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田口が選ぶ、今年の県政ニュース

平成29年もあと数時間になりました。

みなさんにとって今年はどんな1年でしたか?

私なりに今年の県政ニュースを選んでみました。いかがですか?

①県知事選挙で川勝平太知事 83 万余票を獲得。ふじのくにづくり 3 期目スタート。

②NHK 大河ドラマ「おんな城主 直虎」放映。浜松を中心に、県内各地を全国にアピール。

③富士山世界遺産センター開館。国内外からのお客様をおもてなし。

④ラグビーW 杯前哨戦「日本vsアイルランド」開催。2019 年の開催に向け準備が始まる。

⑤続く人口減少。H28年の転出超過 6,390 人、合計特殊出生率 1.55から反転なるか。

⑥「障害を理由とする差別解消推進県民会議」開催。誰もが安心して暮らせる静岡県に。

⑦「次代を担う若者たちによる県民会議」による知事提言。進むか?若者の政治参加。

⑧特定外来生物 ヒアリ、県内でも確認。港湾等の水際対策が課題に。

⑨新東名高速道路 森掛川 IC⇔新静岡 IC 間で、日本初 最高速度 110 ㎞試行開始。

⑩県債残高 戦後初の減少(H28年度決算)。しかし今年は厳しい財政状況に。

それではみなさん、良いお年を~^^

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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

県議会図書室でこんな本を借りました。

静岡県議会の図書室は国内の議会図書室の中でも最も活用されている図書室と言われており、私たちにもさまざまな情報を提供してくれています。

今回はテーマに魅かれて手に取って見ました。

サブタイトルは、“経営における「アート」と「サイエンス」”。

ごくごく簡単に記すと・・・、

---経営は「アート」と「サイエンス」と「クラフト」の混ざりあい。しかし現在のビジネスは「サイエンス」と「クラフト」が重視されている。複雑化・多様化する現在、組織の創造性を後押ししステークホルダーをワクワクさせるビジョンを生み出す「アート」に着目---

---「絵を見て、何が起きているのか、これから何が起きるのか」を考えるVisual Thinking Strategyにより経営判断を鍛える---

・・・などなど、なるほどと思わせる内容がいっぱい書かれており、一気に読みました。

次の休みは美術館に行こうかな・・・。

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高塚駅北土地区画整理事業

私は県庁までの通勤にJR高塚駅を使っています(徒歩16-7分)。

北口の区画整理事業が進んでおり、ちょっと不便を感じる方もいらっしゃるでしょうが、市の情報を提供します。

H30年度に完成予定になっています。ロータリーができれば公共交通の便も期待できるかも…。

★高塚駅北土地区画整理事業(浜松市のサイト)

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自動車産業を襲う破壊的影響

刺激的なタイトルです。備忘録的にアップします。

昨日お会いした方から、次のレポートを見せていただきました。

★シリコンバレー D-Labプロジェクト レポート

ネットで検索すると経済産業省のサイトにアップされていました。

静岡県の産業構造は、EV化で激変するだろうと思っていましたが、それどころじゃないですね。

タイトルはこのレポート中の項目です。

リスクを恐れるのではなく、リスクに備えることが大事です。幸いこのレポートにはヒントもたくさんあります。

「生き残るものは、変化に対応できるもの」。まさにこんな言葉が思い出されます。

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県民意見を募集中!新総合計画(案)

県は、12月定例会でも議論された新総合計画(案)へのパブリックコメントを募集しています。

★パブリックコメント募集のページ

★総合計画(案)

膨大な量ですが、関心のあるテーマだけでもご意見をお寄せいただければ幸いです。県に直接でもかまいませんし、私宛にご連絡いただいてもかまいません。

みんなで県の羅針盤を創っていきましょう。

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今回の案は10月に示された案から、審議会や議会の意見を踏まえて修正されています。

★10月の素案

私たちふじのくに県民クラブからは11月に次のような提言を出しています。

★基本計画案に対する提言

反映された部分もありますが、私のこだわりである「行政経営」や「産業政策」は、今後もう少しディープに意見を出していきたいと思っています。

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重点政策提言2018

Img_6877 12月定例会の審議も残すところ21日の閉会日だけ。議事に関する議論はすでに終わっていますが、今日は例年この時期に行っている来年度予算編成に対する提言を知事に手交しました。

景気回復がなかなか実感できず、高齢化、地震津波対策などの財政圧力、そして人口減少という大きな課題が山積する中、大きな変革が求められます。

私たちは、次期総合計画の10年先、さらにその先まで見据えての予算編成を提案しました。

会派の4つの政策理念「命・豊・人・礎」について政調会で検討し、これからの社会情勢の変化などを踏まえ作成したものです。私からは行政経営や産業政策で将来を見すえた政策推進を盛り込んでもらいました。

