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今後の電力事情(5/7)

連休明け初日、電力の現状と今後の課題について、東京電力他を訪問調査しました。

東京電力管内では、この夏の需給については、よほどの猛暑や設備故障がない限り、安定供給できるよう努力するとのことでした。ユーザーサイドからすれば、まずは昨年夏のような混乱を回避してほしいですよね(もっとも今年は関電のほうが心配ですが…)。

ただ東電の再建スキームについてはまだ議論する必要があると思います。特に電力料金の引き上げについては、もっと説明責任を果たす必要があります。この点については、民間企業はおいそれとコストアップを価格転嫁できませんので、私はまだまだ甘いと思っています。

その一方で「エネルギーの安定供給」は、家庭用はもとより事業用については深刻な課題です。

ものづくり大国日本を支える精巧な技術にとっては、“高品質な電力”の提供があたりまえ(大前提)になっていますが、周波数や電圧の微妙な変化が製品に影響することもあります。

「電力事情による製造業の空洞化」の見解は決して過大ではありません。この点については、もっと議論を深める必要があると思います。

また静岡県では「住宅用太陽光発電の普及」や「エネルギーの地産地消」を進めていますが、これについても品質面からいくつかの課題を指摘されました(電圧変化があるようです)。

しかしこれらは何としても超えていかねばならない課題ですので、電力事業者任せにせず、行政としても課題解決に向けた努力をする必要があると思います。

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Cimg7326 写真は伊豆市にある「落合楼小水力発電所」。東京発電㈱の施設です。

上は取水口、下は発電機です。

100kwの発電能力があり、一般家庭で200世帯分の電力供給が可能です(ちなみに最近の原発は約130万kw)。

Cimg7318東京電力グループ会社の東京発電㈱は26ヵ所の小水力発電を持っているとのこと。

地産地消と安定供給の両立が求められます。

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