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2017年8月28日 (月)

バイクのふるさと浜松2017

Gsxr昨日のことですが、今年もバイクのふるさと浜松2017に行きました。

メーカー各社の他、高校や専門学校のみなさん、自動車総連や業界団体のみなさんが参加し、来場者は昨年以上だったような気がします。

私は日曜日しか行けなかったのですが、土曜日のパレードランには、なんとスズキ(株)の 鈴木 俊宏 社長がGSX-R1000Rで参加されたようです。

Gsxr1000r地元紙でも取り上げられましたが、社長スゴイ!。3年前にパレードランに参加しましたが、社長が出るなら一緒に走ればよかった・・・(^^;)


最近は250ccクラスのバイクの売れ行きが好調だそうで、若い世代のライダーも増えている気がします。

オートバイを楽器や音楽同様 “文化” として浜松に根付かせていきたいですね。

2017年8月26日 (土)

民間出身議員から見た公会計情報の活用

Cipfa1 浜松市で「CIPFA Japan 中部部会 第1回 セミナー」が開催されました。

CIPFA Japan については下記のリンク先をご覧ください。

★CIPFA Japan

怪しげな名称ですが、なかなかの組織なのです。

縁あってこの会員になっています。代表者は 石原 俊彦 関西学院大学大学院教授。お話によると手弁当・持ち出しで会を運営しているようで申し訳ないのですが、志の高い自治体職員や議員が集っています。

全国規模の組織で会員は500人を超えたとか。年に数回、関西学院大学やその他自治体を舞台に、全国規模の研修会を開催しています。

今回、初めて地方単位での研修会を開催しました。しかも浜松で。

浜松在住会員は2人しかおらず、もうひとりで言いだしっぺの常葉大学経営学部の ★酒井 大策 講師から、「田口さん、何かしゃべってください・・・」とのリクエスト。

志の高い参加者が多いので「釈迦に説法」と思いつつも、10年前、初めて議員になったときのことなども思いだし、表題のタイトルで約40分ほどのお話をしました。

もちろん「公会計情報の活用」と言っても、私は学者でも公認会計士でもないので、テクニカルな話はできません。ただ民間企業での経験などから、「おカネに対する意識の違い」、「ベンチマークの大切さ」、「ストック情報の活用」などをお話させていただくと同時に、県で進めている「行政経営研究会」の取り組みなどを紹介しました。

またちょうど県で総合計画策定を進めていることから、それへの活用の可能性などについても、期待を込めてお話ししました(実務者ではないので難しさはあるとは思いますが・・・)。

当日使用したパワーポイントの資料に、一部説明を加筆したものを備忘録的にアップします。

★パワーポイント資料 (PDF)

質疑応答では他の自治体議員さんから「総合計画策定時に将来の予想貸借対照表を作ってはどうか」とのご提案をいただきました。私も同感です。セグメントごとのB/S作れないかな・・・。

2017年8月25日 (金)

今後の「バイクの3ない運動」の展開について

Dsc_4783 全国高等学校PTA連合会の全国大会が静岡県内で開催されました。

4年前、二男が通う高校のPTA会長をやり、山口県で行われた全国大会に参加しましたが、その時は一度に集える場所がなかったと記憶しています。

その点、今回、エコパアリーナがほぼ一杯になるほどの大規模な集会の実施にあたった県内高P連関係者のご尽力には頭が下がります。

関係者のみなさん、本当にお疲れさまでした。

すでに関係者でもない私が関心を持っているのは、ただ1点、「バイクの3ない運動」に関する報告があるのではないか・・・と思ったからです。

事前の情報では、「プログラムに『マナーアップ運動について』というテーマがある」ということでした。なぜかカットされたようですが、大会冊子に写真のような記載がありました。

★全文PDF

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自転車・バイク・歩行者のマナーアップ運動

現在、交通事故によって多くの子どもたちの「大切な命」が失われています。

そのため本会では、子どもたちが交通事故の「被害者にならない、加害者にさせない」ことを目的に、地域社会と共に具体的な交通安全指導を推進する必要があると考え、「自転車・バイク・歩行者のマナーアップ運動」を各機関・団体等と連携・協力して、交通安全教育の充実のために効果的な活動を推進しています。

