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夏のお勉強④

東京で行われた研修に参加しました。この時期、地方議員は研修会シーズンで、さまざまな団体がメニューを用意してくれています。

私が選択した今日のメニューは、①地方財政計画の課題、②これまでの地方分権改革の課題、③地域再生・都市再生の課題の3つ。なかなか聞きごたえがありました。

①の講師は東大名誉教授で地方財政審議会の会長を務めている神野直彦氏。

財政の基本から、H27年度地方財政計画のポイントなどをお話しいただいたほか、「骨太方針」から読み取れるH28地方財政計画の方向性などを伺いました。

地方交付税制度の基本的な考え方や歴史的な変遷などはよく理解できましたが、臨時財政対策債のあり方については、(神野先生も異論をお持ちのようでしたが)疑問は解消できませんでした。財政需要の算定のあり方なども聞きたかったのですが時間切れでした。

国と地方の財政調整のしくみは抜本的に見直すべきと思っていますが、まだ理論的に説明できません。まだまだ勉強が必要です。

②はこれまでも何度か辛口のお話を聞いている新藤宗幸氏(元千葉大学教授、東京都市研究所理事長)。

地方分権改革推進法ができて20年、地方分権一括法の施行から15年。これまでの総括と課題について、私たち議員にとっては耳の痛いお話をいただきました。

一言でいえば、「仕組みは作ったが使っていない」ということ。議会の責務を痛感しました。特に新聞情報や当局からの情報だけでなく、国の制度であれば「その“原本”をしっかり読め」と。

確かに過日、「国保の制度改定(都道府県の関与)」について国の“原本”資料を見ましたが、いろんな発見がありました。やはり今まで以上の勉強が必要です。

③は各地のまちづくり支援を行っている木下斉氏(一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事)。講演サブタイトルは「“開発の墓標”から学ぶまちづくりの経営力」という面白いモノでした。

“開発の墓標”とは言い得て妙です。国の交付金などを活用した箱モノ行政を痛烈に皮肉っています。思えば浜松市の「フォルテ」も“墓標”となるところでした。

講師はまだお若い方でしたが、公民連携についてしっかりした見識をお持ちで、参考になりました。まちおこしは住民パワーと、再生スキームの大胆な見直しからですね。官製スキームでなく、最初から民間のマネジメントで進めるべきと感じました。事例もいくつかご紹介いただきました。参考にしたいと思います。

★エリア・イノベーション・アライアンスのサイト

11892216_916952955065146_1053113989 帰路、会場から近かったので靖国神社にお参りしました。夕刻でしたので人は少なかったです。

戦争から70年、お亡くなりになられたみなさまへの感謝の気持ちを忘れてはいけません。

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