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広域行政の役割(8/31)

市町ヒアリング最終日。湖西市、磐田市、菊川市を訪問しました。

大きな課題は昨日までの市町と同様ですが、市町固有の課題もそれぞれにあるようでした。

Dsc_0090 この写真は、菊川市のとある県道。

菊川市側は1車線ですが、島田市境から向こうは2車線になり歩道も整備されています。

浜松市の中山間地を走って愛知県に抜けると、同様の“格差”を感じることがありますが、同じ静岡県内でもこういうことがあるんですね。

かつては「土木事務所」ごとに事業を進めており、連携が取れていないこともあったとか・・・。「さすがに今はないだろう」とのことでしたが、道路整備などはまさに広域行政の役割というのを痛感します。

財政状況の厳しい折、施策の「選択と集中」は不可欠です。現場の声をどこまで届けられるか、来年度予算の策定に向けて取り組んでいきます。

明日から9月。夏休みは終わりますが、逆に私は宿題をたくさんいただきました・・・^^;

*浜松市は会派独自ではなく、市内選出の全議員を対象に説明があります(9/2)。

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市町ヒアリング2日目(8/30)

Dsc_0100 今日は久しぶりに「ウイズ蜆塚」さんへ。点字名刺を頼みに行きました。

ちょうどお昼時で「流しそうめん」を楽しんでいましたが(写真)、視覚障がい者の方も、ハシにかかる“重み”でそうめんをつかまえておいしそうに食べていました(うまいもんです)。

「ウイズ半田」の斯波千秋さん(そうめんを流している人)も来ていました。斯波さんは議員になる前からお付き合いがありますが、障がい者福祉についていろいろ教えていただいています。

9月10日13時30分から、総合産業展示館北館で「地域福祉」についてお話しされるとのこと。パネルディスカッションでは震災時の障がい者の状況報告もあるとのことでした。関心がある方はぜひどうぞ。

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さて今日は市町ヒアリング2日目。袋井市と森町を訪問しました(写真は袋井市)。

Dsc_0102 個別の事業はいろいろありますが、昨日も今日も議論の柱は「地方分権(地域主権)」、「津波対策」、「農地規制」でした。

議論の中で、河川の底砂を浚渫(しゅんせつ)して、津波避難丘(ひなんきゅう)を造るというアイディアも出されましたが、一石二鳥の事業ですね。

民間事業者が整備する津波避難施設への行政支援も議論しました。当然、従業員だけでなく地域住民も利用できるのですが、今の制度では行政の補助金はないとのこと。官民連携して安全確保に努めるべきですね。

Dsc_0103 この写真は、森町の太田川ダム(せきれい湖)の近くにある「友田家住宅」。築300年を超える歴史を持つ国指定重要文化財です。

この施設も老朽化が進み、雨漏りや耐震など改修が必要になっているとのことでしたが、必要額は5000万円以上。国が85%を補助しますが、残り15%は、県・町・所有者が5%ずつ負担するとのこと。

財政の厳しい時代ではありますが、私は子育て支援とともに、こういう後世に残すべき歴史や民俗文化は大切にしたいと思います。

昨日と今日で県と市町の関係が少し見えてきました。地方分権時代の権限・財源移譲と県の関与のあり方を考えていきます。

明日は湖西市、磐田市、菊川市に行きます。

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市町ヒアリング(8/29)

民主党代表選で野田氏が選出されました。

“金魚”と“どじょう”のたとえ話は腹に落ちました。

かつて、やすともさんの応援演説にきたときに、“ドスンパンチ”の野田という異名を聞きましたが、泥臭くてもイイですから腹に響く政治をしてもらいたいものです。

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さて今日から3日間、県西部の市町を回ります。

初日の今日は「掛川市」と「御前崎市」。初めて両市役所を訪問しました。

この活動は、会派として県政への意見や要望を聞くためですが、浜松以外のことをよく知らない私としては、非常にイイ勉強になりました。

Dsc_0094 掛川市(写真は市役所)では、市長から次のようなお話を聞きました。

①地域主権の時代、自立(自律)した自治体運営を進めていくために「自治基本条例」に取り組んでいるが、10年20年先を見すえた基礎自治体と県・国の関係。

②基礎自治体が財政健全化に取り組んでいる中での県としての支援。

③将来のための若者の雇用確保に必要となる企業誘致への支援策。

④津波対策としての太平洋岸自転車道のかさ上げ整備や防災林の充実。

⑤25年春にスタートする新病院の新しい運営形態への支援。

市長は津波対策と企業誘致に関連して、海岸部に立地している企業を訪問したそうです。移転を計画している企業はほとんどなく、その代わりに地震・津波対策への支援の声が多いとのことでした。

