マイナンバー法(6/19)
ブログ更新が滞っていましたが、知事選の期間中、溜まった政務調査に取り組んでいます。
6/5のブログで書いた「風しん」は患者数が全国で1万人を超えたとのことで、さらに国や自治体の対応が求められています。引き続き取り組んでいきます。
個別課題もいくつか取り組んでいますが、今後、地方自治体や県民(国民)のみなさんに大きな影響を与えそうなのが「マイナンバー制度」の導入です。
知事選告示前の5/24に法案が可決成立し、いよいよ平成28年1月から導入されることになりました。
★社会保障・税番号制度(内閣官房のサイト)
★社会保障・税番号制度の概要(同上)
年金、医療、福祉など社会保障制度や税制の利便性や公平性・公正性の確保が期待されています。
さらに行政の業務効率化にもつながり、地方においても「自治体クラウド」の推進など一層の行財政改革の進展が見込まれます。
これらのことから、私は従来から賛成の立場ですが、一方でセキュリティ対策などを導入までに着実に進めていく必要を感じています。
原発と同じで「セキュリティは万全」などと考えて進めていくと、思考停止になってしまいますので、「情報漏えいはありうる」ことを前提に、いかに被害対策を進めるかが重要です(罰則なども含めて)。
またさまざまなセクターで情報漏えいのリスクが出てきますので、導入時の自治体や企業への影響もキチンと把握しておく必要があります。
平成28年1月の導入まであと2年半しかありません。準備しなければならないことはたくさんあるのではないでしょうか。安心して導入できるよう、できる限りの取り組みを進めていきます。
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