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論戦スタート(2/27)

21日に開会した静岡県議会2月定例会。今日から代表質問が始まりました。平成25年度当初予算や知事の政治姿勢、地震津波対策などテーマは盛りだくさんです。

興味深い答弁もありましたが、論戦の内容は今後アップしていきます。

また昨日は会派として川勝知事のマニフェスト検証結果を公表しました。自民改革会議さんも先に公表していますが、私たちは点数評価はしていません。見方は様々ですが、いずれにしても川勝知事には、県政のさらなる改善にむけてガンバっていただきたいと思います。

質問内容や検証結果は会派のホームページをご覧ください。

★民主党・ふじのくに県議団のHP

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本の学校(2/20)

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視察最終日は鳥取県米子市にあるNPO法人「本の学校」さんを訪問しました。

地場の書店 今井ブックセンターさんに併設された施設で、そのベースはドイツの「BOOK SCHULE(書籍業学校)」とのこと。

NPO法人の永井理事長は今井書店の元社長。こどもの頃からの読書習慣づくりに始まり、出版業界の人材育成や将来像などにも取り組んでいます。

「図書館と書店の共存」、「図書館の指定管理者制度」、「電子書籍との共存」など興味深いお話をいただきましたし、「読書県しずおか」の取り組みについてもさまざまなご示唆をいただきました。おまけに読書に関する静岡の地域資源情報も教えてもらいました。

「知の集積」は東京でなくても可能です。地域発の注目される取り組みです。

★「本の学校」のサイト

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水木しげるロード(2/19)

Dsc_0928視察2日目は島根県庁と鳥取県境港市を訪問。

島根県では教育委員会を訪問し「アンケートQ-U」についてお話を聞きました。「アンケートQ-U」はクラスのいじめ・不登校対策などに活用できるしくみです。

この手法は早稲田大学の河村茂雄教授が考案したもので、島根県、鳥取県、高知県では県全体で取り組まれているそうです。詳しくは河村教授のサイトをご覧いただければと思います。

いじめ対策などは学校単位でアンケートを実施するケースが多いと思いますが、統計的に傾向をつかむというのはおもしろい発想です。県内では富士市で導入しているようですが、他市町でも導入を検討してはどうでしょうかね。

午後は境港市観光協会を訪問。「水木しげるロード」の取り組みをうかがいました。境港は片田舎の小さな市ですが、観光協会のさまざまな“仕掛け(ソフト)”が観光客の増加につながっているようです。

★境港市観光協会 のサイト

民間出身の観光協会長さんの著書をさっそく読みましたが、なかなかおもしろかったです。

観光誘客に王道なし。汗を流し知恵を絞ることですね。

【写真は“ねこ娘”と“妖怪神社(鳥居が一反もめん)”】

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石見銀山(2/18)

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石見銀山を視察しました。

★石見銀山世界遺産センターのサイト

静岡県では富士山の世界文化遺産登録にむけた取り組みを進めていますが、その準備や「イコモス」からの追加情報要請への対応(石見銀山も同様のことがあったそうです)等の調査を行いました。

実は5年前、浜松市議会の時にも一度訪問しています(その時のブログ記事)。

その時、「住民協働による世界遺産登録の推進」が印象に残っていたので、その点について、今どうなっているのか聞いてみました。

驚いたことに「世界遺産登録までは非常に盛り上がっていたが、活動を維持するのは難しい」とのこと。登録後はいまひとつ盛り上がりに欠けているとのことでした。

富士山についても、登録後に真価が問われるのかもしれませんね。

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老朽化する社会資本

老朽化する社会資本
東京で行われたセミナー「老朽化する社会資本ー再生の基本戦略」に参加しました。

基調講演は東京都市大学の中村学長。
1970年代のアメリカは、今の日本と同じ状況だったとのこと。
ニューディール政策により造られた多くのインフラが一度に老朽化したものの、ベトナム戦争による財政難で更新できなかったということです。
まさに「歴史は繰り返す」ですね。

講師からは、まず「資産台帳の整備」と「電子カルテ化」、そして「組織や人材の体制整備」「検査体制」「新技術」「代替施設の検証」、最後に「財源」の話がありました。どれをとっても課題山積ですね。

さてこの問題は、道路や橋のようなインフラ施設と学校や公民館のような公共施設に分けて考える必要があります。

前者は「アセット・マネジメント」、後者は「ファシリティ・マネジメント」です。

いったん造ったインフラはなかなかヤメるわけにいきません。先日の水窪の「吊り橋」は撤去したようですが、こういうケースは稀でしょう。少ないとはいえ利用者がいる限り道路や橋を無くすというのは、なかなか難しいことです。
この場合は、長寿命化を図るとともに管理コストの低減に取り組むのが先決です。
上下水道なら、浜松市のように部門を一体化するとか、近隣の市町で共同管理するとかの工夫が求められます。

静岡県では公共施設の維持更新負担はおおよそ試算されていますが、インフラについては示されていません。
まずは現状把握が必要です。

「ファシリティ・マネジメント」については、「いかに廃止するか」を考える時にきています。同じような機能を持つ施設の統廃合、共同利用など、これまでの「あって当たり前」という考え方を改めていく必要があります。

