« 雇用創造県民会議(12/27) | トップページ | DNAを感じて(12/30) »

「TPP交渉に関する意見書」について(12/29)

臼田さんから、県議会の「TPP交渉に関する意見書」について、コメントをいただきました。

全文を下記に掲載していますのでご覧ください(他の意見書も載っています)。

★民主党・ふじのくに県議団のサイト

読んでいただければわかりますが「NO」ではありません。ただし交渉に際し、かなり慎重な姿勢を示したものとなっています。

個人的には、食糧自給体制の構築や「国益を損なわない」という視点は重要ですが、だからといって今のままでイイわけがないと思います。20年30年先を考えた時に、成長国の経済を取りこんで日本を発展させるという長期的視点は不可欠ですので、現時点ではTPPには賛成の立場です。

ただ政府の考えがわかりにくいのは事実です。経産省と農水省が、まったく違ったシミュレーションを出していますが、こんなことでは国民の理解は得られません。ここはキッチリ説明してほしい点ですよね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

静岡県議会の意見書は「全会派一致」が原則となっています。したがって、他会派の理解が得られなければ、意見書は可決されません(今回も提出されなかった意見書があります)。

議員の中には「NO」の議員も「YES」の議員もいます。その中で、自民系・民主系をはじめ各会派の交渉で文言が固まってきます。言い方は悪いですが、その“妥協の産物”が意見書です。

ちなみに、今回可決した「自動車関係諸税のあり方に関する意見書」の起草には私も関わりましたが、当初の案文とはずいぶん文言が変わっています。しかしこれは交渉の結果であり、仕方のない話でもあります。

ファジーな表現ですが、議会の「最大公約数」として意見を述べている…、そんな位置づけでご覧いただければと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

牧野さんからのコメント「教育界の不祥事」については、まだブログでお示しできるほどの考えがまとまっていません。

議会答弁でも、教育委員会からいくつかの対策が示されましたが決して十分ではありません。一方、知事は「教育委員会改革の機は熟した」と述べており、今後、閉鎖性を指摘されている教育委員会に対し、いろんな角度でメスが入ると思います。

私も「コンプライアンス委員会」に参加する予定ですが、現場を見ながら、できるだけ早く、考えをまとめていきます。

|
|

« 雇用創造県民会議(12/27) | トップページ | DNAを感じて(12/30) »

05.産業」カテゴリの記事

コメント

ブログを拝見しました。ところで、共産党新聞「赤旗」で、TPP交渉内容が4年間秘匿される、という記事が紹介されていましたが、お読みになりましたでしょうか。tppにはラチェット規定、ISD条項といった毒素条項が含まれています。それらが、一般国民に知らされないまま、不平等条約として強引に締結され、しかもそれを知ることになるのが、交渉終了後4年経ってからだそうです。それでもTPPに賛成なさいますか?国民皆保険はじめ、食料安全基準等、諸々の日本国民を守ってきた法律が悉く、たったひと握りのアメリカ大資本企業の金儲けの為に粉砕されるんですよ?そんなTPPなぞ、一日本人として断固反対です!

投稿: marcy | 2011年12月30日 (金) 02時42分

marcyさん、コメントありがとうございます。

TPPについて、情報公開が進んでいない点については否定しませんが、私はご指摘の媒体の主張をまともに受け入れるつもりはありません。

投稿: 田口 章 | 2011年12月30日 (金) 22時29分

田口様。ご返事ありがとうございます。「赤旗」記事に問題があるとしても、私は、TPP参加による懸念を拭い去る事
が出来ません。例えば、「TPPによる関税撤廃で一時的に安価な農産物(遺伝子組み換え、危険農薬使用、BSE汚染の可能性あり。)が日本に大量に輸入され、地域で頑張って生産している農家が壊滅させられる。その結果、国内の食料自給率が極端に下がる。その途端、海外からの
輸入農産物が急騰、一部の金持ちしか満足な食料を確保出来なくなり、一般国民に飢餓の恐れが発生する。」といった事態が起こるのではないかと心配しています。
本来は日本国内での自給率100%を目指し、農業の現状を打破する為に、生産者農家と地元消費者とが協力し合って日本の農業を守ってゆく体制を構築してゆくべきと考えます。そもそも現状のデフレ下では、東日本大震災の復興をはじめ、大規模な公共事業等を優先して行って内需拡大を行い、個々人の所得を上げて、デフレ解消すべきであって、TPP等、グローバルな自由貿易を促進すべきではない。ましてや増税などもっての他、と考えています。田口様にはこういう意見のある者もいる事をお察しの上、今後の奮闘、ご活躍をお願い申し上げます。

投稿: marcy | 2011年12月31日 (土) 16時35分

marcyさん、ご丁寧なコメントありがとうございます。
先のコメントはいささかぶっきらぼうな書き方になってしまい申し訳ありませんでした。

marcyさんのようにご懸念をお持ちの方も、少なからずいらっしゃるでしょう。
県議会でも、12月定例会の「産業委員会」で、数人がTPPについて賛否両方の立場で発言しています。
県議会のサイトで議事録が公開されますので(1ヵ月くらい先になると思いますが)、議員や県当局がどんな意見を持っているかご覧いただければと思います。

私は「政治には “正解” はない」と思っています。その中で “最適解” を探すのが政治家の役割だろうと思います。

私は20年・30年先の国のカタチを考えたとき、好むと好まざるとにかかわらずグローバリゼーションは進みます。
また人口は減少し、国内市場は縮小しています。
その時に日本がどうあるべきか、一地方議員ではありますが、大局的に考えていきたいと考えています。

投稿: 田口 章 | 2012年1月 2日 (月) 16時39分

田口様。あけましておめでとうございます。ご返答ありがとうございました。今年のご活躍、ご健勝を心よりお祈り申し上げます。

投稿: marcy | 2012年1月 3日 (火) 14時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/187245/53601397

この記事へのトラックバック一覧です: 「TPP交渉に関する意見書」について(12/29):

« 雇用創造県民会議(12/27) | トップページ | DNAを感じて(12/30) »