このほか、具体的な事業を担当部長や課長から聞きましたが、防災やインフラ整備、子育て支援や教育などハードからソフトまで、確かに必要な事業はたくさんありました。

国も県も財政が厳しい折、いかに優先順位をつけていくかが大切ですね。

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Dsc_0095_2 御前崎市では、原発の停止に伴う影響を聞きました。

今のところ雇用への影響はないようで少し安心しましたが、やはり財政への影響は深刻です。

原発関連の税収や交付金は約71億円あるそうで、市の一般会計170億円に対し、収入の4割を占めています。

固定資産税など今後も継続的に入るおカネもありますが、交付金(約21億円)などは歳入減になりますので、今後の財政運営は厳しくなります。

御前崎市は、財政力指数が高く、借金も少ない、非常にリッチな市政運営をしていましたが、これからは少し市も市民も考え方も変えていかなければいけないかもしれません。

(*平成21年度決算では、借金(一般会計+企業会計)118億円に対し、貯金(基金)97億円。財政力指数1.48となっていました。)

新たなインフラとしては「御前崎港」もありますので、この活用も積極的に進めていく必要がありそうです。

また両市から、ともに「農地の規制緩和」について切実な声が出されました。農地法などの規制が住民や事業者の活動を大きく制約しています。この規制改革は、今後の国のカタチを占う大きな意味を持っています。

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帰路、太平洋岸自転車道に寄ってみました。

Dsc_00981 写真は「潮騒橋」。菊川の河口にかかっています。

写真ではわかりにくいですが、風力発電の向こうに浜岡原発がうっすら見えました。エネルギー問題を象徴しているような風景です。

途中でもう1ヵ所寄り道。「大石農場ハム工房」さんです。

Dsc_0099 国道150線から少し入ったところにあるこのお店。

以前、通りがかりにひょっこり入ったのですが、一度でファンになりました。

何を食べてもおいしいですが、私の一押しは「ベーコン」、次に「農夫のソフトサラミ」かな。

詳しく知りたい方はこちらのサイトをどうぞ。

★大石農場ハム工房さんのHP

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ふじのくに型サービス(8/28)

今朝は浜松市行革審を傍聴。テーマは「市営住宅」と「区の削減・廃止」でした。

浜松市内に99団地、6288戸ある「市営住宅」は老朽化が進み、今後、維持管理コストがさらに負担増になってきます。

今日は統廃合や建設コストの削減など、民間経営者ならではの意見が出されました。

こうした「資産経営(ファシリティマネジメント=FM)」の考え方は県政でも重要です。県ではFMは未着手の分野なので、これから調査していきます。

「区の削減・廃止」は、途中退席したので詳しい議論は聞けませんでした。明日の朝刊で確認します。

浜松市はまじめに行革をやっています。市議の経験を活かし、この真摯な取り組み姿勢を忘れず、県政の行財政改革を進めていきます。

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Cimg5904 ところで「行財政改革」というと身構える人が多いのですが、本来の「行財政改革」はケチったり、弱者を切り捨てたりすることではありません。

これまでの考え方を切り替えて、財源を生み出し、本当に必要な事業におカネを投資できるようにすることです。

少子高齢化の中、必要な事業はたくさんあります。その中のひとつが、今日のタイトル「ふじのくに型サービス」ではないでしょうか。

今月中旬の新聞で、「ふじのくに型サービス」の県内第一号の施設が紹介されていました。記事を見た瞬間、「これは富山型デイサービスだ」と思いましたが、県では昨年から議論されていたんですね~。

私は以前から「富山型デイ」に関心を持っていました。

これまで福祉サービスは「高齢者」「障がい者」「児童」など、分野ごとにバラバラにサービス提供されていました。これをクロスオーバー的に可能にしたのが「富山型デイ」です。

