視察報告(9/15)
とりあえず「奈良県のクラウド共同化」と「西宮市の被災者支援システム」についてアップします。
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自治体クラウドの先進地は、京都府、佐賀県、北海道と言われていますが、取り組みやすいのは「奈良モデル」といわれています。
「奈良モデル」のネット情報は少ないのですが、次のような記事がありましたので紹介します。私の報告だけではよくわからないと思いますので、あわせてお読みいただくとよいかと思います。
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西宮市の「被災者支援システム」はあらゆる災害時に活用できるスグレモノです。
東日本大震災でも、「罹災証明書」の発行など行政手続きの遅れが被災者の不評を買った…との指摘がありました。
「被災者支援システム」は西宮市が阪神大震災の時に独自に作ったシステムを改善し、「住所氏名」など基本情報に加えて、「被災状況」、「住居情報(避難所・仮設含)」、「義援金支給」など、実際の復旧事業に必要なデータを一元管理するシステムです。
現在、全国の自治体が自由に活用できる仕組みになっています。
「罹災証明書」をはじめ、各種手続きがスピーディにできるということで、東日本大震災後、問い合わせが増えているようです。知らない人は下記サイトをぜひご覧ください。
導入に慎重な自治体もありますが、行政の役割は「住民の安全・安心、生活を守る」ことですので、基礎自治体関係者の方は、ぜひご一考いただきたいと思います。
(西宮市のURLは普通の自治体とはちょっと違うんですけど、わかりますかね?)
【写真は奈良県庁屋上からみた若草山と東大寺。今回、奈良市の滞在時間はわずか3時間でした(またゆっくり行きたいです)】
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