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一歩前進、議会改革(3/6)

本会議での論戦は今日でいったん終了。明日の議案調査日を挟んで、あさってから常任委員会が始まります。

今議会も他議員の質問で参考になるテーマや発見がたくさんありました。ひとつずつ吸収していきます。

さて静岡県議会は「議会運営等改善検討委員会」を設置し、議会改革を検討していましたが、昨日その検討結果が公表されましたので、ポイントをご紹介します。

◆各会派の合意を見た項目

〇本会議での「一問一答」方式、対面演壇の導入

これまでは「一括質問→一括答弁」でした。これは聞いている人にわかりにくいと不評でした。今後は「一問一答」方式が選択できるようになり、丁々発止のやりとりができるようになります。

なお一括質問や分割質問も可能で、その場合でも再質問からの一問一答が可能になります。一問一答の場合も再々質問までとなります。

持ち時間は従来どおり「代表質問45分(答弁含め概ね90分)」「一般質問25分(同50分)」。最初の質問は演壇で行い、答弁以降対面演壇で行うということです。

〇常任委員会の一問一答方式、持ち時間制の導入

本会議同様、「一括質問」でしたが、本会議同様、一問一答や分割質問ができるようになります。

再質問の回数に制限はありませんが、答弁を含めて概ね60分とする「持ち時間制」が導入されます(部局が2つある場合は、各40分程度)。もちろん案件によっては弾力的な運用を図ります。持ち時間制には会派内でも賛否ありましたが、時間を効率よく使うことも必要でしょう。

〇決算審査の常任委員会活用

今年度までは「決算特別委員会」が一括して審査を行っていましたが、各常任委員会を“分科会”とし、部局ごとの審査を行うことになりました。分科会の審査は3日間を見込んでいます。

各分科会は、当初予算への意見反映のため「分科会意見」をとりまとめ、議長経由で知事に提出することにしています。

○委員会会議録検索システムの導入

これまでなかったのが不思議なくらいですが、やっと導入されることになりました(従来はPDFファイルのみ)。過去の同趣旨の質問・答弁やこれまでの論議経過などがわかるので、調査の時間が短縮できます。

◆合意を見なかった項目

「議会基本条例の制定」、「会期(通年議会など)」、「委員会での議員間自由討議」、「反問権の導入」、「事務局体制の強化(政策立案能力の向上など)」は意見の一致を見ず、見送られました。

◆所感

「一問一答」の導入は、わかりやすい議会運営という点で評価できます。私も早速来年度の一般質問で実施したいと思っています。

一方、「決算審査における分科会意見の予算への反映」は、PDCAサイクルを回す上での議会の役割の強化という点から、真の議会改革につながると思います。施策展開表の事業シートを活用して、「事業仕分け」的な改善評価ができるようガンバリます。

いずれにしても一歩前進と受け止め、さらなる議会改革に取り組んでいきます。

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