富山県では平成5年に「介護施設」に「保育機能」を持たせた最初の施設が誕生しましたが、制度の壁のために非効率な施設運営になっていました。

その後、平成15年に「特区制度」を活用し、現在のようなサービス提供が可能になり、通所の介護施設で障がい者や児童の受け入れが可能となりました。

今では全国どこでも可能になったのですが、まさに「地方から国を変える」すばらしい事例のひとつです。

Cimg5902 昨年夏、浜松市議会会派「市民クラブ」で富山へ視察に行き、現場を見、話を聞き、ぜひ進めていきたいという思いを持っていました(写真)。

昨年の段階では、全国13道県で施設整備が進んでいるという話でしたが、静岡県もやっと仲間入りってことですね。

キーワードは「地域福祉」。対象者で区分する福祉サービスから、地域で支える福祉へ転換すべきという考え方です。

昨年訪問した施設では、通ってくる障がい者が、高齢者のケアや施設の修繕を行うなど、支えられる側が支える側になる(自立につながる)ような成果も出ているとのことでした。

県内でも広がっていくことを期待したいですね。

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静岡県の防災について(8/25)

Aa3 東京の労働組合関係者から「防災先進県といわれる静岡県の危機管理について聞きたい」とのリクエストをいただき、昨日、お話させていただきました。

とはいうものの県議になってまだ4ヵ月。市議の経験があるとはいえ、たいした予備知識もなかったので、これを機にいろいろ調べてみました。

「明日起こっても不思議はない」といわれた東海地震説から35年。これまでの県の地道な取り組みは、着実に地域や県民に根付いていると感じました。その一方で、今回の大震災を受けての改善点も散見されました。

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現在、県は「地震対策アクションプログラム2006」に基づき、想定死者数を半減させることを目標に「住宅や公共建築物の耐震化」、「急傾斜地対策」、「緊急輸送路の整備」などを進めています。

★地震対策アクションプログラム2006(静岡県のサイト)

県のサイトには、「平成19年8月修正版」しか載っていませんが、最新版は「平成22年6月修正版」となっています。

最新版では、これまでの取り組みを踏まえ、当初の127アクションから目標を達成したものを除外し、新たな課題として「防災無線のデジタル化」など10アクションを追加し、96アクションを実施することとしています。

また「家具類を固定している県民の割合」のように、すでに当初目標として掲げた66%をクリアしているものについては、目標数値を74%に上方修正するなど取り組みを強化しています。

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県の取り組みを振り返る中で、当たり前と思っていたことが、実は他県から見るとスゴイことだったりするんですね。

たとえば、「静岡県では、ほとんどの地域(自治会単位)で自主防災隊が組織されている」、「可搬式ポンプも多くの組織で持っている」という話をしたら、「さすが静岡。行政だけでなく県民や地域にも浸透しているんですね」との評価をいただきました。

(実際には、自主防災隊の隊員や消防団員の確保など、課題は全国共通ですよ・・・とも付け加えましたが)

確かに、自主防について調べたら、県によって相当バラつきがあるんですね(下記P174参照)。なお可搬式ポンプは基本的に市町が所管し配備していますが、県も補助金を出しています。

★自主防災組織の手引き(消防庁のサイト)

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一方、今回の震災を踏まえて、見直すべき点もあると感じました。

たとえば「広域受援計画」。

ここでは“応急対応”として必要な「救助活動・消火活動」、「医療活動」、「物資調達」、「輸送活動」の進め方を定めています。

★静岡県広域受援計画(静岡県のサイト)

国・県・市町の役割分担を明確化しており、一見キチンとしているように見えますが、今回のように、市町の行政機能が失われた場合にどうするのか?また想定外の被害があった場合に拠点やルートの確保や代替機能をどうするのか?といった課題があります。

実際には市町が実施する部分もたくさんありますが、県も「計画を立てたがあとは市町任せ」ではなく、市町の対応状況までチェックすべきと考えます。

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昨日は首都圏在住の方が多かったようで、「富士山の噴火対策」についても質問をいただきました。

まだ勉強不足でお答えできませんでしたが、「“ふじのくに”危機管理計画」の個別計画の中に「地域防災計画編・火山災害対策の巻」がありますので、公表されたら報告したいと思います。

いずれにしても、総括的に県の防災のイロハを学ぶイイ勉強になりました。今後に活かしていきます。

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最初のグラフは「国土地理院」の資料。掛川から見た御前崎の地盤沈降のグラフです。約50年前に比べて25cmほど沈下しているのがわかります。リバウンドがくるのは間違いありません。

8月30日から9月5日まで「防災週間」です。災害への備え、食料や水の備蓄のほか、災害用伝言ダイヤルの体験利用もできますので、ぜひこの機に再確認しましょう。

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エコビレッジ(8/23)

