1 地方創生総合戦略 (1)進捗評価
県は2015年10月に、2019年度を目標年度にすえた静岡県版地方創生総合戦略「美しいふじのくに まち・ひと・しごと 創生総合戦略」を策定した。
この計画は2060年の人口ビジョンをもとに、人口減少対策として当面の「抑制戦略」と将来に向けての「適応戦略」を取りまとめたものだが、2年半が経過した総合戦略の進捗状況の評価と今後の進め方をうかがう。
昨年度の評価ではKPI指標の6割が順調に推移している。県外からの移住者は昨年度1070人で20代後半から40歳代が増えており、環境整備をしていかないといけない。転出超過は減少傾向で施策の一定の効果が上がっていると考える。
本年4月からスタートした「静岡県の新ビジョン」では10年後を展望した課題認識とそれに基づく政策を盛り込んだ。今後も人口減少、超高齢社会の克服に向け、バックキャスティングの視点のもと地方創生に取り組んでいく。
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