところに・・・と思っていましたが、伊東市からわずか6kmほどということで安心しました。小水力発電は日本にあった特性を持っていますので、今後の事業展開が楽しみです。

産学官が連携して行う、新エネルギーを活用した新技術、新製品の研究開発に対する企業向けの事業補助を創設します。これまでの国の事業(オプトロニクスクラスターなど)は、大企業向けが主でしたが、中堅企業でも利用できそうです。

新エネルギー関連企業誘致のため首都圏で企業立地セミナーを開催。さらに新エネ・省エネ関連ビジネスの活性化のために、関連商品のビジネスマッチング展示会を開催予定です。

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①②にわけて、ざっと今回の予算案を書き出しました。執行は当然議決後になりますが、県の狙いはわかりやすいですよね。

まだまだ「震災対応」の経済対策や雇用対策が重要な時期ですが、次の時代を見すえて政策を進めていかなければいけません。

その意味で、今回の補正予算での「新エネルギー」の取り組みは、「静岡県は“新エネ”の先陣を切るゾ」というメッセージを込めたものだと思います。

原子力に象徴されるように、エネルギー政策は国策ではありますが、県の独自性や自然環境を活かしたエネルギー政策を考える時です。今後進んでくるであろう、新エネルギーをめぐる地域間競争に向けて、市町と歩調をあわせていく必要があります。

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★ところで、今夜は「夏至ライトダウン」ですね~(浜松市のサイト)

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