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Facebookによる市政情報提供(7/30)

佐賀県武雄市が、8/1から市のホームページをFacebookに移管すると発表しました。

私も最近facebookを始めましたが、ICT革命はすごいスピードで進んでいます。

「情報には“pull情報”と“push情報”がある」、「ブログはpull、FBはpushだ」とある方が教えてくれました。

市政情報も“見てもらう”pull情報から、“発信する”push情報へと転換しようということでしょうか。

武雄市の樋渡市長は、以前からユニークな情報発信(シティプロモーション)で注目していましたが、こうしたツールの達人でもあるようです。

Facebookページを見ると、市長コメントがあり、これ以上ない“情報公開”といえます。榛原郡の市町首長が訪問した記事もありました。視察の成果としてFacebookを活用されるのでしょうか…?

いずれにしても武雄市の挑戦に注目したいと思います。

★武雄市のHP

★武雄市のFacebookページ

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業務棚卸表(7/29)

昨日と今日、「行財政改革」の勉強に行きました。テーマは「総合計画」と「行政評価」と「予算」の連携についてです(同僚の湖西市選挙区の田内議員と同行)。

この点については、浜松市議会の時も研究してきましたが、市政→県政とフィールドを変える中、一度基本に戻るために受講しました。

「行財政改革」には「行政改革」と「財政改革」という2つの面があります。

これまで静岡県の行政経営については、おぼろげに「行政改革」は先駆的、「財政改革」はやるべき課題が多いと考えていました。

静岡県は平成9年度「業務棚卸表」という制度を全国に先駆けて導入しました。また石川前知事の時代から「NPM(ニュー・パブリック・マネジメント)」も先進的に進めています。

しかし・・・、「業務棚卸表」の導入からすでに10余年経過しています。社会のあらゆる面で、当時の先進事例はすでに陳腐化しており、基本は大切にしつつも変えるべきは変えていくことが必要です。

「業務棚卸表」は事業の優先順位の見極めなど、それなりに意味のあるものですが、「行政評価」としては、いささか荒っぽいのではないか…とも感じます。

決算審査に使っているとのことですが、総合計画や予算とうまくリンケージしているか、今後、検証します。

★業務棚卸表(静岡県のサイト)

★長野県茅野市の行政評価(講義で紹介されました)

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食の安全確保(7/26)

最近、更新できていません。理由はインプット過多です(行革、ICT、教育、静岡空港 etc…)。

市政に比べて県政は幅が広いです。生活密着度は市政のほうが圧倒的に高いですが、中長期的な目線で見ると広域行政ならではの課題はたくさんあります。

時間はかかるかもしれませんが、ひとつずつ整理して報告していきます。

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言い訳はこれくらいにして本題です。

昨日、「民主党・ふじのくに県議団」で川勝知事に「肉牛農家等への支援」について以下の3点を要請しました。

1)直接被害を受けた肉牛農家はもとより、風評により被害を受けるその他農家等に対しても、損害賠償の対象になるように、国に対して強く要請すること

2)直接被害を受けた肉牛農家に対して、できる限りの支援を実施すること

3)本県産牛肉の風評被害対策を講じること

ここ数日、肉牛は卸売価格の下落が激しく、畜産農家への影響は甚大です。

おいしい国産和牛は私も大好き。これからも安心して食べられるようにキッチリとした検査体制の構築が必要です。

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福島第一原発の影響で「食の安全」が脅かされる中、今日、静岡県は、農林水産物等の「放射性物質検査の計画」を作成しました。

今後2月まで、東中西の3つの地域にわけて、「出荷初期段階」の農畜水産物113種類を検査するということです。

お茶に始まり今回は肉牛が風評被害に遭いました。

今後は、先手を打って、ワサビやスイカ、アユやシラス、冬場はミカンやダイコンなど、さまざまな検査を行う予定です。

農林水産業はあまり得意ではありませんでしたが、「産業委員会」の所管部門ですので、これらについても今後は現場主義でいきます。

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Cimg6931今日の静岡新聞「政・経プラザ」に私のコメントが掲載されました。先週、県の「行革委員会」を傍聴した時に取材を受けたものです。私の想いをうまくまとめてくれています。