川勝知事からは、大幅な金融緩和が生活実感につながっていない中の予算編成であり、富づくりのため全産業にわたってイノベーションを進め、技芸を磨く実学が重視しホワイトカラーからスーパーブルー・スーパーグリーンカラーの人材を育てていきたい…、などの意欲が示されました。

よろしければご覧いただき、ご意見などをお寄せいただければと思います。

★平成30年度予算編成に対しての提言(前文)(PDF)

★重点政策提言2018(PDF)

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地域防災訓練

A1 12月第1日曜は「地域防災の日」。県内各地で防災訓練が行われました。

私は例年同様、地元の自主防災訓練に参加しました。

私たちの地域では、以前から多くの中学生に参加してもらっています。平日昼間に災害が起きた場合、お勤めのみなさんは地域での活動ができません。いざという時のために、中学生のみなさんにはいろいろ学んでいってほしいと思います。

A2 今日は民生委員さんの声かけで、地域の一人暮らしの高齢者の方、障がい者の方も訓練に参加しました。顔の見える関係をつくることは大切ですね。とても良いことだと思いました。

最近、地震防災の話を聞く機会が増えていますが、地震そのものでは助かった命が、被災生活を送る中で避難所などで亡くなる“震災関連死”が増えています。

避難訓練もさることながら、その後の対策も入念に講じるべきです。今後の課題かと。

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メルマガ12月号

メルマガ12月号を配信しました。

毎月配信していますので、県議になって80か月経ったことになります。

内容は12月定例会のトピックス。昨日のブログに近いです。

★メルマガ80号(12月号)

昨日行われた本会議の知事提案説明では、冒頭、地域防災と南海トラフ巨大地震対策への言及がありました。

明日は地域防災の日。予知が困難とされた現実を受け、多くの県民のみなさんが「自助・共助・公助」について考えてほしいですね。

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12月定例会 開会

本日、12月定例会が開会しました。

補正予算は約7億円。10月の台風21号の高潮で被害を受けた漁港や港湾の災害復旧が大きなものです。

このほか、2019ラグビーW杯で、日本代表戦がエコパで行われることが決まりましたが、この試合を含め全4試合がエコパ行われることを受けPR予算が提案されます。日本代表vsアイルランドは2019年9月28日。楽しみです。

条例では、来年3月島田市にオープンする「ふじのくに茶の都ミュージアム」という施設の運営に関する条例が上程されます。

また、国民健康保険の制度改定に伴う条例制定があります。国保は主に自営業者や会社を退職した人が対象の医療保険制度です。これまでは市町村が運営していましたが、来年度から県が関与することになりました。

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今議会の注目は「総合計画」です。

パブリックコメントも予定されていますので、多くの皆様のご意見をお聞かせいただければと思います。

県は来年度から10年間の県の指針となる「静岡県総合計画(基本構想)」の策定を進めています。合わせて前期4年間の具体的な「戦略計画(基本計画)」が議論されます。

本会議終了後、全員協議会を開催し、部局長から最新の計画案の説明がありました。

9月定例会に提案された案には、議会からいくつかの指摘が出されていました。

現計画が“ふじのくに”とひらがな表記であるのに対し、新ビジョン(案)では「富士の国」と漢字表記になっていた点、私も一般質問で取り上げた「行政経営の位置づけ」、「有徳の人」の育成の継続については議会の意見を反映し、今日までに修正されました。

一方、「Dreams come true in Japan」は英語表記でわかりにくいとの声がありましたが、これは残っています。みなさん、この意味わかりますかね?

昨日までの案は下記のとおりです(本日の提案で一部修正されています)。

★総合計画基本構想(案)

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私が議員になってからの10年前、人口減少、グローバル化、IT化など社会は大きく変わりました。一方、地震防災対策やセーフティネットの充実など住民の命を守るという行政の使命は一層の強化が求められるようになりました。

世界に目を向けると人口増加、食糧問題、エネルギー問題、地球温暖化、テクノロジー進展に伴うAIやフィンテックの導入等々、ものすごい勢いで複雑化多様化が進んでいます。国連が定めるSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)もあります。

次の10年はこうした時代潮流を踏まえる必要があります。こうした時こそ私は、現状の延長線で考えるのでなく、あるべき姿を見据えた“バックキャスティング”の発想が必要と考えています。

大枠は川勝知事の考え方を尊重したいと思っていますが、今後提起される基本計画の個別項目については、「守るべきものを守り、変えるべきものを果敢に変えていく」。こうした気概を持って進めていきます。

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