富士山パワースポット巡り(9/23)
民主党・ふじのくに県議団では、現在「観光振興条例」の制定に向けて議論を進めています。
これは富士山世界文化遺産登録を機に、国内外問わず、広く静岡県をPRして、観光産業活性化につなげていこうというものです。(もちろん世界遺産登録と観光はすべてマッチするものではありません。環境保全をいかに進めるかも重要です)。
そんな中、先週、いくつかの観光関連団体を訪問させていただき、意見交換をしたのですが、その時に痛く反省したのが「現場を知らない」ということでした。
「こりゃいかん」と、さっそく現場視察に行きました。
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世界遺産センターの設置も決まり、世界遺産を訪れる国内外のビジターの玄関口になります。
観光ガイドの方々からも期待がうかがえました。
実は初めて行ったのですが、朱塗りの神殿がキレイでした。
外国人の観光客も数人見かけました。
市街地にありますのでアクセスは便利です。
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次は県道180号線を富士山に向かって10分ほど走ったところにある「山宮浅間神社」。
ここは「本宮」に対する「山宮」で、こちらの方が歴史は古いとか。
ただし、ここには神殿はありません。
入口(籠屋)から参道を歩くと「鉾立石」があります。
さらに進むと階段があり、富士山から流れてきた溶岩で一段高くなった所に「遥拝所」といわれる場所があります。
天気が良いと、ここから富士山が一望できるとのことですが、今日は雲に隠れて見ることはできませんでした。
しかし、神殿などがないことから、逆に“神聖”を感じます。富士山信仰の“アニミズム”の原点を感じます。
ボランティアガイドさんが丁寧に教えてくれました。
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かつては富士登山、富士修験の中心だったそうです。
廃仏毀釈(神仏分離)の影響で、頭のない仏像が安置されています。
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国道469号線を東に向かい、富士山こどもの国、富士サファリパークを過ぎて、裾野市の「須山浅間神社」。
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国道138号線を山中湖方面に向かい、篭坂峠に入る手前にあるのが「須走浅間神社」。
鳥居の「不二山」がイイですね。
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山梨県側にもいくつかの浅間神社がありますが、そのうちのひとつ「北口本宮冨士浅間神社」。
参道から神聖な雰囲気が漂ってました。
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朝霧高原から少し下がったところにあるのが「人穴富士講遺跡」。
写真ではよくわかりませんが、これらの風穴では修験者が修行したとのこと。「人穴浅間神社」もありました。
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構成資産群は“観光”というには、ちょっとマニアックな施設でした。著名な施設はいいですが、小さな施設は、観光客が押し寄せても困るだけですね。
また、ひとりで見てもはっきり言ってよくわかりません。いくつかの施設にはボランティアガイドさんがいましたが、とても助かります。“お・も・て・な・し”にはそうした人的サポートも必要です。
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浜松発着で約400km。日帰りのパワースポットツアーにいかがでしょうか。
快適でした。
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