2009年7月16日 (木)

議会改革(7/16)

議会改革

東京で開催された「議会改革シンポジウム」に参加しました。

パネリストは、前我孫子市長と前佐賀市長。ともに改革派首長として、さまざまな地方分権改革を進められた方です。

議会改革については、これまでも片山前知事や浅野前知事から、さまざまなご指摘を聞いてきましたが、今日は「市民派」「行革派」の切り口で、二元代表制に基づく地方自治体ならではの新たなご示唆をいただきました。

結論は「地方自治は住民自治」ということ。

「議会が住民の意思をいかに反映できるか」が、議会のあるべき姿(=議会改革)だと感じました。

議会の活性化とか、議員の資質向上とか、いろんなことを考えてきましたが、これまで観念的だった「議会改革」の「目的」が明確になりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この日は「自治体フェア」というイベントで、はじめて参加したのですが、エコからICTまで、さまざまな情報を得ることができました。

一番興味を持ったのは「オートバイによるまちおこし」。たまたま立ち寄ったブースでうかがいました。

「バイクのふるさと」としては負けられませんね・・・^^

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年4月18日 (土)

続・議会改革(4/18)

昨日(17日)、早大マニフェスト研の北川正恭教授が浜松市議会を訪れ、新たな議会のあり方について講演を行いました。参加した議員は40名以上。多くの議員が議会改革の必要性を感じてくれたのではないかと思います。

「議会基本条例」や「議員提案条例」、「議会による報告会」、「議員マニフェスト」などなど、これまでも自分なりに勉強をしてきましたが、今回のお話の中で強く関心を持ったのは、「議長マニフェストによる議長選挙」です。

この取り組み、神奈川県議会で行われたようですが、マニフェスト知事(松沢氏)に議会として対抗するには、やはりマニフェストだということで、「私が議長になったらコレをやります」ということを掲げて議長選を行ったそうです。

以前の後援会だよりにも書きましたが(こちらからどうぞ「20年6月号」PDFファイル)、浜松市議会の議長選挙には疑念を持っています。議長の任期は基本的に議員の任期ですが、浜松市議会は慣行で1年で交代しています。折りしも来月は議長選。参考にしない手はありませんね。

「議員マニフェスト」については、これまで少し否定的に考えていましたが、お話をうかがい、「否定から入るのではなく、何ができるかを考えてみたい」と思いました。まだ具体性はありませんが、今後、検討します。

「変わるか?浜松市議会」 乞う ご期待!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年4月15日 (水)

議会改革(4/15)

Pfasano 「慶應義塾市議会議員連盟」による浅野史郎教授(前宮城県知事)を囲んでの勉強会に参加。慶應湘南藤沢キャンパスに日本各地から15人が集まりました。

まず教授から「自治体議員に期待すること」と題した講義を受け、その後、質疑応答(フリートークみたいでしたが)を行いました。昨年も浅野教授とお話しました(こちらのページ)が、あれから1年、自分の1年間を振り返るきっかけになりました。

一部自治体では進んできたものの、ほとんどの地方議会ではまだまだという「議会改革」について、何をすべきかを論じあいました。

二元代表制の中での市長との関係、議員報酬や定数、マニフェストと予算編成への関わりなどいろんな話をしましたが、今日の最大のポイントは「議会の必要性をいかに市民と共有できるか」ということだったと思います。

すべての議員が、個人的には市民との対話(市政報告)をやっていますが、議会として出来ているか…と言われると、反省せざるを得ません。いくつかの好事例を聞きましたので、今後の参考にしたいと思います。

Keio_giren 福澤諭吉先生の像の前で・・・「社会の先導者であれ!」との檄が聞こえそうです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年8月12日 (火)

政策条例勉強会(8/12)

★クイズ 次の「条例」は実在すると思いますか?

①愛のムチ条例

②子誉め条例

③笑顔条例

④朝ごはん条例

⑤嘔吐禁止条例

⑥キューピット条例

(答は記事の一番下です)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日、表記の勉強会が開催されましたので参加させていただきました。主催は浜松市議会「公明党」のみなさん。

各会派には「政務調査費」が支給されていますが、公明党さんが独自に政務調査費で招聘した講師による勉強会を私たちにも公開してくれたものだと思います。

こうした会派横断的な活動は、議会の活性化につながりますし、議員のスキルアップにとても有意義です。私もいろんな提案ができれば・・・と思いました。まずは公明党さんに「感謝」です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

講師は 牧瀬 稔 氏。 

(財)地域開発研究所に勤務しつつ、さまざまな議員提案政策条例の制定などにも携わっている方です。まだ30代半ばとお見受けしましたが、ご自身の実践経験の中で得たモノを的確に述べておられました。

