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多文化共生の現場

20160730_181535 多文化共生のカテゴリーでブログを書くのは久しぶりです(いかんですね・・・)。

浜松市内の県営団地の自治会役員さんが集まり、外国籍住民との共生について意見交換する「地域共生自治会会議」に参加しました。

多文化共生・県営住宅とも「企画くらし環境委員会」の所管なので、最近の状況について興味深く聞かせていただきました。

最初に“愛知県 県営住宅自治会連絡協議会”会長の 川部 様から、愛知県の取り組みを伺いました。

そもそもそんな協議会があることを初めて知りました。静岡県にはないと思います。共通課題についてヨコ連携を取っているんですね。氏は“外国人との共生を考える会”会長でもあります。

ゴミ問題、生活騒音、迷惑駐車の3大課題の解消に向けた地域での工夫をご紹介いただきましたが、結論は外国籍住民と顔を合わせ話をし理解を深めるという粘り強い取り組みだということです。

磐田市で取り組みを推進された元連合自治会長の杉田さんから聞いた“顔の見える関係を作る”という話とまったく同じ。納得です。

参加された市内の自治会のみなさんからは、うまくいっている事例の紹介もありましたが、「言葉がわかる人がいない」、「多国籍化が進んでいる」などご苦労されている様子がうかがえました。

さらに外国籍住民との共生だけでなく、「高齢化などもあり自治会役員のなり手がおらず活動が維持できない」、「子ども会がなくなった」などの声も。

日系人で自治会役員をされている方からは、こどもに「ボール遊びはダメ」というルールを伝えたら、「じゃあどこでやればいいの?」と聞かれたそうです。外国人の子どもに限った話ではありませんが「自分で遊ぶところを探せ」というのはかわいそうですね。

講師からは「公営住宅法」の勉強と「国民生活白書(地域のつながり)」を読むことをお勧めいただきました。「共益費」の徴収などの課題についてもお話を聞きましたので、あらためて調べてみたいと思います。

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あて職

Img_0180 今年度、企画くらし環境委員会の委員長を務めていますが、いわゆる「あて職」で審議会委員になっています。

「あて職」というと肩書だけでただ座っているだけ・・・みたいな印象があるかもしれませんが、議員の立場で出るとなると、それなりに勉強しておかないといけません。

昨日は「環境審議会 温泉部会」、本日は「国土利用計画審議会(写真)」でした。

今日の「国土利用計画審議会」の審議内容は、国が昨年定めた「国土利用計画(全国計画)」に基づき、「静岡県国土利用計画」を策定するもので、本県の「農地・森林・河川・道路・住宅地・工業用地」の利用について様々な方向性を定めるものです。

★国土利用計画(国交省のサイト)

今日は「骨子案」が出されたので、意見を数点述べました。「骨子案」は今後下記のサイトに掲載されると思います。

人口減少や自然災害対策、国際化(グローバル化)など時代の変化を見すえて、10年先の土地利用の方向性を検討するのですが、指標となる数値は道路や住宅地、農地などの総量をどうしていくのか・・・ということです。

今日は、「IT化」「人口減少下での既存ストックの活用」「広域連携」「全体最適」などを考慮した計画とすべきではないかという意見を述べました。

特に「IT化」は国の計画にも記載されていませんが、自動運転をはじめ在宅勤務など働き方、産業構造の変化や既存の工場のあり方などを大きく変えていく可能性があり、土地利用にも影響してくると考えます。

★静岡県国土利用計画審議会(県のサイト)

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昨日の「環境審議会 温泉部会」は、初出席でありながら(立場上)部会長を拝命し、いきなり難しい案件(継続審議となっていた「地熱発電の調査計画」)に関する答申のとりまとめを行いました。

地熱発電についてはこれまでも関心を持っており、九州電力の2つの地熱発電所を視察しています。

★地熱発電所(2013.1.29のブログ)

