消費税と自動車取得税(7/13)
昨日、自動車整備振興会の方とお話しました。いわゆる町のクルマ屋さんの団体です。
私のサラリーマン生活のスタートは営業マンでした。町のクルマ屋さんを訪問して、クルマを売って(いただいて)いたのを昨日のことのように覚えています。その経験があり、今があります。
今の行政施策に対しいろんなご意見をいただきましたが、ホットな話題は「自動車関係諸税」の簡素化・軽減でした。
先月、6月15日の「社会保障・税一体改革」の三党合意では、「自動車取得税及び自動車重量税については・・・(一部略)・・・抜本的見直しを行うこととし、消費税率(国・地方)の8%への引き上げ時までに結論を得る」としています。
消費税の引き上げが見えてきた今、この見直しは急務です。
特に「自動車取得税」は自動車を買った時に支払う税金ですが、性格は消費税とまったく同じです。消費税を上げるのであれば「自動車取得税」のあり方はおのずから見えてくるのではないでしょうか。
一方、代替財源の確保も課題のひとつです。
地方税である「自動車取得税」は、静岡県の平成23年度決算では約58億円となっています。
なお、知らない人も多いのですが、「消費税」5%のうち、4%は国税、1%は地方税となっており、静岡県の「地方消費税」は約477億円と重要な財源になっています。
また「自動車重量税(国税)」もエコカー減税など含め軽減されてきましたが、クルマの保有に対する課税としては「自動車税(県税)」「軽自動車税(市町村税)」との二重課税になっており、本質的な見直しが必要です。
こうした複雑な税の仕組みの中、社会保障の財源を確保しつつ、国と地方で協議をしていくことになります。
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