今年に入り、「政策立案」や「条例制定」関係の研修を受講していますが、今日も新たな発見もたくさんありました。とりわけ「政策研究」の手法について、少し、靄(もや)が晴れてきた気がしました。

議員が提案する政策条例の事例は、市議会議長会のHPにたくさん載っていますが、ほとんどは「否決」です。民主主義ですので多数の理解を得られないと成立しないのは当然ですが、それ以外の理由もあると思います。そうした個別政策条例が成立しにくい理由や、事前の「政策研究」の必要性について、分かりやすく説明いただきました。

要は、今日のような「会派横断的な勉強会」が必要だということです。

残念ながら、午後の講義は都合で受講できなかったのですが、今日はイイ経験でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★クイズの答

①ナシ

今年6月、東国原宮崎県知事が「“愛のムチ条例”、“愛のげんこつ条例”をつくれないか」と述べましたが、現実には難しいのではないか・・・と言われています。

②アリ

岡山県井原市にあります。(井原市HP)

③ナシ(日本には)

アメリカ・アイダホ州・ポカテロ市には「笑顔条例」があるそうです。「常に笑顔でいなければならない」「違反者は笑顔になる講習を受ける」ですって・・・^^

④アリ

青森県鶴田町(HPはこちら)、石川県宝達志水(ほうだつしみず)町に「朝ごはん条例」があります。鶴田町では朝ごはんを食べる子どもが増えたとか。

⑤ナシ(日本には)

日本にはありませんが、フィリピンにある都市に実在するそうです。日本でされると困るお父さんも多いのでは・・・^^;

⑥アリ

三重県紀勢町にあります(条例は松山大学HPに記載)。また、青森県深浦町には「出逢い・めぐり逢い支援条例」があります。「出逢い系ナントカ」とは違いますよ。

☆地域の特性を活かした条例制定で、地域性を出していくと、もっともっと、地域の力は発揮できると思います。みなさんも、「こんな条例があったら!」というご意見をお聞かせください!

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2008年8月 6日 (水)

議会改革(8/6)

6/12のブログで「今後、議会運営委員会(議運)で、議会改革を議論する」と書きました。

現在、各会派から「検討すべき項目」を持ち寄っていますが、内容は大別して「①会議運営」「②その他」に分けられるようです。

①では、本会議の「対面式議場」「一問一答式」の導入や、「質問時間」「会期」の見直しなど “カタチ・制度” に関するモノ、そして「予算・決算審議のあり方」、「全員協議会のあり方」など “質” に関する項目があげられています。

また②では、「議会基本条例の検討」、「議会事務局の機能強化」、「議会と住民の関係強化」、「議員定数と報酬」などがあげられています。

ほとんどが従来から話されているモノ、また他の議会でやられているモノです。今後、会派間で調整し、項目を絞って検討を進めることになりますが、決してパフォーマンスではなく、中身を伴った改革がどこまで進むか、議運の議論に期待したいと思います。

ただ、この件は、会派や議員の意識の差が大きいと思いますので、議会全体がどう動くかわかりません。

私は私の出来ることを、ひとつでもふたつでも改善していきたいと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 2日 (月)

議運を傍聴(6/2)

初めて「議会運営委員会」を傍聴しました。

関心はひとつ。今回、議員発議の「浜松市市政に係る重要な計画の議決に関する条例(案)」が協議されたからです。

いくつかの質疑、意見がありましたが、結論からいえば、議員全員の発議として、5月定例会最終日の6/12(木)に提案されることになりました。

議会と首長との関係はチェック&バランスです。執行権を尊重しつつ、議会のチェック機能を高めていくということでしょうね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

明日からの代表・一般質問の議員名と内容が市議会のHPにアップされました。

傍聴のほか、CATVでもご覧いただけますので、ぜひ、気になるテーマをご確認の上、ホットな議論をお楽しみ(?)ください。

☆浜松市議会のHP(質問内容)

「項目だけではわからない。内容が知りたい」という方は、お気軽にお問い合わせください。議員には質問の細かい内容まで配布されていますので、お答えします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

後援会だより(6/2)

後援会だよりのページを更新しました。

今月は、PDFファイル4ページモノです。これまでもブログに書いていることなどが中心ですが、印刷してお使いいただければ幸いです。

H20年 後援会だよりのページ

H19年 後援会だよりのページ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月27日 (火)

真の地方分権(5/27)