さらに本会では高校生がもしも交通事故等の加害者になったときの経済的負担を補償するため「全国高P連賠償責任補償制度」を運営しています。

今後の「バイクの3ない運動」の展開について

全国高等学校PTA連合会では、昭和57年より「バイクの3ない運動(免許は取らない・乗らない・買わない)」を通して、35年にわたり子供たちの「大切な命」を守り続け大きな成果をあげてきましたが、今後については地域の実情や昨今の社会情勢等の変化に鑑み、各都道府県市高等学校PTA連合会がそれぞれの立場で、「バイクの3ない運動」を独自に展開することとします。

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これまで「バイクの3ない運動」に関する高P連の決議等は5年ごとに行われており、今年がちょうどその年に当たります。

●昭和57年(宮城)特別決議

「三ない運動の徹底による高校生のバイク全面禁止」

●昭和62年(徳島)特別決議

「三プラス一ない運動の推進」

(「親は子供の要求に負けない」を追加)

●平成4年(熊本)特別決議

「三プラス一ない運動のさらなる推進」

●平成9年(山形)宣言

「三ない運動の新たな展開」

(主文で「三ない運動の趣旨徹底を全国組織を挙げ更に推進するが、二輪車の安全運転に関する効果的な指導のあり方を検討」とした)

●平成14年(北海道)宣言

「高校生の大切な命を守り、生きる力を育てるための新たな運動の展開」

(主文で「三ない運動は基本的に引き続き推進する」としつつも、前文で「自動車・自転車等を含め交通安全運動を積極的に推進」と記載)

●平成19年(埼玉)宣言

★埼玉大会宣言文(PDF)

●平成24年(和歌山)

★「自転車・バイク・歩行者のマナーアップ運動」の実施について(PDF)が報告された。(「バイクの3ない運動は埼玉大会での宣言文の精神を踏襲する」とされた)

●今年は上記のとおり冊子への記載だけで報告等はありませんでした。

これまで5年ごとの大会からすると、妙に中途半端な書きぶりですが、「3ない運動」については都道府県市高P連にゆだねるということで、大きく方針を転換したという理解でよいでしょうか。

「交通安全教育やマナーアップ運動」の推進について議会で議論したいと思います。

2017年8月23日 (水)

有効求人倍率1.57

県当局から、最近の県政課題について報告を受けました。目下の課題は「人手不足」とのこと。6月の有効求人倍率は1.57倍で、これまでの推移をみても状況はよくわかります。

★雇用に関する統計資料 H29年6月分(静岡労働局)

特に中小企業を中心に人手不足感が強くなっているとのことで、職種間でもそうとうバラつきがあるようです。まもなく7月分が公表されるでしょうが、あらためて注目したいと思います。

当初予算以後の状況の変化に対応するため、自治体は補正予算を組みますが、9月定例会の補正予算はこうした対策が求められそうです。

2017年8月22日 (火)

浜松市政懇談会

年1回、毎年この時期に行われている「浜松市政懇談会」。

鈴木康友市長ほか幹部職員と、浜松市選出の県議会議員が出席して行われる意見交換会で、テーマは主に県に対する要望事項と市の取組報告が中心です。

来年度の予算要望として、①遠州灘海浜公園(篠原地区)の整備、②フォトンバレープロジェクトの推進、③浜松工業技術支援センターにおけるベンチャー企業・起業家サポート、④県立高等学校への特別支援学校(分校)党の設置、の4項目が示されました。権限移譲により県の関与が減ってはいるものの、選出議員として支援していきます。

①はこれまでも議論している「野球場」の整備要望です。今年度は私が所管の建設委員会に所属していますので、タイムリーに議論していきます。②③④もそれぞれ所管委員会に浜松市選出議員が所属していますので、各議員が役割分担して取り組みます。

報告事項は①直虎プロジェクト、②浜松バレー、③五輪・パラリンピック、④区制度の検討状況でした。④については、これまでの経過と今後の進め方について報告いただきました。本年10月から「現在協議中の案についての説明・意見聴取」を行い、平成30年度末(H31年3月)には行政区再編をするかどうかの結論を出すということです。

終了後、ひとりで市の某部局を訪問し意見交換しました。県と市が連携して、浜松市民にとっての最適化を進めていきます。

2017年8月21日 (月)

