静岡空港利用者目標(3/31)
2月定例会ではこの内容について相当深い議論をしました。
私の所管委員会で注目されたのは、富士山静岡空港の利用者数85万人の目標設定でした。
議会からは「85万人は、目指すべき数値ではあるが、現計画の数値目標である70万人が未達成であることから、現状を踏まえ実現可能な数値を設定するよう下方修正すべき」、「修正にあたっては、現在の路線、便数や搭乗率から、今後の見通しを明らかに示し目標を掲げるべき」という提言を出しました。
これに対し県からは、「目標を70万人」と修正したうえで、新たに「1日平均定期便発着便数をH24年度の16便から24便とする」目標を設定することとしました。
また委員会での答弁などを踏まえ、「減便もしくは運休している路線の復便、既存定期路線の増便などにより、年間70万人を達成し、さらにその上の目標を目指す」とし、85万人という数値は示さないものの、さらなる利活用促進に取り組むとしています。
常任委員会での答弁では「国内線50万人、国際線35万人」という目標を描いていました。中韓情勢が厳しい折、タイなど東南アジア路線の拡充が求められますが、なかなかハードルは高いと思います。
来年度はターミナルビル改修など重要案件がありますので、キチッと数字で検証していきたいと思います。
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