25(日)に前鳥取県知事の片山善博さんの講演を聞きました。

地方自治について、これまでもさまざまなご意見をうかがってきましたが、この日もまた、新鮮なお話を聞くことができました。私流に講演をまとめると次のようになります。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「地方分権は進んだのか?」と聞かれれば、進んでいないわけではない。しかし一市民としてみて、「分権のメリットを感じているか?」と聞かれれば、感じることはできない。

これまでの「分権改革」は「首長の都合」によるもので、住民と離れたところでの分権議論ではなかったか・・・。

道路特定財源の一般財源化と暫定税率維持について、住民と首長の意思には、かなりズレがあった。地方自治体は、首長も議会も、住民でなく、国の方を向いているのではないか。

地方分権改革の第2ステップは、「住民と地方自治体の関係を変える」ことにある。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

片山氏の前に、慶應義塾大学の小林良彰教授のお話がありました。

「日本人は、政治知識が高く、関心も高い。しかし政治の話をしたり、自ら行動を起こす人は少ない」。

要因分析が必要ですが、私は「議会人」として、市民の皆さんが政治に参加できるように、また参加したいと思えるように、私のできることをやらねば・・・、と思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月25日 (日)

市民社会と地方自治(5/25)

この本を読んでいます。著者は片山善博さん。私のブログでも何度となく紹介している人です。

今から、片山さんのお話を聞きに行きます。竹中平蔵さんとの対談もあるので興味があります。

地方自治体の長として地方分権改革を訴え続けていた片山さんと、小泉内閣で「三位一体改革」などと風呂敷を広げながら、結果、骨抜きにしてしまった竹中さん。対談はどちらに軍配が上がるでしょうか・・・。

さて、この本の中身ですが、昨年4月に知事を引退し、慶應義塾大学の教授に転身した片山さんが、知事時代の経験を活かし、地方自治や地方議員の果たす役割について書いている著書です。

とりわけ「地方税」について、国の「地方税法」ですべて決められてしまうが、地方議員の原点に戻って、税制に取り組めというのが面白いところです。目からウロコの記載がたくさんあります。

先日の大阪往復の新幹線で半分くらい読みました。残りは、これから高松へ行く電車の中で読もうと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月23日 (金)

条例の基礎(5/23)

昨日(議会終了後)~今日にかけて、「法令(条例)基礎講座」を受講してきました。

どちらかというと、法制実務担当者(自治体職員)向けの研修でしたが、条例制定における検討項目(=議員としてチェックすべき点)など、参考になることが多々ありました。

条例制定のポイントを、ごく簡単にまとめると・・・、

①目的

②誰に

③何をさせる(制限させる)のか

・・・を明確にし、その際、

④政策合理性

⑤憲法との整合性

⑥他法令との整合性

・・・が取れているかどうかを考える・・・ということでした(いささか簡単にまとめすぎですが・・・^^;)。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「条例」は一種の権利制限(規制)ですので、合理的である必要があります。

大阪で実施した研修ということもあってか、「大阪府 青少年健全育成条例(“門限条例”)」という例を挙げて、上記視点から検証しました(条例はこちら・・・大阪府のHP)。

参加者からは「やりすぎでは?」「しかたない」「当然だ」・・・などなど意見が出されましたが、権利制限を科すことの“重さ”を感じさせられました。

今後の条例審議の際には、上記視点を明確にすることにより、市民への説明を果たす必要がある・・・、ということを感じました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「条例制定は手段であって、目的ではない」ということも指摘されました。

講師は元衆議院法制局の職員でしたが、議員から出される提案の中には、「法律を作ること」だけを目的にしている例もあったとのことでした。

私も「条例を提案できる議員になりたい」と思っています。

しかし「条例をつくる」のは目的でなく手段であって、あくまでも「“市民生活に資する”ことを目的に、条例制定する」・・・ということを肝に銘じて取り組まねばならないと思いました。

浜松市議会は、5月定例会で、議員発議による条例制定を目指しています(私はこの条例案に賛成しています)。

今後こうした議論が進むものと思います。

あせらず、あわてず、力をつけていきたいと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月15日 (木)

議案配布 (5/15)

今日(5/15)、午前中に議会運営委員会、午後 全員協議会があり、5月定例会の進め方を確認しました。議会初日(召集日)は5/22ですが、議案も配布され、実質的に5月議会がスタートしたわけです。

20080515_1058_0001 写真は5月議会の議案書などです。予算審議から期間が短いこともあり、補正予算はありませんので、条例改正(制定)が主になります。

ボリュームからすると、正直、少しホッとしていますが、委員会に出される議案は、その分しっかりとチェックします。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

