静岡県のGDP(2/20)
先日公表された静岡県の資料に「地域経済計算」というものがありました。
その中に、ちょっと古いデータですが、平成21年度の静岡県の県内総生産(GDP)がありましたのでお知らせします。
名目GDPは15兆1128億円、実質GDPは17兆3660億円となっています。
(「名目と実質」の違いはネット検索するといろんなところで説明してくれていますのでそちらをご参考ください)
平成8年以降のデータを見ると、県の名目GDPは平成18年度が最大で、17兆1810億円でした。リーマンショックの影響で2兆円あまり減ったことになります。
また20年度の名目GDPは16兆2862億円でしたので、名目経済成長率は△7.2%となります。これは国全体の△3.7%に比べて非常に大きな数字で、輸出企業のウエイトの大きい静岡県の特徴といえます。
GDP上位10市は次のとおりです。
①浜松市 2兆9489億円
②静岡市 2兆7572億円
③磐田市 1兆1104億円
④富士市 9779億円
⑤沼津市 8352億円
⑥掛川市 5761億円
⑦富士宮市 5640億円
⑧焼津市 5079億円
⑨湖西市 4840億円
⑩藤枝市 4765億円
経済成長率をみると、浜松市は△1.7%、静岡市△6.5%、磐田市は△15.3%など軒並み前年割れでプラスは裾野市だけ。それ以外の34市町はマイナス成長となっていました。
21年度以降、円高、震災、タイ洪水などなど輸出産業はさらに厳しい状況にさらされています。
県としていかに経済成長を進めていくか・・・、産業政策は県の主要な政策のひとつです。新産業創出や海外展開が急がれます。
県の詳しい統計データは下記をご覧ください。
★しずおかけんの地域経済計算(静岡県のサイト)
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