平成24年度当初予算案(2/14)
平成24年度静岡県当初予算が公表されました。
★平成24年度当初予算関係のページ(静岡県のサイト)
細かい数字は面倒だ…という方、県の考え方がわかりやすいのは“このページ(PDF)”です。
一般会計総額で1兆1306億円と、平成23年度当初予算比で△18億円(△0.2%)とほぼ横ばいですが、リーマンショック以降、国でおこなった緊急経済対策事業費を積み立てていた基金事業が23年度で一段落することから、それら基金事業を除けば約176億円(+1.6%)の増加となっています。いずれにしても「ほぼ横ばい」と言っていいでしょう。
歳出は、「総合計画」を基本としながらも喫緊の課題を考慮し、重点対策として5つの分野を取り上げています。
①雇用対策
②少子化対策
③地震・津波対策
④エネルギーの地産地消への取り組み
⑤内陸フロンティアの魅力ある地域づくり
いずれも“元気な静岡県”を創るためには大切な事業で、①②は中長期的に見ても最大の課題ですし、③は言うまでもありません。また④⑤は浜岡原発停止や新東名の開通を踏まえた県ならではの施策です。
歳入は、県税収入はH23年度並みを見込んでいます。地方交付税は国の地方財政対策に左右されますが、個人的には「あまりあてにしないほうがイイ」と思っています。自立・自律した財政運営が必要です。
県債は、「通常債残高は着実に減少」と言っていますが、“臨時財政対策債”を含めた借金は着実に増えています。行財政改革はまったく不十分です。
12月議会で質問した「退職手当債」についても聞いてみました。「減らす」というものの来年度も発行するようです(ガックリ)。こどもや孫におカネを借りているようなもんです。こんなことでイイのか・・・と思います。
これから細部を研究します。特に産業委員会分野についてはしっかりチェックします。
忙しくなるゾー・・・^^v
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