Aa2 静岡市駿河区池田にある「エコロジー団地 池田の森」を訪問しました。

日本平動物園の近くにあるこの団地。県が今後進めようとしている「家・庭(いえにわ)一体のすまいづくり」のモデルといわれています。

★家・庭一体のすまいづくり(静岡県のサイト)

特に震災後、地域コミュニティの重要性が取り上げられますが、そういう視点からも注目されているようです。

元ゴルフ練習場だったこの場所を今のカタチにしたのは土地のオーナーである漆畑さん。ドイツの「エコロジー団地」を参考に、2002年から企画をスタートし2004年に完成したとのこと。

ハイテクや太陽光発電などを使った「エコハウス」ではなく、昔ながらの暮らしの知恵を活かした環境負荷の低いまちづくりを進めています。

Aa1 13ha(13000㎡)の敷地の中心に田んぼと畑(貸し農園)を配置し、取り囲むように35戸の戸建住宅が並んでいます。

詳しい説明や写真は「池田の森」さんのサイトをご覧いただければと思いますが、フツーの住宅団地とは趣が異なります。

もちろん、フツーの住宅団地でも遊園地や道端で遊ぶ子どもたちの姿を見ることができますし、それなりの地域コミュニティを作っていますが、ここには、田植えや稲刈り、夏野菜の収穫にあわせてのBBQなど、「エコロジー団地」ならではのコミュニティがあります。

★「池田の森」さんのサイト

県の進める「家・庭一体のすまいづくり」。正直、なかなかイメージが湧かなかったのですが、実際に見てよくわかりました。今後、どんな展開になるでしょうか・・・。

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電動バイクの将来(8/21)

Dsc_0079_2昨日、ちょっとだけでしたが、メーカー3社の電動バイクに試乗しました。

電力についてはさまざまな課題も出されていますが、EVの需要はまだまだ増えてくるでしょう。

プロではありませんので感覚的ですが、試乗の印象を書きます。

◆すでに市販されている「ヤマハEC-03」は軽さが際立っています。

スペックを見ると車両重量は56kgと3車の中では最軽量でした。モーターのパワーはあまり感じませんでしたが、車体が軽いのでヒラヒラ走れます。荷物を入れる(置く)スペースはありません。

先日視察した「柏の葉キャンパスシティ」にもバイクシェアリングの足として置いてありました。学生さんのちょっとした足というイメージですね(「チョイノリ」みたい)。

★ヤマハEC-03のサイト

◆事業者向けにリース販売をスタートした「ホンダEV-neo」。

担当者が「実用車をイメージしています」といっていたとおり、ドッシリ感がありました。車両重量は106kg。サイドスタンドがあるのでさらに実用度を感じます。

★ホンダEV-neoのサイト

◆まだ市販されておらず公道走行調査中の「スズキe-Let's」。

ベースの「Let's4」のイメージどおりで違和感はありませんでした。車両重量は74kg。加速は一番じゃないでしょうか。早く市販されないかな・・・。

★スズキのニュースリリース

昨日の試乗コースは、距離が短かったので、スピードを出すことはできませんでしたが、アクセルをひねるとすぐにトルクが出ますので、スタートからの加速はガソリン車以上です。けっこう楽しいかも・・・。

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3メーカーの特徴的な違いは「充電システム」の違いです。

ヤマハはシート下から充電コードを引き出して直接コンセントに接続。

ホンダは充電器を使用(充電器の車載可)。

スズキは電動自転車と同じバッテリー着脱式(専用充電器が必要)。

ガレージに電源があれば、ヤマハさんやホンダさんの仕様が簡単でしょうが、私のようなマンション住まいだとスズキ方式がありがたいです。

今後どういうモデルが主流になるのか。しばらくは各メーカーの試行錯誤が続くでしょうね。

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バイクのふるさと2011(8/21)

Dsc_0076 昨日、行ってきました。

自動車メーカーの出勤日の影響か、お天気のせいか、あるいは駐車場のせいか、やはりちょっと来場者は少なめでした。

とはいえ、トークショーやメーカー3社のEVスクーターの試乗会など、お楽しみもいろいろ。

今日もやってますので、バイクファンはお見逃しなく。

Dsc_0077 なつかしいヨシムラGS1000もありました。

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バイクのふるさと2011(8/17)

