2009年8月26日 (水)

連節バス(8/26)

昨日、今日の2日間で、5つの常任委員会が開催されました。

新聞報道もされていますが、私の所属する「厚生保健委員会」では、医療センターの新たな経営体となる「地方独立行政法人」をチェックする役割を持つ「評価委員会」の設置が報告されました。

何かと課題の多い病院事業ですが、医師に加え、民間企業の経営・監査に携わっている人もメンバーになっていますので、実質的なカイゼンが進むことを期待します。

議会も、チェック機能の役割をしっかり果たし、市民が安心して医療を受けられる仕組みづくりを進めていきたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Renketu_bus「建設委員会」では、連節(連結)バスの実証実験が報告されました。

写真は、たまたま4月に乗った連節バス。小田急湘南台駅から慶応義塾大学藤沢キャンパスまで運行されています。

ごくフツーの街中を運行していましたが、大きなボディに似合わず、案外、小回りがきくな~と思いました。

Renketu_bus2 問題は「バス停」の確保でしょうか・・・。

湘南台駅では、事前に時刻表をチェックしていたのですが、通常の路線バス乗り場よりも離れた場所に停まっていて、あわてました。

あとは路線ですよね。

大学のように授業時間に合わせて、一度に多くの学生が移動するような場合には効果的ですが、浜松でどのような使い方ができるか・・・。

ウィキペディアにいろんな事例が出ていましたが、朝夕だけではもったいないような気がします。

他の委員会は情報収集できていません。「総務委員会」では「地域協議会」について議論になったとの話も聞きましたが・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月14日 (日)

水防演習(6/14)

Photo_2 今日は水防演習へ。市内各地から、653人の水防団員が参加し、日ごろの訓練の成果を発揮しました。

私の住む入野地区からも、約40人が参加。

基本的な「土のう造り工法」では、昨年に続く最優秀賞は逃しましたが、第3位に入賞。

Photo地域を守る熟練の技術を見せてくれました。

続いて「笈牛工法」を披露(写真)。

流水を緩和するための「木のやぐら」を、スピーディに、そして見事に完成させました。

みんな、仕事を持ちながら、イザというときの訓練をおこなっているボランティアです。

「地域のことは地域で」を実践されているみなさんに頭が下がります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月11日 (月)

どうする市営駐車場(5/11)

今日11日、「環境経済」「厚生保健」「建設」の3常任委員会が開催されました。

私の所属する建設委員会では、「駐車場事業特別会計」補正予算の“市長専決”についての「報告」がありました。

簡単にいえば・・・、

★H20年度の駐車場事業決算は、約1.7億円の赤字となる見込み

★その赤字穴埋めのために、H21年度の駐車場事業から同額を充当したい(「繰上充用くりあげじゅうよう」といいます)

★この件について、市長が補正予算を “専決” 執行する

・・・というものです。

この話は、大きく3つの問題点を含んでいます。

①経営悪化している市営駐車場事業をどうするか

②繰上充用制度(出納閉鎖期間、公会計のあり方)

③市長の専決と議会の議決(議会のあり方)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

①の駐車場事業については、昨年度、すでに基金(貯金)が底を尽いてしまったこともあり、今後のあり方について議会や行革審から指摘されていました。

今年度中に「売却」や「民営化」も含めて検討する…としていましたが、財政上 “火がついた”状況になってしまいました。速やかにあり方の検討が必要です。

②「繰上充用」は、H21年度のおカネで、H20年度の穴埋めをするという制度です。

公会計には「出納閉鎖期間」という(不思議な)制度があり、3月末決算でも5月末までにおカネが入れば良いということになっています。そこで、新年度のおカネの中から前年度に支払うことが可能になるわけです。

今回はこうして明らかにしていますが、この仕組みを悪用している自治体は夕張市だけではないようです。正しい財政状況を示すには問題のある制度ではないでしょうか。

③次に今年度予算をどうするのかという問題です。

こうした議論は議会の補正予算審議で行うべきものですが、今回は市議会が “閉会中” ということで市長の専決事項として執行されます。

今年度、駐車場使用料金収入が急に増えるわけではありません。本来、3月の「駐車場事業特別会計」予算審議で議論すべき問題ですが、予算を議決した際には、このような問題は表面化していませんでした。

収入増のメドが立たないまま、安易に補正予算を専決することが許されてよいのか…という忸怩たる思いがあります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いまさら言ってもしょうがないのですが、H20年度の財政状況については2月議会で補正予算を組むべきでしたし(一般会計からの補てんしか手はありませんが…)、それをベースにしたH21年度予算を議論すべきでした。

今から思えば、私のチェックも甘かったです。

半年に1回公表される「財政事情の公表」では、歳入予算に対する9/30までの収入率はわずか34.4%でした。このときに適切に指摘できていれば、3ヵ月以上も先送りすることなく、スピーディな判断ができたかもしれません。

今後は財務・会計をしっかりチェックし、先送りすることなく改善を進めていけるよう努力します。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2009年3月14日 (土)

予算審査の視点(3/14)

12日の建設委員会での、私の視点を記載します。

★部門の重点実施事項

昨年は「戦略計画(案)」が事前に示されたのですが、今年はそれが出されませんでした。トップ(市長)が昨年秋に策定した「戦略計画の基本方針」に沿って、重点項目がテーマアップされ、きちんと予算化されているかどうかは重要です。

「建設委員会」の業務領域は、昨年の「環境経済委員会」に比べ、中長期的なビジョンに基づく業務やルーチンワークも多く、単年度の戦略計画になじみにくいものが多いのも事実です。

しかし、そうした中にも、単年度の目標をしっかりと立て、進捗を追う必要があると感じました。事業を全て掌握するのはムリかもしれませんが、引き続き、できるだけ幅広く勉強したいと思います。

中でも、都市計画部門では、「都市計画マスタープラン」、「総合交通計画」、「国土利用計画浜松市計画」の3つが来年度中に策定されます。いずれも将来の都市像を描くための重要な計画です。秋以降、議論が深まってくると思いますので、注視していきます。

★下水道事業のバランスシート

「退職給与引当金」が不十分です。質問に対し「本来12億円程度引き当てるべきだが、監査部門と話をして、今後15年間かけて積む」とのことでした。そんなんでイイのかな~?