★エネルギーミックス(2016.4.2のブログ)

一方で自然環境の保護と再生可能エネルギーの両立は日本全体の問題です。もう少し勉強したいと思います。

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防潮堤の竣工式

Dsc_3206 浜松市沿岸域で整備が進められている防潮堤のうち、最初に着手した篠原工区約5㎞が完成し、本日竣工式が行われました。

川勝知事の代理として出席した難波副知事からは「緑の防潮堤をみんなで造っていこう。県内から県外へ、さらに世界へ広がるだろう」とお祝い。

B1 鈴木康友浜松市長は「待望久しい防潮堤が一部とはいえカタチになったことは感無量。引き続き県と連携してやっていく」と新たな決意。

300億円を寄附した(株)一条工務店の宮地社長は「H24.6の三者協定の後も、あきらめるかとの話もあった。万感の思いがある。これからは平時にどう利用するか考えて欲しい」とのお話がありました。

Dsc_3213_2 その後、地元の幼稚園児や小学生とともに記念の植栽をおこないました。

防潮堤はすでに約10㎞(約6割)が着手済みとなっており、平成32年(2020年)3月には完成見込みです。地域住民の安全安心につながる「緑あふれる防潮堤」にむけ進捗を注視していきます。

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最近の県営住宅

Dsc_3185企画くらし環境委員会 県内視察のラストは、静岡市葵区にある県営住宅東部団地。民間活力を活かし整備した、花と緑あふれる県営団地です。

平成22年度から再整備計画を進め、今年3月に完成しました。

建て替え・リモデル・居住改善の3手法を用い、再生前の450戸を333戸に削減しています。

コスト削減効果は1億32百万円に加え、入札差金も7億円ほど出ているとのこと。さらに県営住宅とは思えない色彩や空間の使い方など民間のノウハウが活かされています。

Tobu_danchi 県は今年度、「住生活基本計画」を策定し、同時に「県営住宅再生整備計画」の見直しを行います。

他の先行事例では、さらなる民間活力の導入や、高齢者施設や保育施設などを併設した複合施設の整備なども進んでいます。

今年度は人口減少時代に合った今後の公営住宅整備のあり方を検討していきます。

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環境衛生科学研究所

Dsc_3168 続いての県内視察は「静岡県環境衛生科学研究所」。県民の健康と県の環境を守る施設です。

環境科学部・微生物部・医薬食品部・大気水質部の4つの専門部で、PM2.5など大気汚染の監視や危険ドラッグの検査、静岡がんセンターと連携した創薬開発、新型感染症対策などに取り組んでいます。

Dsc_3175 建築後34年が経過したことによる施設の老朽化や技術進歩に伴う設備更新等により、今年度から平成30年度までかけて藤枝市への移転整備が計画されています。

昨年、工業技術研究所を視察した時にも感じましたが、私はこうした基礎研究機関の活動にもっと注目する必要があると思います。目先の成果だけでなく将来を見すえた事業構想が必要です。

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県立森林公園

視察2日目、まず訪れたのは浜北区にある県立森林公園。

年間80万人を超える来園者が訪れる自然とのふれあい施設です。私も子どもが小学生の頃、何度か来たことがあり、久々の訪問です。

この施設は215haの敷地に、宿泊研修や飲食ができる“森の家”、自然観察施設“バードピア浜北”、木工体験館などの施設のほか、木製遊具やキャンプサイト、バーベキューサイトなどがあります。

昭和40年に開園しましたが、前回の大規模改修から20年以上経過したことから、今年度から平成30年度までかけて遊具の更新、UDに配慮したトイレや遊歩道の整備、松枯れ対策、従害防止策の設置などを進めます。

