« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »

諏訪広域連合(5/30)

Suwa 昨日の長野県庁でのレクチャーに続き、広域連合のひとつ「諏訪広域連合」を訪問しました。

長野県内に10ある広域連合はその地域や自治体規模などに応じてそれぞれ特色を持っているようです。

諏訪広域連合の構成自治体は、岡谷市(人口約5万人)、諏訪市(約5万人)、茅野市(約5.5万人)、下諏訪町(約2万人)、富士見町(約1.5万人)、原村(約0.7万人)の6市町村。全体で約20万人規模ですが、他の地域に比べて規模のバラツキが小さいのではないかと思います。

市町村単独でやるよりもスケールメリットを活かせる事業をやるという基本的な考え方のもと、「介護保険事業(認定・サービス提供・給付・管理など全般)」や「小児夜間急病センター」の運営、「消防」、「職員研修」などをやっています。

“婚活イベント”もやっているとのこと。市町村単独でもやっているそうですが、“出会い”はスケールメリットがあった方が良いのかも…。

このほか「(株)諏訪広域総合情報センター」という三セクに出資し、6市町村の情報システムの一元化を行っています(クラウドですね)。6市町村のサイト管理も行っているとのことでした。

★諏訪広域連合のサイト

昨日聞いた“課題”の実態を聞いてみました。

事務局は13人で、すべて6市町村からの派遣職員で構成され、3年くらいで交代するとのこと。企画に携わるプロパーは難しそうです。さらにどの自治体も職員が減っており、広域連合で新たな事務を行い、そのために職員を派遣するのは難しいのでは…とのことでした。

諏訪広域連合では「人事交流」もやっていると聞いていましたが、実際には自治体間の交流人事はありますが、広域連合事務局として人事交流を進めているとか、小規模自治体への支援をやっているということはありませんでした。

「意思決定に時間がかかる」点は、担当者会議から、課長級の調整、さらに首長の調整と、ステップを踏まないといけないことや、それらの会議頻度が低いことなどから、新たな事業を進めるのはやはり大変そうでした。必要に応じて事前調整はやっているとのことですが、首長の考え方によるところが大きいようです。

広域でやるメリットがある事業としては「消防」や「情報処理」などのほか、「福祉」や「観光」を挙げていました。また「観光」は民間(観光協会)がしっかりしているとのことで、行政の役割はサポートだということでした。

また「ごみ処理」は広域連合計画にも入っていますが、実際は、3自治体ずつの「一部事務組合」を2つ作ってやっているとのことでした。事務事業によって広域連携の手法もさまざまということでした。

静岡の広域連携のあり方について、今後、検討していこうと思っています。

Takahata【下の写真は高島城。諏訪市役所の隣にあります】

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

長野県の自治制度(5/29)

Zenkohji 今日は長野県庁を訪問。本当は昨年9月に行く予定だったのですが、台風の影響で行けず、8ヵ月越しの視察でした。

テーマは、①自治体組織のあり方、②広域連携、③政策形成能力アップの取組の3つ。

ボリュームが大きいので、今日は概要だけ書きます。

・・・・・・・・・・

①静岡県は知事・副知事の下に、「部-局-課-班」という組織を持っていますが、部長のほか、県理事、部長代理、部理事、局長、課長、課長補佐…など職制がわかりにくいと感じていました。

組織はシンプルな方が意思決定が早く、権限が現場に近くなると思うのですが、静岡県は逆行しているような気がしてなりません。

以前、関西学院大学大学院の石原俊彦教授から「長野県はシンプル」という話を聞いたので、状況をうかがいました。

・・・が、ちょっと驚き。昨年度まで長野県は、「部-課-係」となっていましたが、知事方針で、今年の4月から5つの部に「担当部長」を設置したとのこと。

中央リニアや県立大学、こども政策など、部門横断的な喫緊の課題への対応のため任命したようです。従来はシンプル組織の良さが出ていたとのことでしたが、評価はまだこれから…とのことでした。こうした組織変更は1年やそこらで効果が出るとも思えませんので、評価は難しいかと思います。

