杭州市と武漢市(6/11)
週末は、中国茶を日本に持ち込んだ“聖一国師”が修業した「径山寺(きんざんじ)」、浜名湖と“友好湖提携”を結んだ世界遺産「西湖(せいこ)」、中国仏教の中でも最も古い歴史を持つ「霊隠寺(れいいんじ)」を訪問しました。
どなたかが「世界遺産・西湖より浜名湖の方がよほどキレイ」「スケールや水の色からしても佐鳴湖みたい」と言っていました。確かに西湖周辺は南宋時代の歴史的な町並みがあり湖畔の枝垂れ柳も風情がありますが、何となく納得してしまいました。
多少、物見遊山的ですが、観光交流も友好提携の柱のひとつでもありますので、ご了承いただきたいと思います。
街中での注目はこの写真。スクーターがいっぱい止まっていますが、すべて“電動スクーター”です。杭州市ではかなり前から市街地での電動化を進めており、ガソリンスクーターは全く見かけませんでした(径山寺あたりの田舎では見かけましたが…)。
中国からの電動スクーターが日本でも話題になります。品質的にはまだまだと言われていますが、これだけ“実証実験”されていますので、技術革新は意外に早いのではないでしょうか。
中ほどの赤い自転車は“レンタルサイクル”。富山などで行われていた“サイクルシェアリング”用の自転車です。杭州市内には多くのスタンドがあり、デポジット料金(確か3000円くらいだったと思いますが…)を払ってカード(許可証)をもらえば、1時間以内0円で利用できるようです。観光で使用する人も多いようでした。
日曜日は移動日。杭州市から飛行機で約1時間半、ホンダや日産が合弁進出している武漢市に来ました。
杭州市は面積が浜松市の10倍、1.5万平方キロ。人口も10倍、800万人と言われていましたが、武漢市も負けてはいません。面積は8500平方キロ、人口は980万人もいます。
日本とはスケールが違います。さすが中国。
ただし武漢市は、杭州市に比べると、街中の整備状況は10年以上遅れている感じです。23年前の上海を思い出しました。
しかし「沿海部の成長は徐々に緩やかになってきたが、内陸部はまだこれから」という評を実感します。
今日はこれからJETRO武漢事務所と進出企業を訪問し、夜、上海に行きます。
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