納税者の視点で、ライフワークとして「行財政改革」に取り組みます。

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会派の街頭活動(7/22)

Cimg6926 会派「民主党・ふじのくに県議団」で街頭県政報告を行いました。

政党や議員個人ではなく、「会派」としてやるのは珍しいのではないでしょうか。

今日の実施場所は、御殿場市、長泉町、沼津市、熱海市の4ヵ所。県東部地区の議員が企画し実施しました。

先々は西部地区でも開催したいと思い、勉強のため、長泉町と沼津市に飛び入り参加させていただきました。

各議員からの報告は、定例会での論議内容や補正予算など。加えて、地元ならではのトピックスもあり、地域の課題を教えていただきました。

東部地区では、今後、定例会閉会後に定期的に開催するとのこと。会派の広報キャラバンとして県下全域で定着させたいものです。

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Cimg6927 「右手に見えますのは・・・」ではありませんヨ。

私からは「後援会だより7月号」の内容を簡単に報告しました。

★後援会だより7月号(PDF)

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風評被害(7/20)

Cimg6912 福島県産野菜を宅配で購入しました。

送料込みで3210円なり。中味は “おまかせ”でしたが、「きゅうり、なめこ、サラダ菜、しいたけ、トマト、ジュース、etc…」新鮮な野菜などがいっぱい詰まっており、早速、夕食のおかずにおいしくいただきました。

丹精込めて作った “農芸品” が、風評でなかなか売れないようですが、生産者のみなさんのお気持ちはいかばかりか…と思います。

しかしこれは決して他人事ではありません。

今日、県内の畜産農家から放射性セシウムを含む “稲わら” が見つかりました。

宮城県から購入したもののようですが、最初に見つかった福島県産の “稲わら” に比べると放射能の数値は低いです。

牛肉の検査は今後になりますが、いずれにしても、消費者の購入マインドは、著しく低下しますよね。

過日の “県産茶葉” もそうでしたが、「食の安全・安心」を確保することは、やはり政治の役割です。

農林水産省には、従来の仕事の延長でなく、現場を踏まえた改革が必要な気がします。

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県庁の業務改善(7/19)

今日は、県議会産業委員会で、伊豆方面に視察に行く予定でしたが、台風の影響で中止。「イズシカ問屋」など面白そうな視察先があったのですが、自然には勝てません。

★イズシカ問屋

さて、タイトルの「県庁の業務改善」ですが、残念ながら静岡県のことではありません。民間企業の視点による業務改善の取り組みをスタートした鳥取県のお話です。

4年前、浜松市議会で感じたことのひとつに「机の上の乱雑さ」がありました。県庁でもこの傾向は変わりません。

民間企業でも机の上がキタナイ人はいますが、仕事の基本は「5S」です。「5S」とは「整理、整頓、清掃、清潔、しつけ」ですが、私もできるだけ机の上の整理整頓を心がけています(議会中は資料のヤマですが・・・)。

鳥取県は県のサイトでブログによる事例紹介もしています。他の自治体でも取り組んではいかがでしょうかね。

★鳥取県のカイゼン活動

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危機感を持つということ(7/16)

