決算特別委員会(10/29)
静岡県議会は今日から「決算特別委員会」がスタートしました。
初日の今日は全体会。本会議場で、会計管理者(出納局長)から決算の概要説明と、代表監査委員から決算に関する意見が示されました。
★決算資料はこちら (←まだアップされていません。近日中だとは思いますが…)
監査委員の意見の中では、「(先日ブログに書いた)個人県民税の収入率の改善」、「さらなる財政健全化の取り組み」、さらに「(一般質問で触れた)港湾特別会計の塩漬け土地の問題」などが指摘されました。
監査委員の意見はたいへん参考になります。さらに分析します。
さて明日からは本格論戦です。
議会改革の一環で、今年から、議長と監査委員を除く66人の議員により、常任委員会ごとに分かれて、「分科会」方式で開催されます。
私も「企画広報部」と「文化・観光部」関係の決算書類をチェックしています。歳入や資産も見ていると「?」と思えるものがあります。歳出では「補助金」ですかね。カイゼンの余地はまだまだありそうです。
今日は財務諸表も公表されました。
まだ十分見ることができませんが、いくつかの特徴があります。
普通会計の貸借対照表では、地価の変動を適切に反映させるため、土地の評価額を見直し、「有形固定資産」が△1792億円となっています。
純資産のうち「財源」の赤字(△)が、前年比で938億円拡大しています。私はコレを“将来の税金の先食い(=こどもへのツケ)”だと考えています(個人の意見ですが「臨時財政対策債」とほぼ連動します)。
同じく行政コスト計算書の前年比較では「減価償却費」、「公債費(借金返済)」、「補助金等移転支出」が増えています。「公債費」は増える一方です。「補助金等移転支出」は市町や団体への補助金や交付金などですが、一層の選択と集中が求められます。
詳細は後日。
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