提案型ネーミングライツ(7/21)
「ネーミングライツ」は「命名権」。3月にこんな記事を書きました。
★ネーミングライツ(3/28のブログ記事)
その後、静岡県の取り組みを調べましたが進んでいません。最大の理由は景気悪化です。全国の例を見ても、スポンサーとなる企業がなかなか無いようで、あっても契約金額が見込みどおりにいかないケースが多いとのこと。
担当者から話を聞いて、私も「今は難しいのかな・・・」と思いかけていた矢先、こんな取り組みを見つけました。
「提案型ネーミングライツ」の公募を始めたのは名古屋市。行政目線で最初からあきらめるのでなく、企業目線で価値をつけてもらおうという考え方です。
★提案型ネーミングライツスポンサーの募集(名古屋市)
民間からの提案による官民連携事業は、我孫子市の「提案型公共サービス民営化制度」が有名ですが、なるほどネーミングライツにも応用できます。
我孫子市の取り組みでは年々提案が減ってきているということですが、そこは止むを得ないでしょう。「やれるところからやっていく」という姿勢で良いと思います。
★提案型公共サービス民営化制度(我孫子市)
名古屋市の募集結果がどうなるかフタを開けてみないとわかりませんが、まだまだ民間の知恵を活かすことはできそうです。
議員になる前、「本当にそうなのか・・・。これを、何度も何度も、繰り返し考えないといけない・・・」というお話を聞きました。
議員になって5年。私も「行政目線」になりかかっていたのかもしれません。気を引き締めて行財政改革に取り組みます。
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