ものづくり産業の今後(4/10)
ものづくり産業の労働組合でつくる「金属労協(IMF-JC)」の政策討論集会に参加しました。
私は本来、参加資格はありませんが、地方議員にとっても非常に興味深いテーマが取り上げられていたので、もぐり込ませてもらいました。労組役員の時以来、久々の参加でしたが、現場の声を多く聞くことができ、なかなか新鮮でした。
今年のテーマは大きく4つ。
「①ものづくりを支えるマクロ環境整備」「②環境と経済成長を両立するエネルギー・環境政策」「③ものづくり産業の国内拠点の維持・強化に向けた事業環境整備」「④ものづくり産業における良質な雇用の確立」です。
最も関心があったのは③ですが、国によるマクロ環境の整備、産業全体や個別企業の努力に加え、地方自治体の果たすべき役割も大きいと感じています。
もちろん「国内拠点の維持・強化」が第一義ですが、これに加えて、いかに海外展開を図っていくかが大切です。
成長する海外市場を取り込んで、国内の雇用と拠点を維持することについて、働くみなさんがどう考えているのか興味がありましたが、今日のディスカッションでも「海外利益を国内に還元させる仕組み」など課題提起されました。
この他、ものづくり人財の育成についても建設的な意見が出されていました。マクロ経済についても、円高是正やデフレ対策まで、金融政策や財政政策にまで議論が広がりました。
ものづくり産業を取り巻く環境は非常に厳しくなっています。それぞれの立場で、今、できることを進めていかねばなりません。
【写真は神奈川県庁。今日の会場はこの近所でした】
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