ファシリティマネジメント
青森県庁を訪問しました。
青森県は行政のファシリティマネジメントにいち早く取り組んだ自治体です。
平成15年度、職員発案の「庁内ベンチャー」としてスタートしたこの取り組み、8年経った今もさらなる改善を続けています。
「庁内ベンチャー」は2カ年の事業でしたが、この間、施設維持管理業務の見直しにより2億6000万円のコスト削減効果を発揮、継続事業となりました。
その後、施設評価を行い、本格的に長寿命化や転用、売却など最適化に取り組んでいます。
浜松市も今年から民間事業者を活用した資産売却を始めましたが、青森県では平成20年度から行っています。
この他、職員公舎の有効活用、執務スペースの標準化、庁舎内の余裕スペースの貸付など、民間企業のようなアイデアでガンバっていました。
今後は市町村のFM支援を行うとのことでしたが、県の役割として大切な考え方ですね。
短い滞在でしたが内容の濃い調査でした。
担当の方は、今年、浜松市にも来てくれたそうです。
浜松市も静岡県もガンバって「善政競争」をしなきゃいけませんね。
(写真は青函連絡船。寒かったです)
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