パネリストからは「首長や議員に中長期的な視点が欠けており、何かを造ることで有権者の歓心を買うことばかりやってきた」と厳しく指摘されました。
そういうこともあったんでしょうね…。

さて今回課題として提起されたのは、「人的資源の不足」と「将来展望のなさ」でした。

前者は「技術系職員の育成」と「民間活力の導入」、「外部委託の適正化」などが指摘されました。
特に、インフラや施設の新規事業の企画に比べ、維持管理というのは地味な仕事です。
しかしこれからは、こっちの方が優先度が高いわけですから、人事制度上、モチベーションを高める仕組みも考える必要がありそうです。

「将来展望」については、これまでのやり方に加えて、地域住民を巻き込んで意思決定する仕組みが提起されました。

「あれもこれも」の時代から「あれかこれか」になり、さらには「統廃合」「縮小」まで視野に入れて取り組まねばなりません。

特に財政について、財源がないというのをいかに共有化するかが大事だと思います。適切な情報公開と合意形成が求められています。

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ハンセン病

ハンセン病
「ハンセン病」と言っても、若い人は知らないかもしれませんね。詳しくはネット検索していただければと思いますが、多くの患者さんが人権侵害を受けた病です。
今日、御殿場市にある「国立駿河療養所」を訪問しました。ここは全国に13あるハンセン病患者のための施設のひとつです。
ハンセン病はかつて不治の病と恐れられ「隔離政策」がとられました。戦後、治療薬が開発され治癒できるようになったのですが、患者さんは生命の尊厳をないがしろにされたり、後遺症が残るため限定的な生活を余儀なくされたりしました。
今日は埼玉大学の学生さんたちが研修に来ていました。メインテーマは「人権」のようでしたが、若い皆さんがこうした現実を知ることはとても意義あることと思います。
さて、私たち議員は、ちょっと違った視線でも意見交換させてもらいました。それは「療養所を将来に向けてどうしていくか」という観点です。
入所者の方や施設の方とお話させていただきましたが、医療・福祉施設としての一般開放や人権問題の象徴としての活用など、さまざまな検討がなされているようです。
多くの人に知っていただきたい現実です。

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補正予算債(2/12)

静岡県議会は、今日1日の会期で、2月臨時会を開催しました。

議案は、国の緊急経済対策に対応した補正予算です。総額は約426億円。一般会計約420億円のうち85%の約360億円が建設委員会の事業でした。

インフラ施設の老朽化対策や防災対策などが主な事業です。その必要性は否定しませんが、財政健全化からの逆行が懸念されます。

今回の公共事業の多くは、財源を国の交付金として半額、あとの半額を地方自治体で賄っています。自治体は後年度の利用者負担を考慮し、ほとんどが起債(借金)して事業を実施します。

今回の起債額は約154億円。資産も形成されますが、“おまけ”として借金も残るということです(バランスシートをイメージしないといけませんね)。

なお通常の建設債の起債充当率は75%とか90%あたりだったと思いますが(違っていたらゴメンなさい)、今回の「補正予算債」は起債充当率100%、すなわち自治体は一般財源がなくても借金で事業を実施することができます。

この「補正予算債」は後年度、交付税措置されるとのことですが、これも「臨時財政対策債」同様の心配があります。

さらに悪いことに、「補正予算債」は「臨財債」のように全額が「公債費」として、基準財政需要額に算入されるのではないとのことですので、よけい心配です。

政権交代により財政政策が大きく変化しています。今回の大型補正に加え、14日には25年度当初予算も公表されます。私は納税者、そして借金を返済する立場で、財政をチェックしていきます。

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PM2.5(2/11)

中国の大気汚染が深刻です。とりわけ微小粒子状物質(PM2.5)は日本への飛来も懸念されています。

毎年、春先には“黄砂”が見られますが、有害物質は困りものですね。静岡県や浜松市ではこれらの観測情報を公表しています。

PM2.5については県のサイトに詳しい説明があります。

★静岡県生活環境課のサイト

★浜松市常時監視速報値のページ

浜松市のサイトを見ると、今朝のPM2.5の数値は結構高かったみたいですね(基準内ではありますが…)。今年は花粉症マスク+大気汚染対策も必要でしょうか…。

Bukan01 この写真は昨年6月に訪問した中国・武漢市。朝、ホテルから見た「朝もやの長江(揚子江)を上る朝日」。

風情があるな~と悦に入っていました。

下の写真は昼頃の武漢市街地。

Bukan 朝見たのは“朝もや”ではなく“スモッグ”でした。ご覧のとおりすぐそばのビルも見えないほどの状況でした。

説明では、市街地の建設工事や工場、自動車などさまざまな要因が重なっているとのことでしたが、エネルギーの主流が石炭というのが大きいようです。

高度成長期の公害を克服した日本の環境技術の出番です。

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エンジン01(2/10)

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静岡文化芸術大学を会場に行われた「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジin浜松」に行きました。