今回の目玉は「議員発議による条例提案」です。

今日、最大会派から提案された条例案は、「浜松市市政に係る重要な計画の議決等に関する条例(案)」という名称。

内容は「これまで議決項目になっていなかった市の“基本計画”を審議事項にし、その他重要な計画の報告を義務付ける」というものです。

議会の議決事項は、地方自治法で決められていますが、議会独自に条例で定めることもできます。今回の条例案のような取り組みは、すでにいくつかの自治体では進められています。

今日は各会派に持ち帰り、会派内での議論を踏まえ、次回6/2の運営委員会で取り扱いについて審議されます。浜松市議会にとっては大きな一歩だと思います。

研究された方のお話では、ずいぶん前から準備されていたようです。私自身には、まだ、それだけの知識も経験もありませんが、今後、「政策条例(具体的な施策にかかわる条例)」を提案できるよう、さらに調査研究をし、有志との連携を図っていきたいと思います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

○市長提案議案は15件、そのうち条例は7件あります。関心の高いものを3つだけ記します。

「川や湖を守る条例」の新制定 【環境経済委員会】

「幼稚園条例(来年度からの幼稚園の保育料の全市統一化や預かり保育の実施)」の改定 【文教消防委員会】

「税条例(“ふるさと納税制度”など国の制度改正関係)」の改定 【総務委員会】

○その他、公営企業の平成20年度事業計画が報告されます。

○またこの定例会では、議長・副議長選挙の他、常任委員会、特別委員会の委員長や委員の変更も行われます。議長・副議長選挙は22日に予定されています。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

○主な日程は次のとおりです。

5/22(木) 全員協議会 本会議(議案提案)

6/2(月) 議会運営委員会

6/3(火) 本会議(代表質問)

6/4(水) 本会議(代表・一般質問)

6/5(木) 本会議(一般質問)

6/6(金) 常任委員会(議案審議など)

6/11(水) 議会運営委員会

6/12(木) 全員協議会・本会議(最終日・採決)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

○委員会会議録の公開について

今日の会議で、今年度から、常任委員会、特別委員会の会議録をHPで公開することが確認されました。情報公開が進む中、遅いくらいですが、これも一歩前進と言えるでしょう。

ただ、公開されるまでのタイムラグには、まだ問題があります。現在、本会議の会議録は約2カ月遅れで浜松市議会のHPにアップされています。委員会の会議録も、会議の内容にもよるでしょうが同等と思われます。もう少し早く公表する必要があると思いますが、それは次のステップにしたいと思います。

私はタイムリーな情報提供を心がけたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月24日 (木)

充電

20080424_1620_0001 昨日、今日の2日間、富士山の麓で研修を受けてきました。あいにくの天候で、残念ながら富士の高嶺に降り積む雪は見えませんでした。

この研修会は「富士政治大学校 政治専科」という、地方議員を対象にしたステップアップ研修です。

日本各地から集まった受講生は、20歳代の若手議員から60歳前後の実力派までさまざま。「まちづくり」から「道州制」、そして「現在の国政課題」や「国家論」まで、幅広く、基本に戻って学びました。

議員同士の話し合いから学ぶことも多く、特色ある「まちづくり」の進め方を話し合ったり、ベテラン議員の視点を学んだり、充実した2日間でした。

研修は全て、非常に濃い内容なのですが、中でも特に興味があったのは、前矢祭町長の根本氏の講話と、PHP研究所の江口氏の「地域主権型道州制」でした。この2点につきましては、あらためて報告したいと思います。

昨夜の講義は21時まででしたが、その後の情報交換も大切な時間・・・^^;

政令市では堺市と新潟市の議員が参加しており、主催者にご配慮いただき、同じ部屋で深夜まで話し合いました(・・・今どき珍しい(?)1部屋に8人宿泊できる研修所なんですよ)。

熱い思いをたっぷり充電してきました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

余談ですが、このほか気づいたこととして・・・、私は「議員の多い議会ではなかなか質問機会はないものだろう(浜松が年1回しかできなので)」と思いこんでいたのですが、県議の中にも「年2回やったよ」という議員がいました。市議会では何回でもOKというところがほとんど!昨年の統一地方選で当選後、4回質問したという議員もいました。

浜松市議会もなんとかしなきゃ・・・。

(写真は熱い思いを語る 根本 前矢祭町長)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月16日 (水)