ちょうど宿泊研修施設を使って企業関係の方が研修を行っていました。環境は申し分ないのですが、課題についても意見をいただきました。

★県立森林公園

★森の家

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委員会視察1日目

企画くらし環境委員会で県内視察を行いました。

初日はソフト中心の視察で、女性の視点を活かした①女性自主防災隊の活動状況(掛川市)、②NPOとの協働に関する意見交換(浜松市)、③多文化共生の現状ヒアリング(浜松市)を調査しました。

①は掛川市南郷地区で活動する女性自主防災隊の取り組みを伺いました。

女性や障がい者の視点で避難所運営を行うこと大震災の教訓ですが、なかなか実践できていないのではないでしょうか。南郷地区はTVでも紹介されたようですが、防災倉庫の備品にも心配りがうかがえました。

②浜松総合庁舎内にある「ふじのくにNPO活動支援センター」を訪問し、この施設の指定管理者としてNPOの中間支援を行う「認定NPO法人 魅惑的倶楽部」と、地元で20年近い活動歴がある「浜松NPOネットワークセンター」の役員からお話を伺いました。

これまで「公」が担っていた分野を、今後すべて「官(=行政)」がやっていくにはムリがあります。NPOとの協働は今後の大きな課題の一つと考え、ご意見をいただきました。

「格安のボランティア」ではなく、得意分野で能力を発揮していただける仕組みが必要です。民間の力を借りながら財源確保に取り組んでいければと思います。

③クリエート浜松内にある「浜松市多文化共生センター」を訪問し、指定管理者の「浜松国際協会(HICE)」、ブラジル人の支援を行う「NPO法人ARACE」、フィリピン人の支援を行う「NPO法人フィリピノナガイサ」から活動を伺いました。

ピーク時から比べると浜松市の外国人住民は減っていますが、今年6月時点で、79カ国 21,000人余が暮らしており、多い順にブラジル・フィリピン・中国・ペルー・ベトナムなどとなっています。

日本語学習支援の他、メンタル面でのサポート、地域での共生生活や子どもたちのキャリア形成など課題は山積しています。

基本的に多文化共生は市町の事業というイメージですが、全県にわたるサポートができるよう研究します。

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ビジネスマッチングフェア

Dsc_3154 今年もビジネスマッチングフェアに行きました。県西部地域の元気な企業のみなさんが最新技術をPRしていました。

ものづくりが中心ではあるのですが、例年以上に目についたのがロボット、特にAIの導入でした。

ソフトバンクのペッパーが有名ですが、今回シャープの「RoBoHoN」や英会話ロボット、さらにこれから作るそうですが「出世大名家康くんロボット」もお目見えしていました。

Dsc_3144 「ものづくり×AI」。こんなコラボが遠州地域でもどんどん生まれてくる予感がします。

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第2回ふじのくにカフェ

C1 昨年11月以来、2回目となる「ふじのくにカフェ in 浜松」を9/10(土)に開催します。

「ふじのくにカフェ」はコーヒーを飲みワイワイガヤガヤ話しながら政策につなげていこうという私たちの新たな取り組みです。

若者とのざっくばらんな話し合いを通して、将来を担う若者の意見を政策に反映していきます。

前回は「いじめ」や「グローバル人材育成」をテーマに話し合いをおこないました。

参加者からは「普段接する機会がない議員と話せてよかった」、「他の若者や社会人の意見を聞けてよかった」、「視野が広がった」など前向きな声をいただきました。

反面、「今回話したことがどのように反映されるの?」といった疑問の声もありました。

例えば、現在、議会で検討が進んでいる「静岡県いじめ防止条例(仮称)」では、「いじめは地域コミュニティで救える」という若者の意見を参考に、「社会総がかりでのいじめ防止」をカギに議論を進めています。

次回も楽しみです。ブログ読者の皆様、ぜひ若い知り合いに声を掛けて頂けませんか?

