今後の行財政改革の進め方と目標設定(一般質問1-①)
県政世論調査では「県が行っている行財政改革の取組について知っているか?」という設問に対し、「よく知っている」と「言葉は知っており、取組も少しは知っている」と答えた県民は15.1%、一方「あまり知らない・全く知らない」は80.5%となっており、多くの県民には行財政改革の取組が見えていない。
財政状況はこれまで以上に厳しく職員のコスト意識や行財政改革意識を高める必要がある。 行財政改革を推進していくために「バックキャスティング」による目標設定を考えるべき。「バックキャスティング」は、将来像を踏まえて、今何をやるべきかを考える思考方法。2060年の県の人口が305万人とされる中、10年20年先のあるべき姿をめざして目標を設定すべき。
世界から憧れを呼ぶ「ジャパニーズ・ドリームの理想郷」“ふじのくに”の実現に向けた新たな施策を展開する。その実現のために、行財政改革においても限られた財源と人員を最大限活用し、県民や民間と協働・連携し地域を支える基盤づくりを推進することが重要。
平成29年度は、新たな「総合計画」と「行財政改革大綱」の策定を視野に入れる時期であり、現大綱の成果や取組状況をしっかり評価し、次期大綱期間中に実施すべき行財政改革の戦略を、バックキャスティングの発想を踏まえて検討し、行財政改革を推進する。
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