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海外進出支援事業

今日は「富士山の日」。県では式典が行われていますが、私は県外視察に行かせていただきました。

視察項目は「岡山県の海外進出支援事業」。
インドネシアの訪問先で「岡山県が積極的に支援事業をやっている」との情報を聞いたので、ネットで調べたところ、いくつか面白い事業をやっていました。

お互いに議会日程が詰まっていたため、今日しか日が取れず「富士山の日記念式典」を欠席したということです。関係者のみなさま、失礼いたしました。

最も参考になった事業は、上海、バンコク、ジャカルタなどに設置している「ビジネスサポートデスク」です。

これは民間事業者や団体に事業委託して、進出企業や進出を検討している企業へのアドバイス等を行うというものです。
利用料は原則無料。委託料も意外に安価で、利用者の評価も高いようでした。
東南アジア調査では「相談窓口」の設置を求める意見が多数ありましたが、進出企業の数からすると、静岡県でもやる価値は十分あると思います。

次に「大規模見本市」への県ブース設置。
今回の東南アジア調査では「ビジネスマッチング事業」を求める声が聞かれました。中には「静岡県主催」の開催を希望する声もありましたが、まずはこうした大規模メッセなどへの参加からやってみてはどうかと思います。

ちなみに昨年12月の「METALEX2011(バンコク)」参加企業の中には、4日間の会期中に新規の契約締結まで進んだケースもあったとか。国内だけでなくいろんなところで販路拡大支援は可能ですね。

さて書けばキリがないのですが、最後にひとつ。
印象的だったのは、岡山県は産業企画課の中に「経済国際化推進班」という専任チームを持っていることでした。
聞けば、お隣の広島県も今年度から専任の「課」を設置し、来年度予算では積極的に事業展開をするとのこと(これも調べてみなきゃ…)。

静岡県の海外進出支援は「企業立地推進課」が所管していますが、ここは本来「企業誘致」を行うセクションです。
みなさん、おかしいと思いませんか?
委員会では、組織を見直すところから提案したいと思います。

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