議会改革はまず自分たちから

Img_6783 今後本格化する県の総合計画策定に向け、会派政調会で議論をスタートしました。

当局の説明を聞いて、それについて意見を述べる・・・、という従来の手法でなく、県の将来を考えるにあたって必要となる政策・施策を、ワークショップ形式でワイワイやりました。

Brast私は、これまでの施策の延長でなく、10年先を見すえ今後やっていくべきことを “バックキャスティング”で考えました。

初めての進め方に、ベテラン議員のみなさんは戸惑われたかもしれませんが、こうした場もたまには面白いですね。

議論の進め方をこのように変えていくのも議会改革の一つかと・・・。

2017年8月20日 (日)

静岡県原子力防災センター

Bousaic1 昨日の午後、7月から一般公開を始めた「静岡県原子力防災センター」に行きました。

きっかけはスズキ労組役員のひとこと。

「田口さん、夏休みに“社会科見学ツアー”をやりたいんですが、富士山静岡空港とか見せていただけませんか?」

家族連れで楽しめ、子どもの夏休みの自由研究のネタにもなる企画のようです。

県の担当者に相談したところ、空港では一部、一般見学できないバックヤードに入れてもらい、さらにおススメいただいたのがこの施設でした。

Bousaic2 実は私も初めての訪問でした。

この施設は「環境放射線監視センター」と原子力災害時の拠点となる「オフサイトセンター」が併設されたもので、国の補助を受け平成28年4月から稼働しています。

以前は浜岡原発の近くにありましたが、東日本大震災のあと、“近すぎる”ということで当地に移転したものです。

放射線の監視は県が行いますが、いざという時のオフサイトセンターは国が設置するため、国の職員も常駐しています。

Bousaic3 この日は「原子力災害対策エリア」の見学もさせていただきました。施設そのものは一般公開していますが、このエリアは事前に連絡しておく必要があるそうです。担当のみなさんには土曜日にもかかわらずご対応いただきありがとうございました。

詳しくは下記のサイトをご覧ください。

★静岡県環境放射線監視センター(県のサイト)

2017年8月19日 (土)

佐鳴湖水質調査

Sanarusee 暑い一日でしたね~。

午前中は今年で10年目を迎えた佐鳴湖水質調査。年4回の開催でちょうど40回目だということでした。

昨夜の雷雨の影響もあってか、いつもの夏よりも塩分濃度(0.39%)や水温(27.8℃)は低かったようです。担当者は「CODはあまり影響しないのでは…」と予想していましたが、どうだったのでしょう。途中で帰ってしまったので結果は聞きませんでした。

今日の参加者は約50人。地元大平台高校の生徒さんや中学生の他、夏休みの研究ということもあってか、子ども連れの参加者が多かったようです。地元企業のFCCさんからも毎回多くの方がお見えになっていました。

多くのみなさんに関心を持っていただくことで、環境保全につなげていきたいですね。

2017年8月13日 (日)

ものづくりの新たなチャレンジ

Fbiz 浜松青年会議所 産業育成委員会が開催した「ものづくりブランディング事業」に参加させていただきました。

基調講演はf-Bizの 小出 宗昭 氏。「地域経済活性化は中小企業のチャレンジから」と題して、いつもどおりの歯切れ良いお話を聞かせてくださいました。

気づいていない自らの強みを知るところからはじめ、新たな販路開拓にチャレンジする企業を、具体名を挙げて紹介していました。

青年会議所の若手経営者のみなさんにはとてもイイ刺激になったのではないかと思います。

個人的にも参考になりました。特にB2B企業はマーケットニーズを探るのが苦手なようで、B2Cにチャレンジする際、お客様目線に立つのが大切だと感じました。

県の産業支援も2年ほど前から、「マーケット・イン」という考え方を入れるようになりましたが、行政関係者の目線ではダメでしょうね。

やはり現場を知っている人、人材育成が急務と感じました。

後半は地元企業のみなさんの得意分野を活かした「車イス」の製作。利用者のちょっとした“困りごと”を解決する知恵を出していました。ヒントはいろんなところにあります。

Sp写真はシートを工夫した車イス。

2017年8月10日 (木)

