スピリットハウス
明日は3ヵ所の進出企業を訪問予定です。残念ながら「オオタ・テクノ・パーク」は「受け入れできない」とのことでした。まあ急に頼んでもムリですよね。気を落とさず最後まで勉強してきます。
さてタイの企業で目につくのがこの“建物”です。いろんな大きさ、色があるようですが、必ずどの企業にも玄関先に造られています。
「スピリットハウス」というそうですが、日本の「地の神様」に似ていますね。信仰心の篤いタイの国民性を感じます。
実は明日、新たに進出した企業の「スピリットハウス」の“落成式(適切な表現がわかりません…^^;)”があるとのことで、見せていただくことにしています。タイ国民の精神的なバックボーンを感じてきたいと思います。
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さて今回の調査ですが、中小企業のさまざまな進出形態を踏まえた施策や人材育成の重要性など、ちょっと頭を使わないといけない項目は、後日、政策報告をまとめる予定です。
一方、これだけは間違いないと思いますが、もう「安い人件費」だけに頼っての進出はやめた方がイイと思います。インドネシアでも書きましたが、3ヵ国ともに大幅に最低賃金がアップしていました。日本に比べて安いことに違いありませんが、プラスアルファがないとダメですね。
とりわけ新たに大きな工業団地ができているところでは、ヘッドハントも当たり前のように行われて、すでにキーパーソンの人材不足も指摘されています。このあたりも懸念材料です。
あと1日。充実した調査をしてきます。
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