・・・・・・・・・・

②長野県には77市町村がありますが、全域で10の「広域連合」を構成しています。

市町村合併が一段落した後の行政のあり方として、広域連携が注目されており、先週、地方自治法の一部改正も行われました。

こうした中、広域連合を先進的に進めてきた長野県の実情を聞き、今後の静岡県の県と市町の全体最適化の参考にできればと考えています。

評価すべき点もありますが、課題もあるとのこと。広域連合だけでなく、定住自立圏やあらたな広域連携など、さまざまな手法を研究する必要があると感じました。

明日は、諏訪広域連合に行きますので、直接、現場の声を聞きたいと思ます。

・・・・・・・・・・

③長野県は昨年度からNPOや市町村職員など県職員以外も含めた政策研究をスタートしました。

北川正恭氏などをアドバイザーに招き、昨年度は33テーマ、220人、今年度は26テーマ、200人が参加して議論を戦わせているとのこと。

昨年度の33テーマのうち12項目は、今年度、実際に事業化されたということです。

これは面白い取り組みですね。今年度は民間事業者の参加も得ているようですが、人材育成と実利の両面の効果がありそうです。

いくつかの改善点もあるようですが、若い世代にさまざまな経験を積んでもらい、人材ネットワークを作ることで、今後の政策形成にも期待できます。

静岡県でも過去に「政策研究ゼミナール」ということをやっていましたが、その拡張版と言えるでしょう。

・・・・・・・・・・

私は自分の知りたいテーマについて、独りで視察に行くことが多いのですが、私ひとりのために時間を割いてご対応いただく職員さんにはホントに感謝しています。

今日も、自分の不勉強を恥じるばかりでしたが、県職員さんからホットな話題や取組状況について教えていただきました。

このほか、先日、川勝知事を含め長野、山梨、新潟の4県知事が会し、広域連携について話し合ったということで、その情報もいただいてきました。

山でつながった4県の県域を超えた新たな取り組みを予感させます。

【写真は善光寺。訪問前にお参りしました】

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

今後のMICE戦略(5/28)

10390491_650688371691607_5698058124今日は東京でダブルヘッダーでした。

午前中は今年度の政務調査研究について打ち合わせ。中身のツメはこれからですが、成果を出せるようにガンバリます。

午後は日経グローカルセミナーを聴講しました。

テーマは「中小都市のコンベンション誘致-激化する競争を勝ち抜く秘訣」

講師は(株)コングレ社長の武内 紀子氏。7月に全館オープンする、沼津の“プラサ・ヴェルデ”の指定管理者をやっていただく会社の社長です。

観光振興の過去からの流れと最近のMICE(Meeting、Incentive Travel、Convention、Exhibition/Event)の現状、さらに中小都市(地方都市)におけるMICE誘致のポイントなどについてお話をうかがいました。

国内のコンベンションは、市制記念100周年などとして全国で博覧会が行われ、大規模施設が建築された1980年代後半からスタートし、1994年の「コンベンション法」により本格的に始まったとのこと。

その後、海外誘客促進のため2003年に「ビジット・ジャパン・キャンペーン」がスタート(当時は500万人)。2008年に観光庁が設置され、2013年に初めて1000万人を突破しました。

海外からのお客様は、観光レジャー目的が550~560万人ほどとのことですが、次にMICEが170~180万人ほどとなっているようで、MICEへの注目が高まっているようです(注:この数字はパワーポイントの説明資料のグラフから私が見て判断したものです)。

観光庁は国内のMICE誘致戦略として、グローバルMICE戦略都市5市(東京都、横浜市、京都市、神戸市、福岡市)、グローバルMICE強化都市2市(大阪市、名古屋市)を指定。今後、大規模MICEの誘致に力を入れるようです。

これとは別に「国際会議観光都市」として52市を指定しています。現在はこれらの都市が競って誘致している状態です。

中小都市(地方都市)のMICE戦略としては「規模(小規模)、日程(滞在型)、海外誘客(海外からのお客様は大都市にこだわらない様子)」などで、大都市MICEとの差別化を図ることが重要と指摘。

大学など学術研究機関を活かした学会の開催や、土地の魅力を活かしたアフターコンベンション(観光や産業・企業ツアーなど)を組み合わせることで滞在型の魅力を出せるとしています。さらに自治体からの財政支援も重要なファクターになるといいます。

静岡県においても、富士山などの地域資源や企業が有する「ものづくり技術、光・電子産業の最新技術」、さらに理工系大学や研究機関、がんセンターなど地域資産を活かしたコンベンション誘致に期待が持てそうです。