Cimg4133 今週末の20(土)~21(日)、浜松市総合産業展示館で「バイクのふるさと2011」が開催されます。

★バイクのふるさと2011のサイト

Cimg4147 今年は自動車関係企業が出勤日だったり、四輪駐車場がなかったり、協力企業の中に「カワサキ」がなかったりと、少々これまでと異なる運営になりそうですが、年に1度のバイクファンの祭典ですので、みなさんぜひお越しください。

Cimg4141 展示車やこどものモノづくりコーナーなど例年の企画に加え、今年は3メーカーの電動スクーターに試乗できます。ホンダさんのは乗ったことがないのでトライしたいと思います。

また女性ライダーを招いてのトークショーやフォーラムも開催されます。女性ファンの拡大をめざしているのかな?

浜松市も4月から「バイクのふるさと」のサイトを立ち上げました。マンネリ化も指摘されていますが、官民あげて「バイクのふるさと浜松」をPRしたいですね。

★バイクのふるさと(浜松市のサイト)

写真は2009年のものです。ヨシムラトルネードカラーが懐かしい・・・。

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ムンド・デ・アレグリアの確かな一歩(8/16)

Dsc_0040 このブログでも時々紹介している「ムンド・デ・アレグリア学校」。その校長の松本雅美さんが、このほどペルー共和国の「コメンダドール勲章」を受章されました。

今日はペルー共和国大使をはじめ多くのみなさんがお祝いに駆けつけました。「ムンド校」の子どもたちも踊りや歌でお祝いです(写真)。

ペルー人とブラジル人の子どもたちが通うこの学校は、松本さんが2003年に立ち上げ、苦労する中でさまざまな支援のもと維持運営されています。

詳しくは下記のサイトをご覧ください。

★ムンドデアレグリア学校のサイト

私も市議会時代、「外国人のこどもも“浜松のこども”。こどもへの支援に国籍は関係ない」と考え、さまざまな課題を提起してきましたが、今でも教育の壁は結構厚いと感じています。

国をはじめ行政の支援がなかなか進まない中、浜松市では、やすとも市長が外国人児童生徒の「不就学ゼロ」の取り組みをスタートしました。

外国人集住都市としての第一歩に大きな期待をしたいものです。私もそうした取り組みを支え、引き続き多文化共生施策の充実に取り組みます。

【カテゴリー「多文化共生」の記事がしばらくありませんでした。リスタートします】

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果てぬ村のミナ(8/13)

Dsc_0032 昨日、会派の県議会議員1期生で浜松市天竜区を視察し、中山間地域の課題や振興策について調査しました。

少子化、過疎化が進む中、全国各地で学校が統廃合されています。

まちなかの廃校は、さまざまな手法で利活用されるケースがありますが、中山間地域の廃校は、地域コミュニティの核として残したいという思いはあっても、施設の大きさや維持管理の大変さなどで、現実には難しいものがあります。

今回は全部で13ヵ所を視察しましたが、そのひとつに廃校を入れました。水窪町にある「西浦小学校」。「にしうら」ではなく「にしうれ」と読みます。

「西浦小学校」は浜松市に合併する前の平成16年に閉校になりました。最後に通っていたこどもたちは12人だったそうです。

その後、地域コミュニティの場として活用してきましたが、昨年度(今年2月)、浜松市が利活用を公募し、現在、浜松市の民間事業者の方が活性化に取り組んでいます。

その民間事業者さんと昨日、現地でお話しさせていただきました。

浜松市内でライブハウス「窓枠」を経営していらっしゃる上嶋さん(同行した湖西市の田内議員は「窓枠」のファンだそうで、ずいぶん感激していました)。

Dsc_0031 これからスタートする活性化プロジェクトの核が、映画「果てぬ村のミナ」の製作です。

水窪の恵まれた自然や民俗文化をベースに、「もののけ姫」のような自然や精霊をイメージしたファンタジーアニメの“実写版”を作りたいとのことで、来年春に撮影、秋に公開をめざすということでした。

これに関連して、遠州弁をテーマにした妖精(“だら衆”)を創作、映画の中にも“気配”として登場させるようです。

Darashu 「全国の過疎地・廃校と連携を取って、活性化の輪を広げていきたい」、「“だら衆”だけでなく“ばってん衆”など全国に仲間ができないか・・・」、上嶋さんの夢は広がります。

