インドネシアに描く夢
NHKのニュースでインドネシアのデモが報道されたようですね。身の危険を感じるようなことはありませんでしたが、操業を停止した企業も多く、影響は大きかったようです。私も高速道路で2時間以上足止めを食いました。
さて今日は、GIIC(グリーンランド・インターナショナル・インダストリー・シティ)、KIIC(カラワン・インターナショナル・インダストリー・シティ)を訪問しました。
これらの工業団地は、昨日訪問したMM2100よりもさらに東に位置しています。
パノラマ写真を撮ってみましたが、今は何もない見渡す限りの土地に、今後数年かけて工業団地が整備される予定です。
工業団地は日本の民間企業だけでなく、中国江西省土地開発公社も用地を取得しており、中国企業の進出もありそうです。
工業団地の面積は1300haですが、ここはそれだけでなく、県庁(写真下)を誘致し、さらに住宅分譲を進めるなど総合的なまちづくりを目指しています。トータル開発面積は3000haで、今後、バンドン工科大学大学院なども移転予定です。
午後はKIICを訪れ、静岡県から進出している地域企業4社を訪問し、中小企業の進出の現状をヒアリングさせていただきました。
ここでは30代のやる気に満ちた日本人若手社員がバリバリ仕事をしていました。また新しく工場を建設している同じく30代のゼネコン社員にも話を伺いました。
双日の若い所長もそうでしたが、彼らは単に仕事をしているだけではない…と感じました。陳腐な言葉ですが、一言でいえば“夢”でしょうね。
何もない土地、何の設備も置いていない新しい工場には“夢”がいっぱい詰まっているように感じました。
こうした “グローバル人財” を育成することが今の日本には必要です。
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