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静岡県海外駐在員報告会

Dsc_4223 浜松市で、中国、韓国、台湾、シンガポールに駐在している県職員による報告会が行われました。

今日のテーマは「通商」。

県はこれまでも「地域外交」を重点施策として進めていますが、これまではどちらかと言えば、観光や文化、教育における交流が目立ち、経済的なメリットがないと指摘されていました。

そこで今年度からは、特に「通商」の強化に力を入れています。

報告は各地域における県産品の市場拡大などの状況。面白かったのは「eコマース」ですね。また中国では、モバイルを使った電子マネー決済の仕組みなど、日本よりも数段進んでいますね。

あわせて日本で課題になっている「物流システム」も話題になりましたが、特に問題はなさそうでした。

海外展開にはさまざまなメリットとデメリットがありますが、やる気のある中小企業の販路拡大支援を進めていきたいですね。

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川勝知事の業績評価

Img_0071 会派として川勝県政3年8ヵ月の業績評価を行いました。

★業績評価本文(PDF)

★政策体系シート(PDF)

私たちは会派マニフェスト「覚悟」をもとに「政策体系シート」を作成し、重点政策のうち、主要な施策(27項目)の進捗を評価しています。

業績評価は、何かを新しい視点で評価するのでなく、これまでもチェックしてきたこの進捗状況を〇△✕の3段階で評価し直しました。

最大会派に比べて評価がよくなっていますが、これらは評価するポイントの差だと思います。

一般的には総合計画の評価をご覧いただければよいのではないかと思います。

★県企画課のページ(総合計画の評価をご覧ください)

【写真は会派役員による記者会見の様子】

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減収補てん債

2月定例会の話題は何と言っても「当初予算」。スポーツや観光、産業振興など来年度のさまざまな事業がマスコミにも取り上げられています。

こうした中ですが、平成28年度補正予算の中にも、見逃せない項目があります。そのひとつが「減収補てん債」です。

「減収補てん債」は、税収が見込んだ収入額を下回ると見込まれる場合に発行することができるもので、元利償還金の75%が後年度の基準財政需要額に算入されます。

今年度の税収がキビシい静岡県は、リーマンショック後のH21年度以来となる「減収補てん債」を発行することになりそうです。

補正予算による今年度の発行見込額は通常分66億68百万円、特例分46億46百万円の計113億14百万円となっています。

“通常分”とは建設債のうち、税収不足により一般財源確保が難しい部分の補てんに活用するもので、“特例分”はいわゆる赤字地方債(資産形成につながらないモノ)です。

財政担当に聞くと、財政力が近い他の都道府県でも同様に「減収補てん債」を発行するようです。平成28年度の国の地方財政計画の税収見込みが“大甘”だったと言わざるを得ません。そのツケです。

ちなみに、H20年度は通常分40億円余、特例分334億円の合計374億円余を発行、H21年度は通常分約25億円、特例分584億円余の609億円余を発行しています。リーマンショックの影響の大きさがわかります。

平成29年度当初予算審議が行われますが、税収見込みは大丈夫か、不安になります。地方財政計画をもう一度見直してみます。

国会議員、もっと地方財政を勉強しろよ!

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第3回ふじのくにカフェ

Cafe4 3度目の開催となる「ふじのくにカフェ」を浜松で行いました。

まちなかコミュニティスペースANYに集まってくれた参加者は、大学生7人、社会人6人の計13人。議員を加えて20人でワイワイやりました。

Dsc_4253

今回は、平成29年度の県の事業をピックアップして紹介し、若い皆さんのこれからの人生に関わってきそうなモノを選んでもらって意見交換を行いました。

財政が厳しい折、選んだ事業を廃止してもらう決断をするゲームもやってもらいました・・・^^;

Cafe5 将来を見て政策を議論する・・・、これって楽しいですね。

私たちはこれからも若い皆さんの声を政治に活かしていきます。

Cafe3 Cafe6

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インフル・・・

どこで罹患したのか、インフルエンザに罹ってしまいました。

木曜日は名古屋での「財政勉強会」、金曜日は福山市の「自治体改善発表会」に行く予定でしたが、すべてキャンセル・・・。

今日の「健全育成会総会」など地元行事も「熱が下がって2日間はおとなしく・・・」ということで活動自粛。

FM Haroの県政報告も予定していましたが、急遽、田形議員に交代してもらいました。

この間、仕方なく自宅で読書と撮りためたビデオをノンビリ見ていました。明日から復帰予定です。

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環境審議会

先週に続いて、企画くらし環境委員長の「あて職」会議がありました。環境審議会は県内の有識者の他、環境政策に携わる市民団体の方などからなる審議会です。

今日のテーマは「鳥獣保護計画」のほか「地下水の利用に関する規制緩和」などでした。いささか専門性が高く、私のような素人が発現をするのは難しい雰囲気ですが、鳥獣保護計画の答申で部会から設置に向けて踏み込んだ提言が示された「鳥獣保護センター」について、質問させていただきました。

「鳥獣保護センター」を設置している都道府県は22ありますが、静岡県にはこれまでなく、静岡市と浜松市の両政令市にある動物園に委託していたようです。

しかし高病原性鳥インフルエンザなど、動物園で保護する場合、飼育動物への影響が懸念されるケースもでてきており対応が求められるとのこと。

今後、審議会や議会で議論に上ってくると思いますが、自治体間連携を活用しながら、実効性のある施設環境を整える必要がありそうです。

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国土利用計画審議会

企画くらし環境委員長の「あて職」のひとつである標記会議に出席しました。

この審議会では、H27.8に策定された新たな全国計画を受け「静岡県国土利用計画(第五次)」の策定を進めているものです。

人口減少下の本県の土地利用計画をどうするか・・・を議論しましたが、「工業用地・道路は拡充方向、農地は削減方向」となりそうです。

概要はそれでイイでしょうが、既存ストックの活用と「コンパクトシティ化」が必要です。また11月の会議でも主張しましたが、ICTの活用を踏まえた土地利用という新たな観点が必要と感じています。