さらに観光産業をはじめ、地域が一体となった取り組み(=おもてなし)をすることも大切な要素のようですね。なんとなく静岡県の潜在能力の高さを感じました。

★MICEの開催・誘致の推進(観光庁のサイト)

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

民間人材の登用(5/27)

最近、FBを発信していませんが、皆さんからいただくいろんな情報を楽しみにしています。そんな中で、身近なことにもかかわらず知らなかった情報をひとついただきました。

お隣の愛知県に副知事が4人いるということは、過日のブログで書きましたが、そのうちの一人がトヨタ自動車(株)の出身とのこと。

私もこれまで、民間人材を活用した行財政改革や産業政策の推進について、当局と話し合ったことはありますが、副知事とは驚きました。

静岡県でも民間出身の方に「CIO補佐官」をお願いしていますが、アドバイザーにとどまらず、ナンバー2への起用というのはなかなかスゴイことだと思います。

民間人材の活用事例では、最近、大阪市の校長での不祥事など、芳しい話ばかりではありませんが、愛知県の今後の取り組みに注目したいと思います。

起用に関しての詳細は、下記のサイトの「臨時知事記者会見(録画配信)」→2月26日で見ることができます。

★愛知県知事記者会見(愛知県のサイト)

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

なせばなる(5/26)

Cimg8864 写真には・・・

「奈世はなる 奈さ年者ならぬ 何事も なら怒盤人乃 なさぬ成気利」

・・・と書いてあります。

今風に書けば「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」となります。

これは上杉鷹山公の有名な言葉です。

鷹山公は江戸時代中期に米沢藩(今の山形県南部)第9代藩主となりました。財政逼迫のおり幾多の藩政改革を進め、財政健全化や殖産興業の礎を築いたと言われています。

アメリカのケネディ大統領から称されたことからもわかるとおり、世界に通じる行財政改革の“祖”のひとりと言ってよいでしょう。

私もかつて本を読みましたが、尊敬する政治家の一人です。

鷹山公は次のような言葉も残しています。

Cimg8865

一.国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして 我私すべき物にはこれ無く候

一.人民は国家に属したる人民にして 我私すべき物にはこれ無く候

一.国家人民の為に立たる君にて 君の為に立たる国家人民にはこれ無く候

これは「伝国の辞」といわれるもので、家督相続にあたり、藩主としての心構えを子孫に伝えたものです。

政治家は、今一度、胸に刻むべき言葉です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

基礎自治体のあり方(5/23)

報道によりますと、昨年6月の第30次地方制度調査会答申を受けた地方自治法改正案が議決されたようですね。

★第30次地制調答申

★地方自治法の一部を改正する法律案(参議院のサイト)

答申は、主に「大都市制度の見直し」と「基礎自治体(市町村)のあり方」について触れられていました。

個人的には、この「大都市制度の見直し」は中途半端だと感じています。

一方、答申の「基礎自治体の行政サービス提供体制」、法案の「新たな広域連合の制度の創設」は、人口減少社会の今後の地方自治のあり方を示唆しています。

また必要に応じて、県による補完機能を持たせることも現実的な方向性だと思います。

地方分権(地域主権)が進む中、できるだけ“補完性・近接性の原則”に沿った権限移譲を進めるべきです。

その一方で、基礎自治体の受け皿として、権限移譲にあった“財源”と“人材”のあり方を考えないといけません。

来週、“広域連合”を推進している長野県に行きます。さまざまな事例を検証しながら“よりよい静岡県”を探っていきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

弱味は危機意識の低さ

東京ビッグサイトで行われている「自治体総合フェア」に行きました(23まで開催)。

最近、重点的に調査している「自治体クラウド」「マイナンバー」や、ICTを使ったさまざまな住民サービスのほか、各地の企業誘致活動などの最新情報を聞いてきました。

ICTを使った健康サービスのブースでは「田口さんですよね。元スズキ社員です」なんて出会いも。世間は狭いですね。

それはともかく…
マイナンバーのセミナーでは千葉市の取り組みを聞きましたが、昨年度から工程表を作って進捗管理しています。
すでにプッシュ型サービスも検討を始めています。
回りの進み具合を担当部門は把握しているのかなぁ…。
県内でどこまで進んでいるのかとても不安になりました。

