街頭県政報告(11/5)
「民主党・ふじのくに県議団」では、定例会が終わるたびに県内各所で県政報告会を行っています。
今日は浜松市中区・浜北区・南区と磐田市の計6ヵ所で、9月定例会報告と決算特別委員会報告を行いました。
私が報告している内容は次のとおりです(主に決算と行革についてお話しています)。
◇平成24年度の「一般会計」決算については、「歳入」が約1兆1528億円で、前年度比+30億円とほぼ前年並みとなっています。
◇基幹的収入である「県税」は、前年度比+84億円の4,063億円となっています。わずかではありますが景気に明るい兆しが見えているといえます。
なお静岡県は、平成22・23年度にわたって、個人県民税収入率全国ワースト1という不名誉な記録を持っていました。24年度は収納体制を強化して、ワースト1は脱出しましたが、それでもまだ44位と下位に低迷しています。さらなる改善が必要です。
◇24年度に発行した「県債(借金)」は、前年度比+99億円の2,051億円と増えています。
一般会計の「県債残高」は2兆6048億円。前年度比+731億円となっており、深刻な状況が続いています。なお病院や水道など全ての会計をあわせた「総県債残高」は2兆7870億円となっています。
◇財政の自由度を示す「経常収支比率」は94.2%となっています。
人件費や公債費(借金返済)、扶助費(福祉のおカネ)など義務的経費が増えており、財政の自由度がなくなっている(=硬直化)ことがわかります。
◇財政の余裕度を示す「財政力指数」は0.667と悪化しており、余裕はありません。
◇これらのことから、引き続き行財政改革が不可欠となっています。
◇行財政改革のためには、効果的、効率的な事業執行が必要ですので、「決算特別委員会」でチェックしています。
◇またこれからは「資産経営」が重要です。県の全ての事業を合わせた連結決算では、4兆8千億円余の資産を持っています。これの効率化や最適化を進めることで、経費の削減や財源捻出が可能です。
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明日の午前中は所用のため他の議員にお願いしてあります(北区~湖西市の予定)。午後13:30頃から入野の「イオン浜松西店」付近で報告を予定しています。
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