ハードとソフトを組み合わせた活性化、そこに人の縁も加わって輪が広がっていく・・・、そんな可能性を感じさせるプロジェクトでした。下記のリンク先もお楽しみください。

★窓枠からこんにちは(ブログ)

★にしうれ小学校からこんにちは(ブログ)

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柏の葉キャンパスのまちづくり(8/10)

Dsc_0002つくばエクスプレス沿線は、今、首都圏の最後の都市開発地区とも言われています。

とりわけ「柏の葉キャンパス駅」付近は、今後注目の場所となるのではないでしょうか。

先月、三井不動産を中心とした企業グループが、この地に「スマートシティ」を造るという構想を公表しました。

エネルギーの最適化や都市緑化などのハード整備と、新たな地域コミュニティづくりを中心としたソフト施策を組み合わせて、3年後の完成をめざすというものです。

*「柏の葉キャンパスシティプロジェクト」については三井不動産のサイトをご覧ください。手続きが面倒なのでリンクしていませんが、検索すると非常に興味深い取り組みがご覧いただけます。

Dsc_0008その取り組みの根底にあるのが「柏の葉国際キャンパスタウン構想」。

昨日、「UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)」を訪問し、「公民学」の連携で進められているまちづくりのお話をうかがいました。

「公」は柏市など、「民」は前述の三井不動産など、そして「学」は東京大学、千葉大学ということです(「産学官」でもイイと思いますが・・・)。

ちなみにお話をしてくださったのは東京大学の方。壮大なコンセプトを非常にわかりやすく説明してくださいました(さすが!)。

細かい説明はここには書きませんが、未来を向いた新しいまちづくりを予感させてくれます。詳しくはUDCKのサイトをご覧ください。

★UDCKのHP

静岡でも「アーバンデザインセンター」のような組織(&場所)をつくる動きがあるようです。楽しみですね。

Dsc_0006写真は、駅前にあった「いろんな乗り物街乗りシェアリング」の“ポート(乗り場)”。

自転車のシェアリングは富山市などで見たことありますが、電気自動車や電動バイクまでシェアリングしているのは初めて見ました。こういうところにも「スマートシティ」の一端が窺えますね。

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入っ子フェスティバル(8/6)

Cimg6941 今日は例年ならば「佐鳴湖花火大会」の日だったのですが、残念ながら中止となりました(16年前も中止したそうです)。

花火にあわせて行われていた「入野地区ふるさと夏まつり」も中止になりました。

自治会をはじめ地域のさまざまな団体が連携して盆踊りや模擬店運営などをやり、老若男女多くの参加者でにぎわうイベントですが、今年は仕方ないですね・・・。

例年PTAのテントでビールを片手に花火を楽しんでいたのですが、来年にお預けです。

・・・ということもあり、今日、入野小学校PTAでは、これに代わるイベントとして「入っ子フェスティバル2011の夏」を開催しました。

会場の入野小体育館は子どもたちの熱気でいっぱい。PTAのみなさんがいろんなゲームを工夫していらっしゃいました。

花火は残念だったけど、子どもたちの夏休みの想い出の1ページになったんじゃないでしょうかね。

PTA役員のみなさん、父ボラのみなさん、暑い中おつかれさまでした。

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ふれあい親子県議会教室(8/3)

Cimg6939夏休みの恒例行事「ふれあい親子県議会教室」が開催されました。

東は伊豆の国市から西は湖西市まで、県内50数人の小学校4~6年生が参加し、県議会の仕組みや仕事などを学びました。

私も10人のこどもたちと「ふれあいトーク」を行いました。

わずか30分程度の時間でしたが、「どうして議員になろうと思ったんですか?」という素朴な質問から、「静岡空港」「遠州灘海浜公園」など政策的な質問まで、会話を楽しませていただきました。

初めてのこどもがほとんどだと思いますが、中には3年連続で参加している児童もいました。将来が楽しみですね。

写真は本会議場の様子。執行部席から見るとこんな感じなんですね~。

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静岡県の危機管理(8/1)

後援会だより8月号を作りました。

テーマは「静岡県の危機管理」です。

「県の組織」、「危機管理計画」、「防災・減災対策」、「発災対応」などをピックアップしました。

限られた紙面ですが、ご参考いただければと思います。

★後援会だより8月号(PDF)

メルマガも同じような内容です。htmlでご覧になりたい方はこちらをどうぞ。

★メルマガ8月号

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