今日は浜松市行財政改革推進審議会を傍聴。テーマは大きく「定員適正化と総額人件費」、「本庁と区役所組織のあり方」でした。

議論内容は新聞報道などがあるでしょうから割愛しますが、率直な印象は、「審議会委員と市の職員(部長)のやりとりがかみ合っていなかった」ということです。

何なんだろう・・・と考えましたが、私なりの結論は「危機感の差」だと思います。

3.11以来、社会は大きく変わったといわれています。しかしそれを “自分のこと” としてとらえているかどうかが問題ではないでしょうか。

市の答弁はおおむね「これまでも行革審の答申・提言に沿ってしっかりやってきた」という感じでした。

確かにそれは認めます。浜松市は市民も職員も歯を食いしばって行財政改革に取り組んできました。

しかしそれは従来の延長線上の話ではありますが、将来を見すえたものではありません。

3.11以降の企業経営者の問題意識は、まったく異なります。

地震による津波、震災被害などさまざまなリスクが顕在化する中で、新たに電力危機が現実味を帯びつつあり、さらに円高が追い打ちをかけています。

加えて社会全体をみても、少子高齢化が進み、人口減少時代になっている。

さらに視野を広げればグローバル化がすさまじい勢いで進展している。

そんな中で、どう将来を描いていくのか・・・ということです。

「税収が減っている」といいながらも、地方交付税に頼り臨時財政対策債を安易に発行する行政と、「入るを持って出を制す」を日々実践している企業では、将来への危機感がまったく違います。

今日、かみ合わなかった議論は、そうした危機意識の差だと思いました。

「浜松がダメになる時は日本中一緒だ」とタカを括っている人もいるかもしれませんが、いささか甘いと言わざるを得ません。

民間企業は “一歩先” を見ています。

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しらびそ高原(7/15)

Cimg6908 暑い日が続きますね。

今日は世間的にはウィークデーで、明日から三連休という人も多いでしょうね。

私は、県議会閉会中、自動車業界も木金休みなので、今日は会社カレンダーに合わせて、お休みをいただきました。

ちょっとソコまで・・・と、久々にバイクに乗ったのですが、天気もよかったので、ついつい南アルプスまで行っちゃいました。

写真は「しらびそ峠」。

標高1833mまで来ると、気温も平地より10℃ほど下がります。

目の前には3000m級のスカイラインが広がっています。

ここにはたまに来ますが、ホントに気持ちいいツーリングスポットです(目の前にカモシカが飛び出してきたこともあります)。

涼やかな風と樹木の緑を肌で感じながら走る、クルマでは味わえないバイクならではの旅。癒されました。

明日からは(三連休ではなく)またしばらく仕事です。ガンバルぞ!

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おうちの食堂(7/14)

Cimg6896今日のランチは、天竜区熊(くんま)にある「おうちの食堂」さん。

その名のとおり、家庭料理を食べさせてくれる「農家レストラン」です。

築250年の古民家を修繕して、ここを経営しているのは、愛知県から移住された水野さん。ご夫婦ともとても気さくな方で4時間近くお話させていただきました。Cimg6879