約11億円の「隠れ借金」ですよ。財務情報は適正に開示し、悪いものは悪いなりの対応をせねばなりません。

また企業債についても、下水道事業の借入金利息だけで49億円にもなります。どれだけ事業の足を引っ張っているのか・・・。

中身を見ると、「事業債」は減らしていますが、「資本費平準化債」というおかしな借金が増え続けています。

「減価償却期間と企業債償還期間の差を埋めるための起債」と説明されましたが、そもそも減価償却費を起債の償還に充てること自体おかしいと思います。

名前はどうあれ借金は借金。財政健全化のため認められた国の制度と言うことのようですが、負担するのは全て市民です。

上下水道事業は “企業会計”とはいうものの、“企業の会計”とは全く違います(「資本費平準化債」についてはもう少し調べます)。

★税収減の最大の影響

土木費は約72億円の減。中でも「道路費」は約26億円の減額になっています。

この「道路費」。20年度は「道路維持費」と「道路整備費」に分かれていました。「維持」は既存道路の維持・改良、「整備」は新設と考えてよいと思います。

質問したところ、「維持」が約▲8億円、「整備」が約▲18億円程度のようでした。おそらく「起債抑制」の方針からこうなったのではないかと思いますが、今後の「みちづくり計画」への影響は避けられないでしょう。

こうした中でもメリハリをつけて、通学路の安全確保や交通事故防止など、優先順位を付けた事業の進捗が望まれます。

★補助金について

建設委員会関係の大きな補助金として、「組合施工の区画整理事業への補助金」が約17億円予算化されています。

以前、包括外部監査の指摘を受けていたので、もう一度見たかったのですが、調査不足でチェック(質問)できませんでした。

また、「農政の区画整理」といわれる「土地改良事業」にも、多額の補助金が投下されています。運営補助や過去の投資への償還助成などもあるのですが、これらについては、あらためて実態把握したいと思っています。

★今回は、全議案に賛成です(“附帯決議”には反対ですが、議決しないようです)。

昨年は「賛成討論」をやろうと思い、原稿を用意しましたが、結局、やりませんでした。

今回も討論予定はナシです。

審議でいろいろ考えたことは、5月議会の「代表質問」で主張します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 9日 (月)

はまゆう大橋(2/9)

「入野町民」さんから、昨日の「西区まつり」へのコメントをいただきました。大渋滞など運営上の反省点は、今後に生かさねばなりませんね。

さてコメントに書かれていた「はまゆう大橋」についてご報告します。

「はまゆう大橋」は、浜名湖花博の開催に合わせて開通した橋で「静岡県道路公社」が所有(管理)しています。

7時から19時まで有料で、夜間は無料となっており、計画では「平成46年3月まで有料」となっています(完成30年後)。

有料通行車数は、1日平均826台(H19年度実績)となっており、一日の売上は約15万円、年間約5700万円ということです(150円、普通車200円)

当初、車両の通行予測(計画)を年3500台程度と見込んでいましたので、利用度は見込みの23%にとどまっています。「交通量達成率」は、全国の有料道路の中で「ワースト7位」にランクされています。

昨日はさすがに多数の利用があったのではないかと思いますが、事業費は30億円程度かかっていますので、とても「元を取る」ことはできないでしょう。

ちなみに同じ県道路公社所有の「村櫛舘山寺道路」は平成19年5月に無料化されました。こちらも交通量の少ない道でしたが、計画どおり30年後の無料化でした(まだ無料になったのを知らない方もいるようですね・・・)。

HPで公社の平成19年度の財政を見ると、税金を投入しているということはないようですが、浜松市からの「駅南駐車場の負担金収入」を含めて、収支はトントンのようです。また、平成20年度は一見すると赤字見込みのようです。

浜松市では外郭団体の見直しを行っていますが、県でそうした議論をしているかどうか、県議会のHPではわかりませんでした。

こうした公社財政の健全化や、あと25年間、23%の利用率で、償還見込みのないまま継続するのがよいのかどうか、道路公社のあり方を議論してほしいものですね・・・。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009年1月19日 (月)

緊急雇用対策②(1/19)

本日行われた「建設委員会」で、下記2点の具体的「緊急雇用対策」が報告されました。補正予算は組まず、予備費の2500万円を充当する予定です。1/8の市臨時職員採用に次ぐ具体的施策の実施となります(1/8の内容はこちら)。

①「市民の森管理業務」

「市民の森(公有地)」の樹木や竹の伐採・剪定、草刈などを「業務委託」し、雇用機会を創出します(「市民の森(公有地)」は中区に5ヵ所あります)。

◆対象 浜松市に居住し、平成20年10月以降に会社都合で解雇・雇止めされた人

◆募集 33人 

◆期間 1/26(月)~3/31(火) 実日数40日

◆賃金 日額6000円

◆募集手続 市の臨時職員と違い、入札により委託された事業者が、ハローワークを通じて募集します。入札・募集は1/22(木)に行われる予定です。

②「道路の草刈・清掃業務」

市内10路線の国県市道の草刈や清掃などの管理業務を、上記同様の手法で実施します(市内各区)。

◆募集 27人

◆期間 2/2(月)~3/16(月) 実日数20日

◆募集手続 入札1/26(月)・募集1/28(水)を予定

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月 8日 (月)

フォルテ跡地開発(12/8)

フォルテ跡地の再開発について「環境経済委員会」と「建設委員会」が開催されました。委員会の招集が先週火曜日の両委員会終了後でしたので、まさに緊急開催といえます。

私の所属の「建設委員会」では、都市計画法と都市再生特措法に基づき、事業者(遠州鉄道)から出された「地区計画」と、今後提案される予定の「都市再生特別地区」の説明がありました。

すでに新聞報道されていますが、遠鉄からは、現在解体が進んでいるフォルテ跡地に、13階建ての施設を建設し、売場と事務所、ホールを整備する計画が示されました。

高さは約65mと現在の百貨店(9階建て43m)よりも高いものとなります。また現在の遠鉄百貨店とフォルテの間の「ギャラリーモール」には屋根をつけ、3F~6Fに連絡通路を設置するとのことです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「建設委員会」では、遠鉄の整備方針は議論の対象になっていません。法に基づく計画の説明であり、「区域の整備方針」や「整備計画」に大きな変更がなかったため、それ自体、異議を唱えるような内容でもなく、特筆すべき議論はありませんでした。

あえて変更点を書けば、「高さ制限を70mまで認める点」と、「計画エリアを下記で述べる歩行者専用道全域に広げる点」くらいでしょうか。ちなみに「高さ制限の緩和を売却条件に考慮しなかったこと」への意見は出されましたが、委員会の議論とは直接関わらないので詳しくは触れません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「環境経済委員会」では「公共機能の確保」や「浜松都市開発㈱の解散」などがテーマでしたが、出席していないのでくわしい議論はわかりません。

