静岡県のIR情報(10/13)
民間企業でいえば「IR説明会」ですね(IRは「Investor Relations」の略)。
IR情報といえば、どの企業でも、株主や投資家に対し、丁寧にわかりやすく説明しています。
・・・ということで、私は、自治体を端的に理解するには、この資料が最もわかりやすいのではないかと思っています。
まだ県のサイトには公表されていませんが、県はわりと早くアップしますので、おそらく近日中に下記のサイトからご覧いただけると思います。
今日、県庁に行き資料をいただきました。
グラフは「県債残高」の推移。着実に増えているのがわかります。(グラフをクリックすると拡大します)
平成9年度末に1兆7204億円だったものが、平成22年度末には2兆6631億円、23年度末(当初予算ベース)では2兆7253億円を見込んでいます。
県の財政健全化指標は、「通常債(グラフの青い部分)」について「2兆円程度を上限」としていますので、確かにその部分は減っています。
しかし、その他の部分も、国が後年度交付税措置するというものの、国家財政そのものが逼迫している中、甘く受け取るわけにはいきません。借金は借金、子どもにツケをまわしてはいけません。
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残念ながら、「財務諸表」は平成21年度分しか載っていませんでした。22年度分は11月初旬に発表されるとのこと。
昨年度から「総務省基準モデル」で公表していますので、公表され次第、経年変化を報告します。
比較可能になったので、下記のような「川勝知事のバランスシート」を作る予定です。
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