以前、このブログでも紹介したふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を運営している「(株)トラストバンク」さんのブースでは、資金調達に悩む地方の自治体の真剣な姿をうかがいました。
県内の町でも、このサイトを活用する動きがあるようです。
ふるさと納税は市町村が中心ですが、県のなかにも積極活用を検討するところが出てきているようです。
小さな自治体は真剣に考えています。静岡県も小さな自治体に学ぶことがありそうです。

企業立地を推進する「日本立地センター」では厳しい指摘をいただきました。
「静岡県は内陸フロンティアを進めている割には土地がありませんね」。
これが一般的な評価ということです。新東名開通というチャンスがあったにもかかわらず、後手後手に回っている現状をまわりはちゃんと見ています。
外からの目線を大切にしないと、自らの姿を見誤ってしまいます。

半日足らずの短い滞在でしたが、有意義なお話をたくさんいただきました。
人口流出もそうですが、自治体間競争はますます厳しくなってきます。
静岡県はこれまで恵まれ過ぎていたのかもしれません。危機意識が足りないと感じました。
なりふりかまわず、イイものはどんどん取り入れていくべきですし、耳の痛い話も襟を正して聞くべきです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

未来は変えられる(5/20)

静岡県の課題のひとつ「人口減少問題」。防災や産業再生なども大きな課題ですが、「人口減少」は最大の社会問題になりつつあります。

今月に入り、今後の「人口減少社会」のありようを問う提言が相次いで出されました。

ともに読み応えのある内容ですので、ぜひリンク先をご覧ください。

・・・・・・・・・・・・

まずは5/8に公表された日本創成会議・人口減少問題分科会の「ストップ少子化・地方元気戦略」です。

★日本創成会議のサイト

人口減少を楽観的に考えてはいけませんが悲観しすぎるのも無益。正確かつ冷静に現状を認識する必要があると指摘しています。提言の3本柱を「ストップ少子化戦略」、「地方元気戦略」、「女性・人材活躍戦略」とし、今後20年程度を視野に置いたプランの設計を提案しています。

全く同感です。私は常に20年30年先をイメージしています(だから「行財政改革」なんです)。

・・・・・・・・・・・・

続いては、5/15公表の内閣府の経済財政諮問会議の専門調査会である「選択する未来」委員会の「中間整理」。

★「選択する未来」委員会

「人口急減・超高齢社会を超えて、日本発成長・発展モデルを構築」とのサブタイトルがついたこの提言。「50年後も1億人を維持」とのマスコミ報道がありましたが、「未来は変えられる」との強いメッセージを発信しています。最終報告は今年度内に出される予定です。

両方の提言に関わっているのが増田寛也 元総務大臣(元岩手県知事)。先日、県の「行政経営研究会」でも講演してくださいましたが、現実を見すえて、将来に備える必要があります。

★行政経営研究会(H26.4.24のブログ)

★国土のグランドデザイン(H26.4.25のブログ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

ソフトボールでリフレッシュ(5/18)

S1 14003991746251400399290188今日は久々にスーツを着ない一日でした。

バイクにでも乗ろうかな~と思っていたのですが、「メンバーが足りないかも・・・」とのお誘いをいただいたので、入野地区体育協会主催の「スローピッチ ソフトボール大会」に参加しました。

元々、野球は好きなのですが、県議会議員になって一度もボールに触れていませんでしたので、4-5年ぶりにイイ汗をかきました。

“スローピッチ(やまなりボール)”っていうのは初めてだったのですが、逆に打ちにくいですね。

最初のうちは身体が突っ込んでしまってタイミングが合いませんでした。パワーでは若い皆さんに勝てないので、ミートバッティングで楽しませいただきました。

守備は外野をやりましたが、(なさけないですが)フライを追っても、あと一歩届かないんですよね~。歳を感じてしまいました。

7チームによるトーナメント戦で、私たちのチームは見事優勝をゲット。打線大爆発で、1試合目34点、2試合目17点(?)、決勝戦9点と打ち勝ちました。

思う存分リフレッシュさせていただきましたが、あす、あさっての筋肉痛が心配です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

ICTを使った議会改革(5/16)

Ict 「今、あなたが“気づいていないこと”は何ですか?」

こう聞かれたら、あなたは何と答えますか?