なお、「建設委員会」では報告のなかった、「(仮称)浜松駅前市民にぎわいモール」を設置し、これまでの「ギャラリーモール」を広げて、遠鉄西側の歩行者専用道まで含めて活用促進を図る考えが示されました。

フォルテに関する報告は今後も継続します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月30日 (木)

冬の蛍(10/30)

20081030_1244 珍しく昼食を街中で食べ、ついでに中心市街地をウォーキングしました。

中心市街地の活性化を期待する声が大きいのですが、現実は逆で、シャッターを下ろした店やあちこちに散在するコインパーキングの多さに、あらためて課題の大きさを感じました。

また「手押し車(乳母車)」を押し、段差を気にしながら歩いているおばあさんの姿も気になりました。

これらも大きな政策課題の一つです。

写真は「冬ほた」のシンボルツリー。もうそんな季節なんですね・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月18日 (木)

学校施設の耐震化(9/18)

浜松市議会は、昨日、代表・一般質問が終了し、今日は議案審議の常任委員会が開催されました。

私の出席した「建設委員会」では、付託された議案は全て賛成となりました。

当局からの報告事項の中で嬉しい点がひとつありました。

「学校施設の耐震化」について、やすとも市長になって、2年前倒し実施することにしたのですが、さらに1年前倒しで、H24年度までに完了する方向で検討していることが報告されました。

財源は今後検討することになるのでしょうが、子どもたちの安全確保が一歩前進します。さすがはやすとも市長。私もこうした施策を実現できるよう、協力していきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 6日 (土)

水防フェア(9/6)

Suibou1_2 浜北区の「なゆた浜北」で、水防フェアが開催されました(「福市長」も登場していました)。

各種水防資料の展示のほか、降雨体験設備も用意されていました。私も時間雨量120ミリを体験しましたが、傘に降り注ぐ雨音で話し声が聞こえず、閉塞感を感じるような雨量でした。

先月の岡崎市では時間雨量147mmということでしたが、日本地図を見れば、岡崎市に雨を降らせた雨雲が、浜松にかからなかったのは、ほんのわずかな差に過ぎず、“ゲリラ豪雨”は、いつきてもおかしくありません。備えは常に怠りなく・・・。

★気象庁のHP(「解析雨量・降水短時間予報」、「レーダー・降水ナウキャスト」に降雨情報が載っています)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月25日 (月)

建設委員会(8/25)

午前中、建設委員会が開催されました。

先週、ずっと研修に行っていたので、議案の事前チェックができず、十分な指摘ができなかったことを反省しています。

今日の主な議事は、

○江之島水泳場の一部施設の廃止

○駐車場案内システムの廃止

○景観形成基本計画、景観計画、景観条例案へのパブリックコメント

○屋外広告物実態調査

○(仮称)交通安全条例(案)・・・などでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「江之島水泳場」は、来年2月に新たな水泳場(ToBiO)ができることから、一部施設(=「競技用50mプール」と「飛び込みプール」)を廃止するというものです。

江之島水泳場には、上記以外に「25mプール」と「屋外児童プール」がありますが、これは存続します。また「屋内温水プール」については、築37年と老朽化が進んでいますが、1年程度利用状況を調査し、その後、存廃を検討するとしています。

屋内温水プールは、現在、浜松市内に6ヵ所あります。場所は、江之島(南区)、可美(南区)、北部(中区高丘)、浜北(浜北区)、天竜(天竜区)、三ケ日(北区)で、来年、新たにToBiO(西区)が加わります。

温水プールの存続には耐震補強などの改修に4億円程度かかる見込みですが、存続の結論はしばらく先になります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「駐車場案内システム」は、中心市街地に入る手前の幹線道路で、駐車場の空き状況を電光掲示板で知らせているものです。車両の誘導を目的に、H6年に国の補助を得て42基設置しました。

その後の技術革新で、カーナビやVICS情報の提供などが普及し、また、交通安全上からも、不要ではないかとの声が増えたこと、入庫待ち渋滞が緩和されたこと、アンケートでも市民の2/3程度は不要としていることなどから廃止します。

これにより年間16~1800万円のランニングコストが削減できます。後利用は困難で、撤去費用には1基あたり数百万円かかるとのことですが、時代の変化からみてやむをえないと思います。これもバブル時代のツケですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「景観条例(案)等のパブコメ」では、94件もの意見をいただきました。規制強化を求める住民と、逆の立場の事業者の相反する意見が特徴的です。今後、条例を議論することになりますが、実効性のある規制になるよう、慎重に議論していきたいと思います。

逆に、条例の実効性に?マークがついたのが「屋外広告物」の現況です。

浜松市にはH17年に「屋外広告物条例」を制定したのですが、浜名バイパスの坪井インターから浜松西インターチェンジの間の環状線と、環状線から舘山寺街道のフラワーパークまでの間には、あわせて約350の屋外広告物があり、そのうち条例に従って正規の手続きで届出をしているものはわずか20しかないということです。

今後3ヵ月をかけて実態調査し、是正指導するとのことですが、景観条例の実効性にも大きくかかわる問題であり、事業者のモラルはもちろんですが、市の適切な指導が必要です。

市にはたくさんの「計画」や「条例(決まり)」があるのですが、「作って終わり」ということがままあります。PDCAのチェックは議会の役目です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後の「(仮称)交通安全条例(案)」は、政令市交通事故ワーストワン返上にむけて、市や市民、事業者が取り組むことを定めるものです。

検討にあたり、9月12日からパブコメを募集しますが、委員会の中では、「市民全体にかかわる課題であり、通常のパブコメ収集手法だけでなく、学校やお年寄りなど幅広く市民の声を聞くべきだ」との意見が出されました。私も全く同感です。

以前、環境に関するパブコメでは、授業で取り上げてくれた学校がありましたが(記事はこちら)、通学路の安全や自転車の運転など子どもたちにも大きくかかわることですので、そうした皆さんからの意見も是非いただきたいものです。

市民一人一人にかかわる課題ですので、多くのみなさんからパブコメが寄せられるよう、私も情報発信したいと思います。

明日は「行財政改革推進特別委員会」があります。9月議会もまもなくスタートします。またギアチェンジします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月28日 (月)

行政経営計画②(7/28)