最終回となる今回の議論では、結論には影響しませんが、前提として直近の変化点である「TPPの行方」と「県民幸福度の反映」について意見を述べました。

「あて職」とはいえ、出席する以上はそれなりの識見が求められますので、いろいろ勉強させていただきました。さまざまな県民のみなさんと意見交換するのって楽しいですね・・・^^

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中央新幹線環境保全連絡会議

昨日、JR東海が進めている「リニア中央新幹線」の工事の環境への影響を検討する会議に、今年度「企画くらし環境委員会」の委員長を務めていることから出席しました。

今回のテーマは、導水路トンネルや残土置き場など工事計画の変更に伴う影響についてです。

環境への影響については、大きく「大井川の減水」、「希少生物への影響」、「土壌や水質への影響」が懸念されています。

とりわけ、大井川の水量減少への懸念は大きく、利水者からは心配の声が多く聞かれました。この件は議会でも取り上げられておりますので、私からもその旨を強く伝えました。

生物や環境汚染については、大学教授から専門性の高い発言がありました(動植物の種類や汚染物質など初めて聞く名前ばかり・・・)。

リニア新幹線が通過する神奈川県、山梨県、長野県、岐阜県には新駅が設置されますが、静岡県はトンネルだけで、残土や水流などへの影響が出るだけです。

県民にとって直接のメリットはほとんどない事業ですので、少なくとも環境保全はキチンとやっていただく必要があります。議会としても引き続き注視していきます。

★リニア中央新幹線工事予定地(2015.7.23のブログ)

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次代を担う若者たちによる県民会議

M3 長い名前ですが標記の会議が行われました。テーマは「未来シミュレーターで見る静岡県の未来」。千葉大学大学院人文科学研究科の倉阪秀史教授のレクチャーを受け、人口減少社会の中、将来をみすえて政策を考えようというもの。

本来であれば、私たち議員が考えるべきことを、若者たちが自分自身で将来を考えて提言をしていこうという取り組みです。

参加者は県内外から集まった高校生、大学生、若手社会人など36人。人口減少、財政悪化の中、若者からさまざまなアイディアが出されていました。

M4

「素晴らしいな~」と思ったのは、人口減少適応対策を真剣に考えていたこと。現在県当局や議会が進めている「総合戦略」は人口減少対策(少子化対策や転出超過対策)がメインですが、若者は将来に備えて考えようという意識が高いようです。

介護や保育、産業の将来、ごみ問題、エネルギーなどなど多岐にわたってワイワイガヤガヤ活発に議論していました。

今日は「キックオフ」。今後は県内東中西部でさらに議論を積み重ねる予定です。今後の県西部の予定は・・・、

 3/4(土)13:30-16:00 浜松市福祉交流センター 大広間

 3/29(水)13:30-16:00 静岡県浜松総合庁舎 701会議室

以降、4月下旬、5月下旬となっています。

最終的に政策を取りまとめ、知事に提言する計画です。若いみなさん、ぜひ、積極的に参加してください。

もちろん、私たち会派も負けていません。2/19(日)、「ふじのくにカフェ」を開催します。

★ふじのくにカフェ

知事部局と議会と、どちらが優れた政策を立案できるか・・・。二元代表制にふさわしい「善政競争」につなげていきたいと思います。

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立春

今日はとても気持ちイイ「立春」でしたね。

N1 N2 まずスズキ労組の定番イベント「舘山寺イチゴ狩り」に。

家族も含め約1400人が参加。

美味しそうなイチゴちゃんがみんなを楽しませてくれました。

今年は“直虎効果”も期待できます。

お近くにお越しのみなさん、龍潭寺などにお出での際は、ぜひ旬のイチゴもお楽しみください。

N3 N4 次に向かったのは浜名湖ガーデンパーク。「おいしい舞阪まるごと体験フェア」と「西区交通安全まつり」を開催していました。最近はいろんな交通安全体験ツールがあるんですね~。

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転出超過6,390人

1/31に公表された人口移動報告によると、平成28年、静岡県では6,390人の転出超過となりました。前年との比較は次のとおりです(カッコ内は平成27年)。

転入者 49,211人(50,639人)

転出者 55,601人(56,845人)

計   ▲6,390人 (▲6,206人)

転入・転出とも減少していますが、平成27年よりも184人の転出超過となりました。

転出超過が多い道府県は、①北海道▲6,874人、②熊本▲6,791人、③兵庫▲6,760人、④静岡▲6,390人、⑤青森▲6,323人、⑥新潟▲6,189人・・・となっています。

熊本県は震災による異常値ですが、トレンドとしてはその他上位(?)県の転出超過傾向は変わっていません。

転入超過は、①東京74,177人、②千葉16,075人、③埼玉15,560人、④神奈川12,056人、⑤愛知6,265人、⑥福岡5,732人、⑦大阪1,794人の7都府県。

何とかしなくては・・・、とは思いますが、もしかすると東京(大都市圏)への人口集中は不可避なのかもしれません。

これからは「奪い合い」ではなく、地道な地域の魅力発信が必要と感じています。

★住民基本台帳人口移動報告(2016年)結果

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メルマガ2月号

メルマガ2月号を配信しました。

議会中ではないので、大した記事はありませんが(^^;)、予算編成において税収の伸びが見込めない理由などに触れています。

★メルマガ2月号

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