→ 知っていること以外は気づいていない(=知らない)ってことですね。

膨大な情報がある中で、私たちは自分の興味のある情報、都合の良い情報しか選択していません。

みなさんが読んでくださっているこのブログも、ほとんどの県民の方には、“気づかれていない(=知られていない)”、これが現実です(残念ですが…)。

「いかに気づいてもらうか」、これを進めていかないといけません。

・・・・・・・・・・・・・・・・

今日「ICTの活用による議会改革・議員活動のポイント」というセミナーに参加しました。

講師は、東海大学政治経済学部の小林隆教授。

海外の事例紹介なども含め、いかに議会・議員活動に気づいてもらうか。そういう観点から議会改革のヒントをいただきました。

「ホワイトハウス」や「イギリス首相官邸(Number10)」のサイトや、「オバマ大統領」のフェイスブック、「キャメロン首相」のフリッカーなど、実際の政治家の情報発信、日本の自治体議会のサイトなども参考に、良い点、悪い点を指摘してもらいました。

独自に「ドメイン」を取得している議会もあるんですね。知りませんでした。

★東京都議会

★北海道議会

★千代田区議会

「静岡県議会」のサイトは県のドメインを使っています。

確かにこれでは、県民の皆さんからは、知事部局の一部のような位置づけと受け止められますね。改善の余地ありです。

★静岡県議会

動画をうまく使ってタイムリーな情報発信をしている議会もあります。本会議は当然ですが全員協議会や議会運営委員会も公開しています。

★鳥羽市議会

「議会は執行部に負けないよう、政策形成に住民意見を反映すべき」とも。

広報だけでなく広聴活動についても、短時間に多くの声を聴くにはICTの活用も重要ですね(基本はあくまで Face to Face ですが)。

自分の facebook やブログ、HPなどをうまく使わなきゃ…と痛感しました。

このほか「複雑ネットワーク」という言葉も教わりました。一見難しそうですが案外面白いです。今の人口流出(一極集中)もこれで説明できます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

議会人事と副知事3人制を議決(5/15)

集団的自衛権の憲法解釈やベトナムでの暴動など大きなニュースが相次いだ今日1日。静岡県議会では臨時会が開催され「議会人事」と「副知事選任」を議決しました。

★議会人事

正副議長の辞任にともなう選挙の結果は次のとおりです。

◆議長

○多家一彦(自民改革会議) 65票

              無効  3票

◆副議長

○伊藤育子(自民改革会議) 39票

 岡本護(ふじのくに県議団) 24票

 蓮池章平(公明党県議団)  5票

ふじのくに県議団は、「議長は第1会派、副議長は第2会派から選出すべき」と考え、議長選挙は自民改革会議の議長候補者に、副議長はわが会派の候補者に投じました。

結果的に副議長選挙では会派20人+4票を得ましたが、圧倒的多数の自民改革会議の候補者が当選しました。会派構成上、結果は明白でしたので、やむを得ないところです。

伊藤育子副議長は、静岡県政史上初の女性副議長となりました。これはこれで、男女共同参画時代にあって、すばらしいことだと思います。

正副議長は公正な議会運営が求められますので、国政では会派を離脱します。静岡県議会では会派離脱はしませんが、不偏不党、公平公正な議会運営に期待したいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・

「常任委員会委員」、「特別委員会委員」の選任も行われました。

私は「総務委員会」の副委員長と、「次世代人材育成特別委員会」委員となりました。

◆「総務委員会」は経営管理部や出納局、人事委員会、監査委員事務局など行政経営の根幹を所管しています。またあわせて「危機管理部」も所管しています。今年度は「行財政改革」と「防災対策」を重点的にチェックしていきます。

◆「次世代人材育成特別委員会」は、将来の静岡県を支える人材育成を目的に、就労前の世代を対象に「文・武・芸」のあり方を検討します。

今日、早速第1回の特別委員会が開催され、「ものづくり県静岡の将来を担うため、産業支援も視野に、グローバル人材や技術者の育成を進めてはどうか」との意見を述べました。