「行政経営計画」の19年度実績と20年度計画が報告されました。

25(金)の特別委員会では全体的に、そして今日の常任委員会では部門ごとに審議しました。

★行財政改革推進特別委員会での報告

取り組み項目は全部で1084項目。うちH19年度の取り組みは791項目でした。

全項目 1084
H18完了 274
H19取組ナシ 19
H19取組 791

この791項目の自己評価は下記のとおりです。

H19完了 240 30.3%
進んでいる 149 18.8%
計画どおり 314 39.7%
遅れている 85 10.7%
未着手 3 0.4%
  791  

取り組みの効果額は次のとおりです。

   計画  実績
節減額   31億円   34億円
収入増額      6億円     7億円
総額   37億円  41億円

効果は評価してよいと思いますが、内容の精査が必要かもしれません。

当局も「まだ “やらされ感” がある」と話していましたから・・・。

委員からは「職員の意識改革を進めるべき」、「行政経営課で指導性を発揮すべき」など、担当部門へ期待する声が出されています。

★建設委員会での報告

建設委員会所管部門の取り組みは次のとおりです。

  H18
完了
取組
ナシ
H19
完了
計画
通り

着手
都市計画部 6 0 9 6 11 2 0 34
公園緑地部 9 1 7 11 9 5 0 42
土木部 10 0 22 3 23 1 0 59
建築住宅部 1 0 6 1 8 3 0 19
上下水道部 7 2 11 14 8 2 0 44

しかし、今日、委員会の中で報告があったのは2部門だけ。

「土木部」から19年度の報告1項目と20年度の新規計画2項目。「公園緑地部」から報告1項目でした。あとの部はナシです。

「やる気あんのか?」とは言いませんでしたが(^^;)、やんわりと、「せっかく取り組んでいるんだから、全部門から報告すべきではないか?」と意見を述べておきました(発言のタイミングを失ってしまい、委員長の “閉会宣言” 後の発言になってしまったので議事録には載らないと思います)。

「できた理由」、「できなかった理由」、「今後どうやったらよいのか」を明確にしておかないと、カイゼンは進みません。11月頃には中間報告があります。全部門から報告があることを期待しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月15日 (火)

視察報告(7/15)

先週の視察報告をまとめたのでアップします。

★視察報告をダウンロード

これまでの視察も同様にまとめており、抜粋を後援会報などで報告しています。

報告というよりも、備忘録的なもので、たとえば議会での質問や浜松の施策と比較する場合などに、「どこにあったけ・・・」と探さなくても済むようにデータ化しているだけです。

いただいてきたたくさんの資料は机の中。視察は前後が大切です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 9日 (水)

青森市(7/9)

20080708_1722_2 今日は青森市の「コンパクトシティ」について、調査しました。

浜松とは、地形や人口、都市形成など、かなり異なっており、「コンパクトシティ」と言っても、かなり事情が異なります。

青森は「中心市街地の活性化」も視野に入れていますが、むしろ「都市の拡散防止」が主眼のようです。

降雪の多い青森市は、年間の除雪費用が約20億円。多い年は30億円を超えるとのこと。

一般会計が1000億円程度ですので、2〜3%に相当します。

年間の除雪距離は1300キロメートルにのぼることから、市街地の拡大を規制し、コンパクトなまちづくりを進めています。

中心市街地は、高齢者向けマンションや市営住宅を中心街に誘導するなど、成果もあるようです。

「アウガ(写真)」という官民複合施設やイベント広場など、さまざまな仕掛けをしていますが、実際に街を歩いてみると、少しさみしいな…という感じでした。

詳しくは後日報告します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 2日 (水)

視察準備(7/2)

来週(7~10日)、市民クラブは会派視察に行きます。現在、その事前調査をしています。視察先とテーマは下記のとおりです。

★7/7 仙台市 「行政改革」

仙台市では、20人の若手職員による「区局横断若手職員プロジェクト(PT)」を設置し、内部から行政改革を進めています。PTが昨年末に出した提言は2つあります。

タイトルは「改革・改善アクションプラン(見える化大作戦)」と「区役所窓口お客様サービス向上提案書」。

☆若手職員PT(仙台市のHP)

私は昨年の一般質問で、行政の「見える化」や、「お客様第一主義」を求めてきました。浜松市も今年度から「事業の見える化」を進めていますが、仙台ではどのように「見える化」や「お客様第一主義」を進めているのか調査してきます。

なお、内発的な業務改善という点では、浜松市も「Good Job運動」なるものを行っています。彼我の差を見ながら、行政改革のヒントを探していきたいと思います。

★7/8 八戸市 「市民協働」

八戸市は平成17年に「協働のまちづくり基本条例」を制定し、市民協働を実践しています。この中で、「元気な八戸づくり 市民奨励金制度」や「元気な八戸づくり 市民提案制度」を設け、住民参加型の取り組みをしています。

浜松市では、「たねからみのり」や「がんばる地域応援事業」など、市民協働事業を行っていますが、改善を求める声も出されています。これらの制度改善につなげていけるよう比較調査してきます。

★7/9 青森市 「コンパクトシティ」

青森市は「コンパクトシティ」のモデル都市として評価されています。浜松も「コンパクトシティ」をめざしています。今年、「都市計画分野」を研究テーマにしている私には、格好の事例研究になります。将来の浜松の都市像を描きながら調査します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

余談ですが、この件を調べていて興味深いニュースを発見しました。

「第三セクターの経営責任」についてです。

青森市に視察に行くと、誰もが訪れる場所があります。それは、コンパクトシティの中心にある再開発ビル(通称「アウガ」)です。

☆アウガ(青森市のHP)

この再開発ビルの経営は「3セク」で、青森市が36.7%出資しています。

この「3セク」再建のため、「3セク」の負債、約23.3億円を、市が、約8.5億円で買い取り、債権者(金融機関)は、差額14億数千万円の債権を放棄するようです。

市の負担割合は出資比率と同じ36%程度です。

第三セクターの経営責任とはこういう事ではないでしょうか!「フォルテ」の債権放棄との違いは何でしょうか・・・。

なお、先日のニュースによると、総務省は、経営悪化した3セクの処理スキームをまとめるための研究会を立ち上げたそうです。研究会の報告は11月頃の予定です。

「フォルテ」はその前に決着してしまうのでしょうか・・・。浜松モデルが例外(異端)にならないように、引き続き注視していきます。

★7/10 浜松市東京事務所

東京事務所は省庁関係の連絡調整や情報収集発信を行っているところです。

そこに今年の4月から新たに企業誘致のセクションが加わりました。

浜松は、これまでの「企業の流出防止」から、今年度、反転攻勢し、「企業誘致」に積極的に打って出ます。その最前線の活動を見てこようと思います。

また現在「ふるさと納税」活用について立ち遅れていますが、首都圏在住者へのアプローチなどを検討してみたいと思っています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年6月20日 (金)

