浜松市沿岸域の防潮堤建設現場を視察しました。現在、遠州浜団地の南側250mと凧揚げ広場の西、浜松グランドボウルの南にかけての550mで、試験施工が行われています。
まず、松林を根こそぎ掘り起こして、液状化対策のため地盤を安定化させる作業を行っています。
また今回、強度と経済性を両立させるため“CSG”というセメントと砂を混ぜ合わせた素材を用いるのですが、その適合性検査を行うとともに、現場に混合機を設置し“CSG”を作っていました。
今後、地盤を固めたところからCSGによるコア部分を造っていき、年度内にはのべ800mの工事を終える考えとのこと。
天竜区からの土砂搬入が順調に行われるようになれば、かなりのペースで工事が進捗するのではないかとの期待を持ちました。
コメント