課題は非常に幅広いですが、後世のために良い議論を深めたいと思います。

このほか特別委員会として「人口減少対策特別委員会」も設置されました。1年間かけて、これら2つの喫緊の課題解決に向け、議会としての提言を策定していきます。

・・・・・・・・・・・・・・

★副知事選任議案

県政史上初となる「副知事3人制」議案が全員一致で承認されました。

2年前、「行財政改革に反する」として「副知事3人制」に反対した自民改革会議も今回は賛成しました。

もちろん「ふじのくに県議団」も賛成。

賛成討論では、会派を代表して田内浩之議員(湖西市)が、「3人の副知事の役割を明確にし、スピード感を持って、全庁一丸となって取り組むことに期待する」、「コスト増に対してはこれまで以上に行財政改革を進めてほしい」、「課題解決に向け、議会もしっかり議論していきたい」など意見を述べました。

副知事は、生え抜きの大須賀氏が経営全般、元国交省の難波氏が「防災対策」や「インフラ基盤整備」、財務省官僚の髙(たか)氏が「人口減少」「経済対策」「内陸フロンティア」などを分担します。

ちなみに他の都道府県で副知事3人以上となっているのは下記の7自治体です。

4人 愛知県

3人 東京都、大阪府、北海道、福岡県、京都府、新潟県、奈良県

目に見える成果が得られるよう、私たちも政策研究を進めます。

・・・・・・・・・・・・・・

今日は朝から盛りだくさんでした。

09時 会派役員会○

10時 会派総会○

10時30分 本会議(議長選挙)○

<休憩> 議会運営委員会○

再開 本会議(副議長選挙・副知事選任議案など提案)○

<休憩> 総務委員会

<休憩> 総務委員会終了後 会派政調会○ 会派総会○

<休憩> 議会運営委員会○

再開 本会議(委員長報告、討論、採決)○

閉会後 本会議場で新副知事あいさつ○

15時50分 議会運営委員会協議会(新メンバー)

16時10分 常任・特別委員会委員長会議

16時15分 常任委員会 協議会(新メンバー)○

16時45分 特別委員会○ 17時10分頃終了

○は私が関わった会議です。バタバタの一日でした。特に会派内の会議ではけっこう頭を使いました。宿題もたくさんいただきました。

明日からもガンバルゾ~!

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

初心に帰る(5/13)

初心に帰る
初心に帰る
年に一度の「慶應義塾全国議員連盟」総会。久々に大学に行きました。

メンバーの中には、昨年秋に浜松市・湖西市の視察研修に来ていただいた方もいましたが、新たな出会いもたくさんありました。

党派を超えて全国でがんばる同窓議員との話しあいは、いつ来ても楽しいものです。

今日の研修会講師は、法学部の小林良彰教授。今から30数年前、現役学生の時にも教わりました。懐かしい…。

「道州制導入と地方議会」のテーマでお話いただき、財政再建との関係などいくつかの示唆をいただきました。

同時に、現行法制下では県の枠を超えた行政効率化は難しいですが、県内における二重行政の解消はやれますし、むしろそちらを先行することで、国の動きを後押しすべきとも感じました。

また以前から会にお越しいただいている浅野史郎元教授(元宮城県知事)とも、久々にお話させていただきました。
あさっての臨時会の副知事選任議案についてご存知でしたが、地方行政関係者の間では、こういう動きも注目されるのでしょうかね〜。
これもいくつかのご意見を伺いました。さまざまな情報に触れ、自らの知識を高めていきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

再び「副知事3人制」(5/8)

議会運営委員会が開催され、5/15の臨時会に「新たに2人の副知事を専任する議案」が提出されることが示されました。

個人的には、会社の副社長を何人にするかは社長の専権事項だと思っていますので、よほどの理由がない限り異論はありません。ちなみに現在スズキ(株)の副社長は4人います。

重点事業に専門的な判断できる人を置きたいということであれば、手法はトップにゆだねればよいと思います。もちろん議会として進捗チェックはしっかりやらねばなりません。

人件費の増加を指摘する声もありますが、その気になればちょっとしたコスト削減努力で簡単に吸収できます。

むしろ人件費の適正化を進めるなら、「部長、理事、部理事、局長・・・」など、やたら複雑な職制を整理することや、新・行財政改革大綱に示している「4年間で100人」の人員削減目標を上乗せするくらいの業務改善を進める方が、前向きかつ健全ではないでしょうか。

2年前、「行財政改革に反する」として否決した自民改革会議さんも、今回は、さまざまな議論はあるもののおおむね賛意を示しているとの報道があります。

しかし、フタは開けてみないとわかりません。5/15の審議の行方にご注目いただければと思います。

★副知事3人制(H24.3.12のブログ)