都市計画道路(6/20)

浜松市は「都市計画道路の見直しガイドライン」を策定しました。

ガイドライン全体は市のHPにアップされていますが、膨大な量ですのでピックアップしてご説明します。

☆ガイドライン全体をご覧になりたい方はこちら

★まず「都市計画道路」の言葉の意味については、下記のページをお読みください。

☆「都市計画道路」の説明はこちら

「都市計画道路」は、市道から県道、国道、高速道路まで含めて位置付けしており、これらを機能別に、「幹線街路」や「区画街路」など4種類に区分しています。

★次に、これまでの整備状況を見てみましょう。

☆これまでの整備状況

計画決定済の道路は156路線あります。延長距離は485km。そのうち整備済は258km、未整備が227kmで、整備率は53.2%となっています。地図を見ても、まだまだ未整備路線がたくさんあることがおわかりいただけますよね。

この未整備路線の中には、計画決定からすでに50年以上経過しているものもあり、この間、計画地区では土地利用や建物の建て替えが制限されています。

★見直しの視点

現在、私たちは、この整備済の「都市計画道路」の他、既存の市道や県道、国道などを利用しているわけですが、交通安全や渋滞など、課題は山積しています。そのために「都市計画道路」の完成に期待する市民は少なくありません。

しかし、この間、「都市のドーナツ化」や「郊外の住宅化」など都市構造が変化しています。また「自治体財政の悪化」や「合併による維持管理道路の増加」など、財政事情も大きく変化しています。

また、将来的には、少子高齢化が進みますし、環境問題も考慮する必要があります。こうした中、浜松市は「コンパクトシティ」をめざすこととし、公共交通ネットワークも含めた総合交通体系の見直しも始めています。

そこで、「本当に、これらの都市計画道路をすべて実施できるのか、また、やる必要があるのか」ということから、今回、見直しを進めていくことになったわけです。

☆見直しの必要性について

★今後の進め方

ガイドラインに従い、浜松市は平成21年度中に計画の存廃を含めた見直し案を策定し、「やる」か「やらないか」はっきりします。メリハリをつけるってことですね。

(今回は既存計画の見直しですので、新たな道路計画をつくるわけではありません)

☆見直しのフロー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

議員になって1年間、いろんな方から市政に関する質問や意見、要望をいただいてきました。そんな中で、「土地政策や都市計画」は、これまでまったく経験がなかったので、最も不得手な分野でした。

今日の記事も、自分の備忘録のようなモノで、説明が十分ではないかもしれません。

今年は「建設委員会」に所属しますので、この分野を徹底的に勉強したいと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月16日 (月)

堀留川(6/16)

今日はローカルな話題です・・・が、中心市街地のみなさんにも関心を持ってほしいテーマです。

堀留川(ほりどめがわ)は入野地区を東西に流れる2級河川で、静岡県が管理しています。古くは、浜名湖から新川を経て、浜松駅近くの菅原町まで、船で荷物や人を運ぶ“運河”だったそうです。(新川は佐鳴湖から浜名湖へ流れる河川です)

流域(佐鳴台・蜆塚・鴨江など)の急速な市街化により、水田や池などの保水機能が失われたことや、入野地区の海抜の低さなどから、まとまった雨が降るたびに、入野地区は水害に悩まされています。

その対策を“官民”で話し合うために、先月、流域住民を中心に「堀留川を考える住民会議」が発足し、今日、2度目の会合が持たれました。

会議では、地域ごとに別れ、流域地区が抱える課題や、水害の現状、課題解決に必要な今後の方向性などが話し合われています。官の押し付けでなく、「住民としてどうあるべきか」を考える今回の取り組みは、私の目から見ても新鮮です。

会議では、それらを踏まえ、年度末までに、地域住民としてどうあるべきかを検討していきます。ハード・ソフト両面から、将来にわたって安心安全な暮らしをつくるために、官民がそれぞれ何をなすべきか考えてみたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日の話の中では、「水門管理」と「街の保水機能」についての意見が印象的でした。

入野地区では、増水により、堤防が切れたり、オーバーフローしたりするわけでなく、堀留川に流れ込む用水路(排水路)の水門から、逆流して水害が発生しているのではないか・・・ということが指摘されました。

また、上流域は、コンクリートとアスファルトで囲まれているため、雨水が地面にしみこむ前に、放水路に流れることが指摘されました。今、“雨水浸透マス”の導入が進んでいますが、こうした市域全体のまちづくりも関係するんですね。

さっそく、入野地区のメンバーは、水門の実態調査をすることにしました。

「治水」というと、イコール「河川改修(土木工事)」が常識です。もちろん、ある程度の改修は必要と思いますが、住民の知恵(ソフト)で、ハード(土木工事)に頼らない安全対策ができるでしょうか・・・。

☆堀留川を考える住民会議のHP

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月22日 (木)

所属委員会の変更(5/22②)

今日の本会議で、正副議長や正副委員長の交代をはじめ、数人の所属委員会の変更がありました。

私も今年度から新たな委員会に所属することになりました。

常任委員会は、環境経済委員会 → 建設委員会。

特別委員会は、大都市制度調査 → 行財政改革推進。

「建設委」「行革特委」は、昨年度、市民クラブから副委員長が出ており、その辞任に伴うものです。

環境経済委員会では「フォルテ」の問題を議論している最中ではありますが、先輩議員に託します。

建設委員会は、土地政策など私の最も不得手な分野を所管していますので、しっかり勉強したいと思っていました。イイ機会だと捕らえています。

行革特委は、昨年もやりたかったのですが、さすがに新人で副委員長をやることはできないので、1年間我慢したということです。これで行財政改革推進の本丸の議論に加われます。

2年目も引き続きタイムリーな情報公開に努めます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月20日 (水)

H19年度補正予算案の感想

本会議初日は、10時から14時過ぎまで行われ、休会しました。再開は27日の10時です。次回はCATVとFMハローで中継予定です。お楽しみに。

今日は、平成19年度の補正予算案と、平成19年度実施事業関係の条例などが提案され、21・22日の常任委員会に付託(審議を託すこと)されました。

補正予算は、全般的には「繰り上げ償還」による財政効率化や、学校耐震工事の前倒しなど、やすともカラーが出されており、概ね妥当なものですが、内容を見ていきますと、今後の課題がいくつか見えてきます。

とりわけ「一般会計」よりも、「特別会計」「企業会計」に課題があるようです。いくつか記しておきます。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

