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2011年9月 7日 (水)

スーパーコンピューター京

スーパーコンピューター京
事業仕分けで一躍有名になった理化学研究所のスーパーコンピューター「京(ケイ)」を見てきました。

1200億円を投じて獲得した「世界ナンバーワン」。今後の活用に期待がかかります。

地震や津波の予測をはじめ次世代ものづくり宇宙科学など、さまざまな用途が考えられています。

不得手な分野ですが、いい勉強になりました。

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コメント

一位じゃなければ駄目なんですか?
ですね。

官僚を袋叩きにするような絵を、恐らく多くの国民が楽しんで見ていたはずです。
あの時「当然!一位じゃなければ駄目です」と胸を張って明確に答える姿が欲しかったと今は思えます。

ものづくりはどこかに一位の魅力を持っていなければ、何より市場が受け入れるはずがなく、一位の技術力はそれ自身セールスポイントだからだと思うのです。

話題の 「京」 ですね!
私もとっても興味があります。

1番を目指しても、そう簡単には1番になれないのに、2番(の意識)で良いわけはない・・私はそう思って、あの事業仕分けを見ていました。
世界NO.1は、ニッポンの技術の誇りですね。

とーのりちゃん、ごきげんようさん、コメントありがとうございます。
視察から帰ってきて、バタバタでブログ更新もできていません。コメントへのお返事も遅れてスミマセンでした。

「京」は2位のコンピュータに対し、3倍以上のスピードを持っており、現在のスペック的には圧倒的優位に立っているようですが、すでに次世代スパコンの開発は進んでおり、もう3~4年もすれば、追い越されてしまうだろうとのこと。

技術の進歩はそれだけ早く、それに遅れてしまうと、追いつく努力は並大抵ではないということです。

日本としては7年ぶりの首位奪回ということでしたが、ナンバー1になるには、CPUやスパコン本体だけでなく、施設全体でさまざまな工夫(技術革新)がされているのがわかりました。

こうした周辺技術の革新も含めて、技術立国日本が成り立っているのだと思います。

日本の資源は「人」と「技術」です。
国のあり方そのものを目の当たりにした気がします。

ちょうど今朝の日経産業新聞に「京」を使った、新薬開発の記事がありました。
5年前のスパコンで10ヵ月かかっていた計算を「京」なら1時間でやるとのことです。

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