★県議会最終日の行方(H24.3.16)

★臨時会の行方(H24.3.18)

★副知事選任(H24.4.18)

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

三訓五戒(5/7)

Cimg8645 浜松まつりも終わり日常が戻りました。最終日の雨の中も合戦に加わり、今年も楽しませていただきました(写真は初日)。

さて、そんな中、議員を志した頃、大変お世話になったO氏がお亡くなりになりました。

O氏からは多くの薫陶をいただきました。

「高い志を持て」、「陰口は慎め」、「愚痴は言うな」、「言い訳はするな」、「時間を守れ」、「人をほめろ」、「いつも正しくしろ」、「人が見ていなくても“天”は見ている」。「家族を大切にしろ」・・・。

これらはすべて氏から教わった政治家としての姿勢で、今も肝に銘じています。

また政治活動は、「政策からドブ板まで、あらゆる政略をつくすこと」、「しかし底流には理念をしっかり持つこと」とも教わりました。

このほか、日本の将来像や個別政策、地方議員のあり方など、時には盃を酌み交わしながら、さまざまなお話をうかがったことをあらためて思い出しました。

明日の告別式には参列できませんが、心からご冥福をお祈りするとともに感謝の意を表します。

O氏に教わった「三訓五戒」を忘れず、初心に帰って、新たな気持ちで、これからも政治に向き合っていきます。

Fuji3kun5kai02

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

ふるさと納税(5/2)

Hanae 「ふるさと納税」を活用する自治体が増えています。さらに自治体にとっては、1次産業の振興&シティプロモーションにも一役買っているようです。

こんなサイトがありました。

★ふるさとチョイス

★わが街ふるさと納税

地震・津波対策などで巨額の財源が必要となる中、これまでの国頼み一辺倒ではなく、寄附やクラウドファンディングなどさまざまな財源調達を検討するべき時にきています。

静岡県も1万円以上の寄附で特産品がもらえます。もっとPRする必要がありますね。

★ふるさとチョイスの静岡県のページ

・・・・・・・・・・・・・・・

写真は「はままつフラワーパーク」に登場した“花絵”。6日まで展示予定です。新潟のチューリップを使っています。

★にいがた花絵プロジェクトさんのサイト

さあ、いよいよ「浜松まつり」です!

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

地方公共団体における内部統制制度の導入に関する報告書(5/1)

昨日、総務省の研究会から標記の報告書が出されました。

★地方公共団体における内部統制の整備・運用に関する検討会

「内部統制」という言葉はなじみが薄いですが、民間の大手企業では会社法、金融商品取引法の改正により義務づけられています。

「内部統制」の概要については下記の記事などをご覧ください。

★県政報告(H24秋号)

★内部統制(H24.8.9のブログ)

ちょっととっつきにくいところがあり難しいのですが、行政で相次ぐ不祥事やミス、業務効率の低さなどを考えると、トップの責任でこうした体制を明確にすることが不可欠だと思います。

報告では、大規模公共団体(都道府県や政令指定都市)での作成や推進責任者の設置を促進するとともに、方針を公表して監査委員や議会へも報告すべきとしています。

公会計改革もしかりですが、行政には民間の経営改革による新たな制度が数年後に導入されています。

次は「内部統制」かな・・・と思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

「牛乳で乾杯」条例(5/1)

以前、「日本酒で乾杯」条例を紹介しましたが(★H25.1.6のブログ)、先月ついに「牛乳で乾杯」条例が制定されました。

ちょっと違和感もありますが、酪農地域ではよくある話なんでしょうかね。

ちなみに正式名称は次のとおりです。

★中標津町牛乳消費拡大応援条例

上述の京都市の条例制定を機に、全国でこの手の条例が制定されています。

★富良野市まずはふらのワインで乾杯条例

★田辺市紀州梅酒による乾杯及び梅干しの普及に関する条例

★やまがた県産酒による乾杯を推進する条例

山形県はアルコールの種類は問わないようです。

地産地消は域内経済の活性化のために有効なことですし、議員提案条例は議会の活性化のためにイイことですが、なんだかパターン化していますね。

現在、静岡県では、「観光振興」「家庭教育」「がん対策」の3つの議員提案条例の制定に向けて委員会を設置し議論を進めています。

住民のためになる条例制定につなげることが大切です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »