県内視察3(掛川城の指定管理)
掛川城の指定管理者から運営について話を伺いました。
平成6年、市民の寄附などを財源に木造天守閣が再建された掛川城。平成25年度からその指定管理者となった掛川グランドホテル(呉竹荘グループ)はユニークな運営で、今年度から「指定管理料ゼロ」を実現しています。
行政は「おカネをかけて施設を維持するのが当たり前」ですが、民間の力でおカネをかけずに管理し、さらに住民満足度が高まれば、いうことなしです。
たとえば、夜は閉館が当たり前の施設(市指定有形文化財)を団体に貸し出し、夕食会場として提供したり、城内をビアガーデンにしたりするなど、稼働率のアップと収益の確保を図っています。
ちなみにこの取り組みは内閣府でも好事例として紹介されています。
竹の丸での夕食は殿様気分が味わえそうですね。(★竹の丸プラン)
呉竹荘グループは浜松の老舗ホテルですが、ここ数年、全国にホテル展開を進め、さらに今年からは東南アジアにも進出しています。
さらに、指定管理者として掛川城の他にも、沼津御用邸記念公園や道の駅くるら戸田の指定管理業務もおこなっています。
以前からよく利用していますが、活躍が期待される注目の地元企業です。
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