○介護保険事業特別会計

「保険給付費」が5億円減額されています。

当初予算404億円から399億円の減なので、大したことないと思うかもしれませんね。しかし、詳細をみると、給付が増えている項目もあるのですが、「地域密着型介護サービス給付費」「介護予防サービス給付費」が、当初予算に比べて合わせて12億円強減額されています(使われていません)。

監査報告でも「地域密着型サービスについて、介護保険事業計画では、小規模多機能型居宅介護施設をH19年度までに24か所設置するとしているが、現在の設置数は7か所にとどまっている」との指摘がありました。

この件は11月議会でも議員からの指摘を受けています。今のままでは、市の介護施策に課題があるということです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

○駐車場特別会計

駐車場会計では「使用料および手数料」が7474万円減額されています。当初予算が約7.6億円ですから、民間企業でいいますと10%近い減収ということです。

当初の見込みより増えているのは、「駅北駐車場」約3000万円、「万年橋駐車場」約460万円。

逆に大きな見込み外れ(減額)が、「ザザシティ駐車場」の△約8900万円、「新川北駐車場」△1000万円、「新川南駐車場」△約940万円などとなっています。

歳出で、管理費として「負担金補助及び交付金」として約2000万円増額しています。

説明がしっかり聞こえなかったのですが、「静岡県に出す」というようなことを言っていたような気がしました。県が設置した「駅南の地下駐車場」も課題があるようですので、関係があるのかもしれません。これは私の憶測ですので、実際のところはわかりません。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

○病院事業特別会計

「医療センター」「リハビリテーション病院」の患者数が大きく減る見込みです。

「医療センター」は、入院患者が年初見込みの196,186人から191,062人に、△5,124人の減。通院患者が262,150人から260,435人に、△1,715人の減を見込んでいます。

「リハ病院」は、医師の退職で適正な医療が提供されていないことから異常事態となっており、入院患者が45,018人から18,941人に、△26,077人の減。通院患者が22,050人から10,780人に、△11,270人の減となっています。

このため、医療収益は「医療センター」で、当初見込みの約136億円から△約1.6億円減。「リハ病院」に至っては、約13.5億円の見込みが△約7.5億円の、約6億円になっています。

「リハ病院」の指定管理者を「聖隷福祉事業団」に委託する論議は、あすの「厚生保健委員会」で議論されます。速やかな立て直しが必要です。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

また、議案審議に先立ち「監査報告」があったのですが、非常に参考になりました。

冒頭、「合併して新たな組織になったが、今だに長年の習慣が残っており、不適切な処理が見られる」と、「ひとつの浜松」がまだ不十分なことを厳しく指摘したのをはじめ、「医療公社」についてもしっかりと監査しています。

「医療公社」では、たとえば、基本協定に書かれている「事業報告書」を提出していないことや、理事会で「経営健全化の協議をしていた」との説明があったのに対し、理事会議事録にはその旨の記載がないこと、市準拠の給与制度にもかかわらず、手当の見直しなどが実施されていないこと、観葉植物の賃借料が契約金額以上に支払われていること、薬品在庫管理がずさんなこと、などが指摘されています。

今、これまでの市の管理責任が問われていますが、監査委員の指摘のとおり、不十分だったと言わざるを得ません。ここで、ウミを出し切る必要があるでしょう。

今後、地方独法化の議論が進みますが、先行している事例では、薬品の在庫管理や購入などで、財政的な成果を上げているところもありますので、今後の改善に期待したいと思います(もちろんチェックもします)。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

最近、市政のチェック機関としては、どうしても「行革審」がクローズアップされますが、監査委員会や包括外部監査の「監査機能」もしっかり指摘しています。

私たち議会も負けちゃいられません。

問われているのは「問題発見能力」、そして「政策提案能力」ですね。ガンバリます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 7日 (水)

「自治」と「共生」と「政治」

多事多彩な一日でした。

「要望書の提出」「福祉大会」「民主党集会」などなどで感じたことを、抽象的でスミマセンが、3つの言葉に代えてタイトルにさせていただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「自治」とは、いうまでもなく「自ら治めること」です。地方自治、自治会・・・いろんな言葉がありますが、「住民自治」というのも非常に大切です。

自助努力という言葉もありますが、今は、だれかに任せておけばやってもらえるという時代ではありません。全ての政治は、自分でできることを自分でやった上に成り立っているのではないか・・・、と思います。そのことを市民一人ひとりが実感してもらいたいものだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「共生」はそれらを実践している人たちでも、自分たちだけではできないことを、力を合わせてやっていこうと言うことだと思います。

ひとつのコミュニティの中で、老若男女、すべての人が安心して暮らせる社会を創るのも地域の役割です。人はひとりで生きられるものではありません。自助努力の上に、共生共助の社会を築いていくこと、これが現代の知恵ではないでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後に「政治」です。

「自助」「共助」のつぎにくるのが「公助」でしょう。最終的には「公助(=政治)」なのです。でも、政治は万能ではありません。くりかえしになりますが自助・共助の上に成り立っていると思います。

政治も、市政・県政・国政とつながっています。それぞれの役割の中で、みなさんの負託に応えていかねばなりません。すべての事象は、単独で起きているのではなく、複雑に絡み合っています。最終的に市民・県民・国民の幸せにつながることをするのが政治の役割です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日のブログは、読んでいる皆さんには何のことだかわからないかもしれませんが、個人的には、あらためて、市民生活の中での政治の役割を、けっこう重く感じた一日でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月22日 (月)

1年ぶりの富山

昨日~今日、1年3カ月ぶりに富山に行きました。

業務の関係で、2年前の10月から昨年の7月まで、毎月のように富山を訪れましたが、富山の海の幸ってホントに最高ですよ。特にこれからのシーズンがおすすめです。

ま、それはともかく・・・、富山に関して2題記載します。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

1022 今日は富山の「LRT」に乗ってきました。

「LRT」とは、「Light Rail Transit」のこと。都市の新交通システムと呼ばれています。

写真は富山市の「富山ライトレール」。愛称「ポートラム」という「LRT」です。JR富山駅から北に向けて運行されています。

1022_2ここはJR富山港線の廃線論議の中、昨年4月に第3セクターを設立し、既存の線路を活かしつつ、富山駅付近の一部路面に軌道を敷設したものです。

乗り心地は音も静かで揺れも少なく、なかなか快適でした。路線周辺では、まちおこしも始まっており、市民の期待は大きいようでした。

ちなみに富山には駅南側にも路面電車が走っていますし、富山地鉄という民間鉄道会社もあります(これにも乗ってきました)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1022_3 次に訪れたのは、高岡市の「アイトラム」。