★ふじのくにカフェ(FBイベントページ)

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オープンイノベーションフォーラム

浜松地域イノベーション推進機構が新たに「オープンイノベーションフォーラム」を設立し、記念講演が行われました。

講演は2つ。

1つ目は企業のビジネスマッチングを支援する、リンカーズ株式会社の前田社長の講演。浜松地域でもリンカーズのノウハウとネットワークを使ったビジネスマッチングができるようになります。詳しくは下記HPをご覧ください。

★リンカーズ株式会社

2つ目は本田技術研究所元役員の小林氏。本田宗一郎さんから直接薫陶を受けた世代のイノベーションへの想いがひしひしと伝わってきました。

「企業に必要なものは技術づくりではなく価値創り。そのためには高質な原体験が必要。一流のモノを見、人と話し、モノを食え」

「今起きていることは若い人にしかわからない。年寄りは過去の経験・知識が邪魔をして正面から受け取れない。イノベーションは10人中9人が賛成するものからは生まれない。10人中9人が反対するものの中にダイヤがある」

「年寄りは自分がやるのではなく、若い人に本質を問え。新しい価値を創造させろ。そのために良い質問をしろ。What?でなくWhy?を聞け。教えるな。自分で考えさせろ」

すでに50歳を超えた私にとって含蓄深い講演でした。

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若者の声を政治に

B1 次代を担う若者たちによる県民会議を傍聴しました。県内外の大学生や若手社会人20人ほどが参加し、「まち(社会の仕組み)」「ひと(ライフスタイル)」「仕事(経済・産業)」の3テーマを切り口に地方創生について議論しました。

3つのグループにわかれ、人口減少による将来不安と理想の未来像を比較し、解消するためのさまざまなアイディアが出されました。

人口減少対策として、部活動などで中高生のころから地域とのつながりが希薄化するので、「愛着心・郷土愛」を形成するために、「学校教育」「家庭教育」に加え「社会教育(コミュニティ教育)」が必要・・・など若者らしい意見が聞かれました。

そのほか「地域会議も開催すべき」「中高生も参加させては」等の意見もありました。

若者の声、頼もしいですね。会派でも若者の声を政治に生かす取り組みを行っています。加速させなきゃ・・・。

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常任委員会の話題

参議院選挙が終わり、県議会にも日常が戻りました。さっそく常任委員会が開催され、昨日、今日の両日で私が初めて委員長を務める「企画くらし環境委員会」も行われました。

知事直轄組織と政策企画部、選挙管理委員会関係の議論では、企業誘致を推進するために税制優遇策を導入する条例の制定、東京事務所の職務、規制改革会議の状況、日本版CCRC構想などのほか、知事の海外出張に関する宿泊料に関する議論がありました。

知事の海外出張時のホテルは「安全確保」「利便性」「通信設備」「執務に支障のない部屋の広さ」の4つの条件を考慮して選定されますが、条例の規定を超えるケースが見られました。

今後はできる限り規定額に納めるとともに、国を対して制度見直しについて呼びかけること、さらに、県HPで出張目的や成果について説明していくとしています。

知事はホテル代の高騰を受け、リオ五輪の視察を取りやめることにしました。今回の訪問は東京五輪・パラリンピックの事前合宿誘致や、航空機メーカー・エンブラエル社とブラジルの大学との技術交流が計画されていましたので、知事に代わって訪問する県職員の責任は重大です。

地域外交は県の重要な政策であり、期待される効果を見定めながら進めていく必要があります。

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「覚悟」の進化

昨年、マニフェスト大賞優秀賞をいただいた会派政策集「覚悟」。作って終わりではありません。昨年度の進捗状況を確認し、今年度の活動に落とし込むためのチェックを行いました。

昨年度の会派活動のまとめは・・・

★政策体系シート2015評価表

それを踏まえた今年度の会派の重点施策は・・・

★政策体系シート2016チェック表

もちろん、これに加えて議員各自の活動もありますが、まずはこれらの施策を会派みんなで推進していこうということです。

PDCAを回すことは議会にも求められています。

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