エンジンは、Encourage Japan Intelligent Networkの略。今回の開催は、“バイクのふるさと浜松”にちなんで「エンジン鳴らすぞ」をサブタイトルにしていますが、元々の意味は違います。詳しくは下記サイトをご覧下さい。

★エンジン01文化戦略会議

★エンジン01 in 浜松 のサイト

これまでもいくつかの地方都市で開催されていますが、浜松でこうした知的好奇心をくすぐるビッグイベントはなかなかないのでは?今日の文芸大は多くの“社会人学生”で賑わっていました。

私が受講した講座は2つ(ネットで申し込んだ時にはすでに「SOLD OUT」だらけでした)。

ひとつは「政治家に告ぐ」。ジャーナリストなど4人の有識者から、今の政治家に対し「勉強が足りない」、「選挙や保身ばかり考えるな」などの苦言をいただきました。政治家のはしくれとして忸怩たる思いです。このほか、「アベノミクス」や「原子力政策」などについて議論が交わされました。

続いては「知事激突」。神奈川県の黒岩知事、新潟県の泉田知事、鳥取県の平井知事の3知事を迎え、「二元代表制」や「基礎自治体(市町村)との関係」などについて、意見交換が行われました。3県は規模の違いや政令市との関係など置かれた状況はさまざまですが、首長としての自信とプライドを感じました。なお当初川勝知事も参加予定でしたが残念ながらインフルエンザで欠席でした。

他にも聞いてみたい講座はたくさんありましたが、今回は断念。なお浜松市は、今回ほど大規模ではないようですが、来年度もこのような企画を検討すると聞いています。次回を楽しみにしたいと思います。

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公共事業の論点

公共事業の論点
名古屋で行われた「公共事業の論点と評価・検討手法」というセミナーに参加しました。

アベノミクスで公共事業の歳出圧力が高まる中、講義を受けてますます難しい課題だと感じました。

講師からは「大型事業から地域内資本循環を高める事業に」、さらに「産業基盤整備型から生活・地域社会型に」などの見解が示されました。

ユニバーサルデザイン化や地域の安全確保に努めること、地場の事業者に発注するのはもっともな話ですが、今後も大型の防災・減災事業は不可避ですし、「内陸フロンティア」のような産業基盤整備など、まだやるべきことはあると思います。
講師は「自治体が誘致した工場の閉鎖・撤退」を事例に挙げていましたが、成長戦略をどう考えるのか、手をこまねいているわけにもいきません。

「日本は公共の概念が欧米に比べて広い」との話も。この点は民間の力を活かすことを、もっともっと考えないといけませんね。

写真は名古屋テレビ塔の展望台からの風景。お昼休みに上ってみました(600円)。最大の公共事業は「まちづくり」というのを痛感します。

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MOBIO

MOBIO
MOBIO
MOBIOは「ものづくりビジネスセンター大阪」の愛称。ものづくり産業支援のワンストップサービス拠点です。
「まいど1号」などでおなじみのものづくりのまち東大阪市にあります。

過日の東京ビッグサイトの見本市で存在を聞き訪問しました。

常設展示場で中小企業の展示を行うほか、企画展も行っています。ちょうどJAXA関係のイベントをやっており、珍しい宇宙服もおいてありました。

浜松イノベーション推進機構が取り組んでいる「イノベーションアリーナ」をすでに行っています。

なかなか充実した視察でした。詳しくは後日報告します。

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2月補正予算案(国補正予算対応分)(2/1)

静岡県議会は、今年度補正予算(国補正予算対応分)を審議する“臨時議会”を2月12日に開催することになりました。

今朝行われた議会運営委員会で内容が公表されましたのでお知らせします。

政権交代後の特徴のひとつが今回の経済対策。特に公共投資の拡大です。

「国土強靭化」の号令のもと、「船に乗り遅れるな」とばかりに事業が拡大しているように感じます。

補正予算の総額は426億6300万円。

国の方針に合わせ、大きく「①復興・防災対策」「②成長による富の創出」「③暮らしの安心・地域活性化」の3つに分けられています。

①は約202億円。「インフラ施設の老朽化」や「防災減災対策」が主なものです。

②は約106億円。「競争力強化等に資するインフラ整備」、「森林整備基金」や「緊急雇用対策基金」などとなっています。

③は約117億円。「農林水産業の基盤整備」「安心こども基金」などです。

このように使途は「公共事業」と「基金積立」に分けられます。

「基金」は約77億円。来年度以降に活用されます。残りの約350億円はほとんどが「公共事業」。こちらも全て実際に事業が行われるのは来年度になります(繰越といいます)。

内容を見ている限り、2月定例会(21日開会)で先議してもよさそうなものですが、「経済対策として一日も早く」との意を受け、12日に1日だけで行うことになりました。

事業の多くは建設委員会所管事項です。国の震災復興予算の「全国防災対策費」で流用されたような事業がないかどうか、チェックしなくてはいけません。

この補正で県債も約154億円起債されます。財政健全化とのバランスが非常に懸念されます。

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