6月定例会開会
今日で6月も終わりですが、本日、6月定例会が開会しました。
会期は7月31日まで。知事提出議案は条例8件、その他6件で、補正予算はありません。
新たに提案された条例案は、過疎地域や伊豆半島地域での産業振興のため県税の一部を減免するというもの。地方創生、地域活性化につながるか議論していきます。
今日は三選を果たした知事から「所信表明」とも言える発言がありました。抜粋してお届けします。
私の政治姿勢は「現場主義」。選挙期間中、県内各地で、若者、 赤ちゃんを抱いた女性、障害のある方、高齢者、職場の経営者や従業員のほか、多くの県民の皆様からご意見を直にお伺いした。
2期8年間の県政運営を高く評価していただく一方、人口減少への対応、子育てへの支援、スポーツや芸術の振興、産業の活性化といった、将来に向けて明るい展望を望むご意見など、多数の声をお聴きした。
こうした声の一つ一つを政策立案の栄養源とし、「生まれてよし 老いてよし」「生んでよし 育ててよし」「学んでよし 働いてよし」「住んでよし 訪れてよし」の理想郷をめざす。静岡県の発展のため、オールサイドの立場で県政運営に全力を傾注していく。
最優先すべきは、命を守る安全な地域づくり。引き続き、県民の安全・安心の確保を第一に万全の危機管理体制を構築する。
第二に福祉の充実。子どもや高齢者、障がいのある人など、誰もがいきいきと健やかに暮らすことができる福祉社会をめざしていく。
第三に暮らしを豊かにしていく。徳のある人材を育成するとともに、県民が豊かさを実感できるよう雇用・経済対策を進め、多彩で魅力的な資源を生かし、豊かな暮らし空間を創出していく。
また県と市町との連携・協働はきわめて重要。「和を以って貴しとなす」の精神で市町との対話を重ね、強固な信頼関係を構築していく。
これまでの成果を継承しつつ、誰もが夢や希望を持って、心に描く「未来予想図」を実現できる「ドリームズ・カム・トゥルー・イン・ジャパン」の拠点、世界に誇れる“ふじのくに”を築くべく、新たなスタートを切っていく。
補選で当選した議員が加わり、私たちふじのくに県民クラブは20人→21人になりました。最大会派は38人ですので、まだまだ数ではかないませんが、政策力を高めていきます。