ここは以前、民間企業が路面電車を営業していたのですが、経営状況から廃線を検討し、周辺自治体の支援の中、5年前に第3セクターとして再スタートを切ったということです。

富山と違い、こちらは全線路面軌道。そして車両も「アイトラム」の他、従来からの「チンチン電車」も使用しています。

1022_4 富山は駅などの施設もしっかり整備されていましたが、こちらは、せっかく低床車両を導入していても、駅施設の整備が進んでおらず、財政面の大変さをうかがわせていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて先月末、浜松市に「地域公共交通活性化推進議員連盟」が設立されました。

私は、この「議連」に参加していません。

この「議連」、事前にいただいた資料には「LRT推進議員連盟」と書いてありました。名前が変わった経過はわかりません。

私は高齢化や環境問題を考えると、自動車産業に携わるひとりとしても、公共交通の今後のあるべき姿を議論するのは非常に大切だと思っています。

しかし富山などと違い、都市インフラが整っていない中で、いったいどのくらいのコストがかかるかもわからない「LRT」を浜松に導入することは、現時点では困難と思います。

名前は変わろうとも「LRT推進」が見え隠れしている「議連」に、今、積極的に参加するつもりにはなれません。今回、富山の導入2例を見て、その思いを強くしました。

浜松の地域公共交通を考えるにあたっては、JR東海道線や遠鉄、天浜線の駅と、遠鉄バスが基本となります。市民の生活拠点と市街地を結ぶには、私は、現時点では「バス交通」の将来性を探った方が、よほど現実的だと思います。

中心市街地の巡回バスやコミュニティバス、そしてサイクル&ライド・・・、多くの自治体が、今、いろんな取り組みを進めています。この課題は今後も勉強したいと思います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

昨日は、富山にあるスズキの関連会社の労組結成20周年イベントに出席しました。

この会社は、20年前までは、ミニバイクを生産する「鈴木自動車工業㈱富山工場」でした。それがHY戦争に象徴されるような時代背景やプラザ合意以降の円高の中、苦渋の決断のもと、分離独立の道を選択したものです。

昨日は、当時の労使協議に携わり、「鈴木自動車工業労働組合 富山支部長」から「スズキ部品富山労働組合 初代執行委員長」になった方から、当時のさまざまなお話をうかがいました。ナマの声から労使ともに並々ならぬ労苦があったことがうかがえました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スズキの労使関係について、いろんなことをいう方がいますが、私は13年間の労組役員の経験をとおして、こんなに雇用を大切に思っている経営陣は、他にいないのではないか・・・、と思っています。13年の経験しかない私には当時のことはわかりませんが、20年前のこの経験が、おそらく脈々と受け継がれているのではないでしょうか・・・。

企業が生き残るというのは並大抵ではないのです。そして企業の存亡は、従業員の雇用や家族の生活にも影響を与えます。

私が企業誘致や企業立地に取り組まねばならないと強く思っているのは、元気な浜松を創ることはもちろんですが、地域を支えているのは人に他ならないと思っているからです。

また行政も「ツブれる心配がない」なんて甘い考えを捨てて、都市間競争に臨まないといけないと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月10日 (水)

老人クラブで目からウロコ

今日、入野町の老人クラブのみなさんと意見交換しました。

いつもの調子で市政報告や活動報告をしたのですが、ふだん、若い世代と会うことが多い私にとっては、非常に参考になるご意見(目からウロコ)をいくつかいただきました。

「田口さんは、将来のことはいろいろ考えているようだが、ワシらにとっては今が大事だし、年金問題なども含めて、過去の課題もよく考えて欲しい」

「私ら年寄りの住んでいる家は古くて、耐震性に問題のある家が多い。行政は耐震工事を進めているが、いろんな業者が耐震工事の売り込みにくるけど、悪い業者もあるみたいだし、安心して頼めるかどうか不安だよ」などなど・・・。

「将来のあるべき姿」をイメージすることは大切ではあるのでしょうが、今の現実の課題の解消に取り組むことも議員の役割ですよね。

今の日本を築いてくださったのは、やはり、今のお年寄りのみなさんですので、みなさんが安心して老後を過ごせる生活環境をつくっていくことは必要だと思っています。

そのためにも行財政改革を進め、身近な生活支援ができるよう、課題は多いでしょうが、がむしゃらに勉強したいと思っています。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

その中で、こんなお話がありました・・・。

入野地区には、乗用車がやっと通れるような狭い道がたくさんあります。しかし火事や救急時のことを考えると課題は深刻です。「土地を提供してもいいから、道路を広げることはできないかね?」という相談です。

参加者のみなさんからは「そんなのダメダメ。誰かが反対って言えばそれでおしまいだよ・・・」とか、「でも、何かのことを考えれば、少しでも拡げられないかね~」などのご意見があったわけです。

20071010_1215 そんな中、「家の近所にこんなところがあるんだけど」と、写真の事業の紹介がありました。「浜松市狭い道路の拡幅整備事業」です。

お話があった方には、さっそく、制度の内容をお伝えしましたが、このような制度があるってこと、ほとんどの方は知らないですよね。

その方は、以前、救急車を呼んだときに、道が狭く救急車が入って来れず、患者さんをキャスターに載せて広い道まで搬送したという経験をお持ちだそうです。

区画整理事業というと規模も大きくなり、住民全員の理解を得るにはなかなか難しい面もあるのですが、「安心・安全」のためなら、とにかくできることはやってあげたいですよね。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

補助事業のあり方については、今後、行革審でも議論が進められます。

今回の事例についていえば、「安全・安心」は市民の最低限の欲求だと思いますので、補助内容のレベル(金額水準)には議論はあるかもしれませんが、「便利」や「快適」な事業を削ってでも、こうした事業は継続して欲しいと思います。(私の考え方:過去のコメント

さて、この制度は平成14年に導入されています。狭隘路付近に住んでいる方にはお年寄りが多いようです。私は市のHPでこの情報を探したのですが、ネットではお年寄りにはなかなか伝わりませんよね。

市の広報(制度周知)のあり方にも課題があるような気がします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 2日 (日)