内部統制と監査機能の強化

Prfishihara 地方自治法が改正され平成32年度から都道府県と政令市には「内部統制に関する方針の策定と体制整備」と「監査制度の充実強化」が求められるようになります。

そこで「内部統制と監査機能の強化」というセミナーを受講しました。

講師は関西学院大学大学院ビジネススクールの 石原 俊彦 教授。久々に石原節を聞かせていただきました。

「内部統制」は5年ほど前に一般質問で取り上げたことがありますが、当時はまだあまり一般的ではありませんでした。

しかし「公会計改革」や「目標管理」がそうだったように、“グローバルスタンダード” が国内の民間企業に適用され、続いて行政にも導入される・・・というのが近年の流れでしたので、そのうち来るだろうと思っていました。

議会にも「内部統制評価報告書」が報告されるようになります。議会のチェック能力も試されます。

民間企業の内部統制は「財務報告の信頼性」を重視しますが、自治体の場合は、「合規性・適法性」を前提に、「業務の有効性・効率性」を評価すべしとのこと。参考にします。

監査制度の充実強化のポイントについては「リスク・アプローチ」という考え方でリスク評価をベースにし、監査の方向性や重点項目は「社会環境・知事方針・内部統制体制・過去の監査結果」等を考慮して決めていくべきとのことでした。

セミナーは監査委員事務局の担当者が対象で、いささか専門的でしたが、久々にイイ刺激になりました。一般質問で取り上げようかな・・・。

2017年8月 8日 (火)

官民連携の進め方

昨日、本日は会派で街頭広報活動を予定していましたが、台風の影響もあり延期しました(結果的に今日はできなくはなかったかも・・・)。

日程が空いたので、浜松市が主催する「PPP/PFI推進セミナー」に参加しました。

昨年は官民連携による市営住宅建設が提案されましたが、今日は「弁天島海浜公園」の民間事業者募集の告知がありました。具体的な資料はでき次第公表するとのことでした。

公園等の運営に民間のノウハウを使うことで、これまでおカネを使うばかりだった施設が、おカネを生むようになった事例はいくつもあります。近くでは「掛川城」の指定管理者導入の例もあります。

★掛川城の指定管理(H28.8.24のブログ)

浜松市は様々な事業分野で官民連携を模索しています。ベースになっているのは「★民間活力の導入に関する基本方針」(←クリックするとリンク先PDFデータをご覧いただけます)。

人口減少下、税収もますます厳しくなる中で、公共サービスを「官」が税金だけで行うのはもうムリ。「民」の力を活かすことは必至です。

県はまだこうした指針・方針を持っていません。

最近では富士山静岡空港のコンセッション(運営権譲渡)や東静岡駅前に整備を予定している「文化力の拠点」などの計画がありますが、富士山世界遺産センターは直営で行うなど、今一つ県の民活の姿勢が明確になっていません。

県が初めてPFIを導入したのが平成18年度開校した大平台高校の整備とその後の管理運営でした。

あれから10年余が経過。場当たり的に考えるのでなく、一定の考え方を決めておいた方がよいのではないかと思います。

2017年8月 2日 (水)

清水港の活性化

清水港の活性化
清水港の活性化
次郎長で有名な清水みなと。時代は移り、今は巨大な港湾となっています。

今日は建設委員会のメンバーで清水港周辺を視察しました。
折しも特定外来生物アカカミアリが発見されたとの報道がありましたが、目的はそれではありません。今日の視察目的は、三保松原の景観保全と清水港の活性化でした。

清水港は、コンテナターミナルの強化による物流拠点としての側面と、官民が連携したクルーズ船誘致による観光誘客増による活性化が期待されています。

空港同様、首都圏近畿圏さらに福岡あたりとは規模が違いますが、地の利を活かした事業展開を進める必要があります。
他の港湾と比較して利用者とウインウインになれるような施設整備を進めたいですね。

明日は沼津港のほか御殿場・裾野の農業基盤整備を見に行きます。
この分野はあまり得意ではありませんが、何事も勉強ですね。

2017年8月 1日 (火)

メルマガ8月号

メルマガ8月号を配信しました。

最近のブログで報告した「建設委員会関係の記事」をまとめたものです。

ブログ読者の皆様には“手抜き”と怒られるかもしれませんが、集中的に取り組んだ結果でもあります。

★メルマガ8月号

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