富士山静岡空港の新たな運営方針(5/6)
好天に恵まれた浜松まつりも終わり、いよいよ明日からは日常に戻ります。製造業各社は今日から稼動というところも多いですが、気の緩みには十分ご注意ください。
さて古新聞ですが、GW前の4/25に「富士山静岡空港の新たな運営体制構築に向けた県の取組方針」が示されています。
今年度の行政改革の柱の一つでもありますので、引き続き情報をウォッチしていきます(今日は備忘録としてアップします)。
A4 1枚の取組方針は、先の「先導的空港経営検討会議」の答申を受けてのもので、「答申を最大限尊重する」としていますが、まだ細部のツメはこれからです。
「空港全体を経営する」という意識を持った官民協調による運営体制としていますが、県が関与を強めながら、これまでの「富士山静岡空港㈱」の民間経営視点をさらに強化することが、本当にできるかどうか、しっかり注目していきます。
個人的には「富士山静岡空港㈱」は当初の需要予測と実際の利用者がこれだけ乖離しながら、よくターミナルビルの経営を黒字化したものだと思います。その意味では現経営陣には敬意を表したいと思います。
再度書きますが、県が関与しながらそれを上回る経営をすることは、これまでの“お役所仕事”の延長では相当難しいと思います。今後のチェックポイントはまさにそこにあります。
富士山の世界文化遺産登録で、富士山静岡空港の世界的な付加価値は高まりました。この機に海外からの誘客に成功できるかどうか、対応を急がねばなりません。
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