「おうちの食堂」の名前の由来は、地名の「大地野(おおちの)」と「家庭料理」をかけているとのこと。

自家製の有機野菜をふんだんに使った手料理や五平餅など、とても食べ切れないほど盛りだくさんのメニューでおもてなしいただきました。

中でも豚の燻製は桜のスモークの香り豊かな逸品。

Cimg68841枚目の写真で、玄関前にある四角い「燻製機」で作っているとのこと。

思わずビールが飲みたくなりました。

デザートは「わらび餅」と「シフォンケーキ」。

Cimg6886サイフォンコーヒーでいただきました。

これだけ食べて1人1000円。大満足でした。

Cimg6887「おうちの食堂」さんではパンも作っています。

ライ麦パンやあんパンなど、こちらもおいしかったです。

デザートでいただいたシフォンケーキも販売しており、ビッグサイズにもかかわらず1ホール1000円とお値打ち。帰りに1つ買ってきました。

Cimg6897_2ご自宅のまわりには自然がいっぱい。

写真の軍鶏(しゃも)は放し飼い。

ヤギは3頭。ヒモを解いても近くでおとなしく草を食べていました。

Cimg6902 沢の水を溜めてある小さな池には、モリアオガエルのオタマジャクシがいっぱい。

イモリもいました。水がきれいな証(あかし)ですね。

Cimg6892 「おうちの食堂」さんは、今、静岡県の「農林漁業体験民宿(農家民宿)」第1号をめざして準備を進めています。

ご近所のお宅と2軒で協力して運営し、「くんま 遊楽亭 あそびや・たべや」という名前を考えているとのこと。

「おうちの食堂」さんが “たべや” で、ご近所さんが “あそびや” ということです。

水野さんは「手をかけられなくなった茶畑の活用」などいくつかの体験メニューを考えているご様子。

また処分されている害獣(イノシシなど)の食への活用なども検討したいとのこと。

さらに移住体験者としてもさまざまなご示唆をいただきました。

「交流人口増」や「移住定住政策」は、私が浜松市議会議員の時に取り上げたテーマです。

引き続き「中山間地域振興」に取り組みますが、今後、浜松市政の中でさらに練り上げられることを期待します。

★農家レストラン「おうちの食堂」

住所 浜松市天竜区熊1664

TEL 053-929-0168

要予約。

「くんま水車の里」からさらに東栄町方面に進んだところにあります。

看板などの目印はありません。ヤフーやグーグルマップで場所の特定は可能です。

詳しい情報を知りたい方はコメントで連絡ください。

★農家民宿について(「オーライ!ニッポン」のサイト)

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議連の活動(7/12)

今日は6月定例会最終日。補正予算をはじめ、全議案が可決成立しました。

議案についてはすでに報告済ですので触れませんが、今定例会で “おもしろい” と思ったのは「議員連盟(略称:議連)」の活動です。

今日も本会議終了後に、「富士山世界文化遺産登録推進議連」、「ボランティア推進議連」の総会が行われ、私も参加しました。

このほかにも、「カジノ誘致議連」、「文化芸術振興議連」、「日中友好議連」、「天浜線活性化促進議連」、「治山砂防事業推進議連」、「森林林業活性化議連」、「モンゴル友好議連」などたくさんの議連があり、いくつかの議連で、本会議開催中に総会を開催しました。

「モンゴル議連」は新たに結成された議連ですが、さっそく今月末、知事以下、県民訪問団とともにモンゴル訪問を予定しています。

このほかにもいくつかの議連で視察調査が計画されています。

浜松市議会では視察といえば、委員会か会派でしたが、議連の活動もなかなか面白そうです。今後、先輩議員に教わりながら勉強していきたいと思います。

さて、次回の本会議は9月定例会(9/21開会)。この間、休会となりますが、やることはいっぱいあります。

「常任委員会」では伊豆方面の産業政策視察、「会派」では重点研究課題の勉強会や県内外の視察調査も計画しています。

このほか個人的にも研修会への参加を予定しています。

夏本番、暑い日が続きますが、元気いっぱい走り回ります。

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日曜日の高速道路(7/10)

鈴鹿から浜松まで、R23~伊勢湾岸道~東名高速を走ってきました。

先月までは、日曜日の夕方だと、R23は四日市付近で、また高速は豊田ジャンクションあたりから岡崎IC付近は相当な渋滞を覚悟しなければいけなかったのですが、今日はスイスイ。「こんなにも変わるんだ…」と、ちょっと驚きでした(意外に早く帰れて助かりましたが…)。

理由は2つ。

ひとつは「高速土日1000円」の終了。もうひとつは「自動車関連産業の土日操業」でしょう。

やはり前者の影響は大きいでしょうね。これまでだったら、ちょっと足を延ばして観光地へ…と軽い気持ちで行っていた人もいたでしょうから。

政策効果(と課題)はどうだったのでしょうか。ぜひ検証結果を聞きたいものです。

また東海地方に関して言えば、後者の影響もあるのではないでしょうか。総人口比は少ないかもしれませんが、なにせ「クルマ好き」が多いですからね。

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今日鈴鹿に行ったのは、(ちょっとフライングですが)義父の初盆法要をお願いしていたからです。

還自然以感謝

「感謝をもって自然にかえる」と読みます。

昨年末急逝した義父の想いがこもった墓碑銘です。

とても気に入っています。

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後援会だより7月号(7/8)

