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金利負担 年2億円の削減(満期一括償還と定時償還)

★当初予算参考資料」のP5-6「財源捻出の取組」の中に「公債費の縮減(定時償還債の発行)」という項目があります。

起債や資金運用の改善に取り組んでいる点について、努力を評価したいと思います。

ここ数年、市場公募債による起債が増えています。市場公募債は通常、「満期一括償還方式」をとっています。

そうした中、京都府がこの「定時償還方式」による発行を初めて行ったそうで、静岡県は都道府県では2番目の発行ということで、平成25年度に20年債を100億円発行、平成26年度は300億円発行しました。

満期一括償還方式と比べた定時償還方式(元利均等償還方式)のメリットは、元金の低減による金利負担の削減です。

たとえば、平成26年度発行した100億円分について、満期一括償還で起債した場合の利率1.473%に対し、0.778%となり、利払い総額の削減額はなんと21.1億円(!)、年間約1億円の財政効果となっています。

平成27年度は200億円の発行を計画していますが、現在の金利差で計算すると41.8億円、年間約2億円の財政効果とのこと。

もちろん5年債、10年債の方が金利負担は少ないのですが、政策的に20年債、30年債を起債する場合、この金利差は看過できません。

10年を超える起債の発行額はまだ少ないですが、さまざまな手法を検討したいものです。

こうした目の付けどころはまだまだあるんでしょうね。 私も「★LGAAT」のひとりとして勉強し、今後の起債・資金運用の改善を進めていきたいと思います。

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