決算分科会(10/31)
昨日、今日の2日間、決算特別委員会の「分科会」が開催されました。当初、明日までの予定でしたが、今日で全分科会の審査が終わったようです。
あとは7日の全体の特別委員会を残すだけになりました。各分科会からどのような意見が出され、来年度予算にどのように反映されるか、楽しみです。
決算審査は歳入歳出のチェックや費用対効果などの検証が中心になりますが、定例会の常任委員会で「所管事務調査」をやっていることもあり、常任委員会よりも質疑は少なめでした。
私は(細かいですが)不用品売却や使用料の増を例に、積極的な「歳入確保の取り組み」を提言したほか、税外未収金の「不能欠損」(不公平是正!)、「塩漬け基金の効率的活用」、「出資・出損金の管理」、「補助金のあり方」などについて質しました。
具体例なチェック項目を1つご紹介しますと…、
「観光施設整備事業」として約10億円を使っていたので、エリア別に資料提供を求めました(直轄事業+補助事業)。
すると、伊豆約5億円、東部2億円強、中部約5千万円、中西部約7千万円、西部527万円、その他1億円強とのこと。
過去5年のデータを調べましたが、傾向は変わりませんでした。
伊豆や富士山周辺は言うまでもなく観光が中心産業です。一方、西部は2次産業中心で、しかも県は政令市浜松にはこの補助金を出していないので、こういう配分になるのでしょうが、浜名湖を中心に西部地域にとっても観光は重要な資産です。
県は「今後、周遊型の観光誘客をめざす」としていますが、言っていることとやっていることが違うのではないでしょうか。
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企画文化観光委員会の所管事項以外にも、「ファシリティマネジメント」や「富士山静岡空港」の状況など、まだまだ調べないといけないことがたくさんあります。他の委員会分についてもおさらいする予定です。
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