1 後援会だより7月号を作りました。内容は6月定例会報告です。

毎月1日発行を目標にしているのですが、5月はGW、6月は視察、そして今月は議会があり、遅れての発行となっています(反省)。

補正予算案の内容などはブログに書いてありますが、代表・一般質問の話題は「後援会だより」オリジナルです。

★後援会だより7月号(PDF)

今日は私にとって記念日です。

忘れもしない昭和56年7月8日、横浜・二俣川で念願の(自動二輪)限定解除を取った日なんですよね~。ビッグバイクに乗って30年経ちました。これからも安全運転を心がけます。

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行政マネジメント(7/7)

Cimg6877 議会開会中ではありますが、審議が一段落したので研修で東京へ。

「自治体トップマネジメントセミナー」で元三重県知事の北川正恭さん、前多治見市長の西寺雅也さんのお話を聞きました。

今回のメインテーマは「総合計画のあり方」。

行政にはヤマのように計画がありますが、失礼ながらそのほとんどは「絵に描いた餅」です。ましてや「総合計画」は基本中の基本ですが、「あってもなくても同じ」という評価もあります。

加えて、「PDCAサイクル」という言葉も日常茶飯で使われていますが、実態としてほとんど機能していません。これを何とかしなくては…という趣旨のセミナーです。

4月の地方自治法改正で、市町村の総合計画基本構想の義務化が緩和されました。これは「作らなくてもよい」ということではなく、「国の関与をなくす」という地域主権の考え方によるものです。

総務大臣の片山善博さんは、鳥取県知事時代「総合計画」をやめたそうです(都道府県はそもそも義務化されていません)。マネジメント手法に王道はありません。自治体にあった仕組みを作ることが大切です。

浜松市議会時代、民間企業での経験を活かして、市のマネジメントシステムを比較研究しましたが、最終的な成果を出す前に “くら替え” となりました。

静岡県は、前知事時代、いち早くNPM(New Pablic Management)を導入しましたが、組織は徐々に陳腐化していくものです。今はまだ勉強する事ばかりでなかなか時間がないのですが、今後、県の行政システムをチェックしていこうと思っています。

なお、今日の主催団体である「日本生産性本部」のお誘いで、来月、講演をさせていただくことになりました。議員経験も短いので大した話はできませんが、自治体議員のみなさんに、“民間感覚” を感じていただければと思っています。

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それにしても国政は何なんでしょう。マネジメントのかけらも感じられません。

いいかげんにしろ!

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産業委員会②(7/6)

産業委員会2日目。昨日に続き10時30分から昼食休憩をはさんで16時頃までみっちりやりました。

昨日、自動車関連企業の土日出勤の対象人数を質しました。「県内で約10万人程度ではないか」ということでしたが、なかなかこうした数値は把握できないようですね。

ちょうど昨日の新聞に、浜松商工会議所の調査結果が出ていましたが、輸送用機器関連では91.4%(32社)、金属機械関連で58.1%(25社)、電子・光関連で20.8%(5社)ということでした。経済への影響はプラス・マイナス両方あると思いますが、全体の状況をよく見ていかねばなりませんね。

今日は県内の上水道や工業用水の耐震化と、所管している「企業局」のBCPについて質問しました。いずれも震災復旧のライフラインとして重要なインフラです。

耐震化率はトータルで26%ほど、現在のBCPでは復旧に30日かかるとのこと(最大だと思いますが…)。管の老朽化も進んでいることから、今後の更新費用は莫大になります。またBCPについては、今回の震災を受けての見直しを要望しました。

昨日おどろいたのは、県のBCPは「まだない」とのこと。“危機管理” を総合計画の最初に挙げているのに意外でした。

普及啓発に努めるのも大切ですが、今回の被災地の行政の状況を踏まえ、早急に策定すべきです。

常任委員会が終わりましたので、あとは最終日(12日)の本会議。一段落したので明日は東京でおこなわれるセミナーに行く予定です。

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産業委員会(7/6)