古城

「古城」は、歌手三橋美智也さんが歌った名曲。「松風騒ぐ丘の上 古城よ独り 何偲ぶ・・・」という歌詞には、日本人の心を打つものがあります(ちょっと古いな~)。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Hikonyan_2 今日、築城400年祭に沸く「国宝・彦根城」に行ってきました。三層の天守閣は大きなものではありませんが、400年の歴史を感じさせる風格でした。
ちなみに、日本には国宝のお城が4カ所あるそうです。「彦根城」の他に、世界遺産の「姫路城」、それに「松本城」、「犬山城」ということですが、「姫路城」を除けば、あとは小さなお城ですね。大きさではなく、歴史を評価しているってことですね。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Castle_road 駐車場の近くに「キャッスルロード」という名の商店街がありました。
電線の地中化や白壁・黒瓦を基調とした古い街並みの商店街(みやげ物屋や飲食店)で、江戸時代の風情をたたえた街並みを再現して観光につなげようとしているようでした。
この手の街づくりは、倉敷市の「美観地区」が古くから手がけていますが、先月視察に行った豊後高田市の「昭和の町」をはじめ、今や、全国で取り組まれています。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
浜松城も天守閣再興の話が出ていますが、歴史的文化施設の復興というだけでなく、周辺の文化施設や公園整備、そして中心市街地活性化とはどう関連付けるのか、また、観光産業の中での位置づけなどなどもトータルで見て、どのくらいの投資額が適正なのか、しっかり考えるべきです。
「木を見て森を見ず」にならないよう、全浜松市域の20年30年先を見据えて、市政を考えていきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 3日 (金)

7/30 常任委員会②

昨日の続きです。

【総務委員会】

●区協議会及び地域協議会の再編

「区協議会」と「地域協議会」の一本化は、康友マニフェストの1項目です。

しかし、委員の任期(3年)や「地域自治区」の規模・機能・あり方などの課題があることから、市長は、6月議会では「3年後の委員の任期切れをメドに検討する」としていました。

これについての方向性が示されました。

「地域協議会と区協議会の再編(一本化)については、現委員の任期満了後の平成22年4月1日を目途とする」ということです。

また「今年度は、それぞれの機能分担や運営状況などにかかわる課題、問題点を把握し、来年度(H20)に、検証を行い、各地域協議会の意見聴衆をし、再編方針を決める」。

そして「平成21年度には、再編に向けた条例改正、委員の選任等を行う」ということです。

市民の声を聞くことはもちろん必要です。しかし、それが「地域協議会」の役割なのかどうか・・・。

「地域協議会」の議論の中に「言わなきゃ損」みたいなところを感じることがあります(もちろん、それだけではありませんけど)。悪く言えば「地域エゴ」になりかねません。

新市建設計画には、合併の際の旧市町村からの要望を盛り込んでいますが、今、「市全体」あるいは「区単位」で見たときに妥当かどうか、「?」と感じるものもあります。

「ひとつの浜松づくり」のためには、地域自治区(=旧市町村)の枠から、早く「区」の枠に、考え方を変えていく必要があると思います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

●区役所連絡バスについて

区役所連絡バスが廃止されることになりました。

以前から利用度の低さが指摘されていましたが、3カ月経過後も「東」「西」「南」「北」の4区をあわせて、利用者は1,395人、1便あたり1.1人にとどまっています(区役所見学の団体利用を除く)。

予算で6300万円、実際の契約は1年契約の3550万円とのことですが、半年での打ち切りとなります。

費用対効果を考えれば、これまでの行政にない、スピーディな判断であり、私も評価したいと思います。

ただ、「本田記念館」の時もそうですが、やや事前の経過説明が不足しているような気がします。

地域協議会では議論されたのだと思いますし、私も、このデータを見れば結論は「廃止」しかないと思いますが、この間に「アンケート結果の公表」など、ワンステップ踏んでもよかったのかな・・・とも思います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

●天竜区役所の庁舎整備について

天竜区役所(旧天竜市役所)は耐震性が低く、早急な整備が必要ということです。

その対応として、「A案 区役所の改修」「B案 既存施設の活用」「C案 庁舎の新設」の3案が示されました。今後、天竜区協議会の検討を踏まえ、早ければ9月議会に整備案が出される予定です。

私見ですが・・・、

天竜区庁舎が古いことはわかっていたはずです。「いまさら何言ってんの?」という感じですね。だったら「西区役所」を新設せずに、「天竜区役所」を新設すれば良かったんではないでしょうか?

天竜区は広大なエリアですので「地域自治センター」の機能が重要です。区役所機能のあり方を含め、9月にしっかりと意見表明したいと思います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【建設委員会】

●鍛冶町地区再生事業(松菱通りB-3ブロック市街地再開発事業)について

大丸出店に関する基本協定の締結について報告されました。マスコミでも報道されましたので、詳しい内容は書きませんが、今後、8月上旬に基本協定を締結し、来年(H20)4月から解体工事準備に入り、平成22年11月に開店予定となっています。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【環境経済委員会】

私の所属する「環境経済委員会」は、今回は、議論が紛糾するような事案はありませんでした。

ただ、行政経営計画の中に「国民宿舎奥浜名湖の民営化」に向けた計画が追加で盛り込まれていましたので、今後、推進していきたいと思います。

●その他(平和破砕処理センターの復旧工事について)

この件は以前から報告していますが、委員会として懸案となっていた「事業者の選定方法」について、当局から「一般競争入札」で行う方向が示されました。発注の透明性・公平性を確保するためには、プロセスを明らかにする必要があると思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月26日 (木)

市街地再生

視察終了
視察最終日は、豊後高田市。

「昭和の町」という、中心市街地活性化に取り組んでいる地方都市です。

市からのレクチャーも、昔の学校の教室を再現した施設で受けました。

さて、実際の町ですが、レトロチックな町並みを想像していた私は、いたってフツーのさびれた町並みにビックリ。

正直、「なんだこりゃ…ハズレか?」と思いました。
しかし、歩いてみると、徐々にその魅力が伝わってきました。

それぞれの店が、昭和の遺物(お宝)を展示。

「あ〜、昔、見たなぁ…」という懐かしさを感じ、子どもの頃を思い出しました。

そして、昔の温かさを感じさせるお店のみなさんの接客。

交通アクセスも、そんなにイイわけではありませんが、観光客も年間20万人を超えており、今日も、東南アジア系の団体が訪れていました。

経済効果はそんなに上がってない…とのことでしたが、若者がUターンで帰ってきたり、自分たちの町は自分たちで創る…という自立心につながっているようです。

感じたのは、やはり“熱意”です。

「町を再生させたい」という市民の思いが、まちづくりを支えています。

さて、浜松。
大丸出店が固まり、浜松の中心市街地にも活性化への期待が高まります。

しかし、中心市街地の商店街のみなさんや浜松市民が、「本当に街を良くしたい」という熱意を持たなければ、真の再生はできないと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)