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副知事3人制(3/12)

いわゆる「副知事3人制」について、今日、付託された総務委員会で採決が行われました。

起立採決の結果 5 vs 4 となり、総務委員会としては「可決すべきもの」とされました。

委員会の構成メンバーは10人で、委員長は自民改革会議ですが採決には加わりません。あとの9人は、自民改革会議4人、民主党・ふじのくに県議団3人、公明党1人、志士の会1人となっています(賛否構成は言わずもがなですよね)。

★採決前の討論では、自民改革会議から・・・

「厳しい経済環境の中、県は行財政改革を進めており、職員も削減し人件費を削減している。こうした中で副知事を増やすことは行財政改革に反する。緊急的な対応については部長職で対応すればよい」

・・・という趣旨の発言がありました。

★民主党・ふじのくに県議団は、会派会長の野澤義雄議員(浜松市北区)が・・・

「副知事3人制は、平成18年の地方自治法改正を受け、それまでいわゆる三役の一角といわれた“出納長”を廃止する代わりに認めたもので、自民党の賛成も得て条例化したもの」

「財政運営を圧迫すると言うが、当初予算の人件費は大幅に削減されており、部長級以上の職も削減することから、副知事を増やすことが財政を圧迫するとの指摘はあたらない」

「副知事職は単なる補佐でなく、専門性を持って分担している。総合計画の前倒し、地震津波対策やエネルギー対策、新東名の活用や雇用対策など緊急性が求められる施策が山積みの今、的確かつスピード感を持って対応するためにも3人体制に賛成」

「予算を認めた上で、組織体制や人事に同意しないとなれば、事業推進上、県がめざす最大の成果を求めることができなくなることを認識すべき」

・・・という趣旨で反論しました。

★また別の会派からは、副知事に登用予定の 森山氏が国土交通省の出身であることを踏まえ、「必要な公共投資がある中で、否決した時のマイナス面の責任をとれるのか?」との意見も出されました。

この発言、残念ながら、「国と地方の関係」を端的に言い表していますね。地域主権とは言うものの、今はまだ国の関与が大きいと言うことです(ちょっと悔しい…)。

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さて今日の委員会では「可決(同意)すべきもの」とされましたが、正式な採決は16日の本会議です。

16日は10:30の本会議開会後、7人の委員長から各委員会の報告があり、その後、採決の前に各会派からの討論が行われます。

ぜひ、インターネット中継などで、どの会派の主張が正当か、聞いてください。

★県議会インターネット中継

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<補足>

静岡県の副知事は、昨年末まで、岩瀬洋一郎氏(県職員出身)、大村慎一氏(総務省出身)の2人体制でした。昨年末に大村氏が総務省に帰任し、1-3月は岩瀬氏の1人体制となっています(この帰任は突然のことで、当時さまざまな憶測が飛び交いました)。

3/2の本会議で、任命権者である川勝知事は、3月末で定年退職となる大須賀淑郎氏(現・企画広報部長)と国土交通省出身の森山誠二氏(現・交通基盤部長)を、4月以降、副知事に登用することを正式に提案したものです。

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