政策立案

Photo_2  写真は前宮城県知事で、現慶應義塾大学教授の浅野史郎氏です。先週の片山さんに続き“改革派知事”の話を聞く機会に恵まれました。

講演の切り出しが軽妙でした。

「市議会の役割ってなんですか?」「市議会がなくなったら市民は困るんですか?」

『議会はクルマの両輪。市政の重要なチェック機関です』というのが一般的な答でしょうか。

浅野教授は続けます。

「そんなの3人もいれば十分でしょう」

「議会の役割は立法です」

「市民の声を政策化するのが議会です」

「執行機関より市民の声を知っているのに、なぜそれをしないのですか…」

「議会のミッションは“政策立案”。それを基本に考えたらどうですか…」

参加者からはいろんな声が出されました。トータルすると、「今の議会・議員のままではダメだ」ということです。

議員による政策立案を進めるためには、政策で議員を選んでもらう必要があります。しかし、政策で選んでいただくためには、まず議会自体が変わらねばなりません(「鶏か卵か」の議論と一緒ですね)。

先日の片山さんの話にもありましたが、まずは「政策立案」からですかね・・・。

議会の「政策立案能力のアップ」と「議会改革」は、並行して進めていかねばならない課題です。

大きなテーマのひとつとして、今後3年間の任期中に取り組んでいきたいと思います。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2008年4月11日 (金)

議会改革推進シンポ

20080411_1623 行財政改革の推進と併行して、各地で議会改革が進んでいます。

今日は「第4回 全国自治体議会改革推進シンポジウム」に参加しました。

議会改革先進地である三重県で行われたこのイベントには、浜松市議会最年少の山崎議員や、静岡県議会の大岡議員、源馬議員らも参加していました。それぞれの「志」が感じられます。

後援会報4月号でも、鳥取県や三重県の事例を取り上げましたが、ナマの声を初めてうかがうことができました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

基調講演は、片山善博 前鳥取県知事。

実際にお話を聞くのは初めてでしたが、これまでもブログで紹介しているとおり、さまざまなメディアで片山さんの鳥取改革は知っていましたので、旧知の方のお話を聞いているようでした(書籍はこちら)。

片山さんからは、

「自治体をコントロールするのは国ではなく住民」

「住民の代表である議会が、自治体をコントロールせねばならないが、自治体は国を向いている(その方がラクだから)」

「議会がそれに対して、どう対処しているか(ほとんどできていない)」

・・・を問われました。

ずいぶん辛辣なコメントや過激な表現もありましたが、楽しく聞かせていただきました。この人なら「学芸会」発言をしてもおかしくないな・・・と思いました。

今日はいろんなことを学びましたが、3点だけ記載します。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

◎議会の役割は、まず「議論」と「チェック」。

当たり前じゃん・・・と思いますが、この点について、「本当にできているか?」と聞かれるとグサリときます。

「議論が密室で行われていないか」「本当に『ちょっと待て』と言えるか」と、鳥取県の事例をもとに基本姿勢を質されました。

浜松市議会では、2月議会最終日に、10人が賛成討論、反対討論を行いましたが、次回は、私も参加できるように準備したいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◎次に「税財政のチェック」。

「二元代表(首長と議会の関係)は、もともと、税をとられる人が勝手にとらせない仕組み」。

「税財政が地方自治の基本だが、議会で議論されていない。税の使われ方(予算・決算)同様、税のとられ方(税条例)をチェックすべき」。

「決算を重視し、次年度の予算に活かす」など、まず負担のありようを議論すべきと指摘されました。

たしかに、今の浜松市議会で税財政の議論ができる議員は、ほとんどいないのではないでしょうか。この1年間で、議員から歳入・税財政の話を聞いたのはごくわずかでした。

またひとつテーマが増えました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◎次に「議員立法」。

「執行部がイヤがること(できないこと)を立法化するのが議会の役割」。「質問で条例制定を求めるのでなく、自分たちでつくれ」・・・これもまたグサリ。

議会制民主主義では「会派」の活動が基本ですが、議員立法の制定には、会派を超えた議論が必要です。

そのため、三重県議会では、議員立法のための「検討会」や、政策提言のための「政策討論会」を行っているようです。

時間はかかるかもしれませんが、同じ「志」を持つ仲間と、こうした取り組みを進めていきたいと思います。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

話は変わりますが、三重県は、24年前の私の社会人第一歩の地、今の私を育んでくれた地でもあります。

シンポが午後からだったので、午前中、かつてお世話になった四日市市の取引先さんに、感謝の念を込めてごあいさつにうかがいました。

あるお店では「『セールスマンコンテストで絶対負けたくない』って、熱を出して寝込んでいるところにまで売り込みに来たよな~。そんなのは田口くんだけだよ・・・」との思い出話も。

負けず嫌いで、がむしゃらに突っ走っていたあの頃を思い出しました。

イイ充電になりました。「初心」に還ってガンバリます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)