Cimg6875 昨日、今日は県議会常任委員会。私は担当の「産業委員会」に出席中です。

「一問一答式」の浜松市議会と異なり、委員会も「一括質問→一括答弁」なので、少々違和感があります。一方、「所管事務調査」ということで、何を聞いてもOKという楽しみもあります。

昨日は、補正予算の考え方や夏の電力需給、土日出勤の県内経済への影響など総括的な質問と、企業立地や事業継続計画(BCP)、EV・PHVタウン構想の産業分野の強化など、浜松市議会時代から課題として取り組んでいた個別テーマを取り上げました。

BCPの策定は、県内中小企業では15%ほどしかできていないとのこと。今回の補正予算で「普及啓発セミナー」をやるということでしたが、アウトプットよりもアウトカム(実質的な策定企業増)が重要です。

今日の午後までアツイ論戦が続きます。

*写真は駿府城の石垣。補修中で石を外しています。見にくいですが石には数字が書かれており、組み直す時に間違えないようにするんでしょうね。外から見るとただの石ですが、“歯” のようなカタチをしているんですね~。この内側に県庁があります。

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土日保育の現場(7/4)

最初の土日出勤となった週末、みなさんはどんな感想をお持ちですか。

今日は “受け売り記事” ですが、懸念された保育について、市議会議員さんがいろんな施設を回って感想を述べています。参考までにリンクします。

★徳光卓也さん(浜松市西区)のブログ

★平間良明さん(浜松市中区)のブログ

★楠浩幸さん(湖西市)から私の“Face book”への投稿記事(7/3)

トヨタ系の製造企業が輪番制カレンダー対応初日となりました。

湖西市では3か所の保育園を開園、併せて学童児童クラブを3か所で共稼ぎなどのご家庭の子育て支援に対応しています。

本日、午後から田内県議と市内全部の施設を回ってきました。

各施設とも予想より少ない人数(50%程度)でした。

市当局から保育園では107名の対象者(日曜保育希望者)とのことでしたが、49名のお子さんが保育園に、24名の児童が学童保育を利用しておられました。

保育士さんや、指導員さんからは特に大きな問題は無いですよとのことで、安心しました。良かった!各ご家庭で対応戴いた結果だと思います。

この難局をみんなで協力して乗り越えなくてはなりません。地域も協力できればと感じました。

利用者が予想よりも少なかったのは、“様子見”ではないでしょうか。

ウチの職場でも、「今日は初日なので午前中だけ預けて、午後は有休」という人がいました。いつもとまったく違うところでの保育なので、預けた人の反応を見てるんじゃないかな・・・。いろいろ課題もあるでしょうが、来週までに改善すべきは改善しなければいけません。

保育の他にも、スポーツ大会やイベントなどもあるので生活全般に影響します。また、消費行動にもいろんな変化が出てくるでしょうから、社会的にも大きな影響が出ます。

経済的な影響は明日の産業委員会で取り上げるつもりです。

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土日出勤(木金休み)スタート(7/1)

Cimg6874 今日から7月。今朝の静岡市役所前の温度計は29℃でした。

自動車メーカーの「木金休み→土日出勤」がスタートしました。昨日も一部のメーカーはお休みだったようですが、スズキは今日がお休み、明日あさってが出勤になります。

問題は土日出勤。従業員だけでなく社会的な影響もかなり出るんじゃないでしょうか。

詳しいデータはないのですが、労働組合の組合員数をみると、遠州地方(湖西~東遠)で自動車関係労組が約5万1千人。部品企業などで作る労組が1万9千人となっています。

もちろん対象にならない企業もありますが、労組がない企業も多いことから、やはり静岡県西部地方だけでも7万人以上が対象になるということです。

人口が約130万人ほどですから、10%とはいいませんが、1割弱の方が直接影響します。間接的にはかなりの人を巻き込むんでしょうね。

浜松市では、日曜保育の希望者が約200人、学童保育は400人ほどということです。

柔軟に対応できるよう、私もウォッチします。

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