クロスロード

「クロスロード」は、日本語で言うと「交差点」もしくは「十字路」。私の好きな雑誌です。

みなさんは「青年海外協力隊」をご存じでしょうか?「クロスロード」は、海外協力隊を支援する雑誌です。私は海外協力隊の経験はありませんが、活動を応援している一人です。

スズキに入社した時には、「発展途上国にスズキのバイクやクルマを普及させて、そこに住む人たちのお役に立ちたい・・・」と思ったものでした。その「志」は実現できていませんが、今も、自分の置かれた立場で、「まわりの人のお役に立ちたい」という気持ちを持ちつづけています。

この雑誌を読むと、若かりし頃(?)の私と同じような「志」を持つ若者が、発展途上の地で活躍している様子が、手に取るようにわかります。私は我が家の子どもにも読ませています。もちろん、子どもは、まだ、よく理解できないとは思いますが、写真を見るだけで、イイ勉強になると思います。

20061022_17140001 普通の雑誌では、まずお目にかかれない、発展途上国の人や風景、そして文化が、活き活きとした、キレイな写真で見ることができます。「雑誌でできる世界旅行」、そんな感じかな~。

子どもが大きくなる頃には、世界の距離感はもっともっと近づいていると思います。自分が教えてやれない「世界」、子どもたちに、どんどん教えてやりたいですね~。

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マイホームレス・チャイルド

「下流社会」という言葉が流行りましたね。この本の作者は、その言葉を作った方です。専門はマーケティングだそうですが、今の若者世代の考え方や社会構造を鋭い考察でとらえています。

「最近の若いモノの考えていることは、ようわからん・・・」と嘆くあなた、読んでみてはいかがでしょうか。

さて、下記は、本の内容ではありません。この本を読んで感じたことを書き留めておきます。

モノの豊かさを求めていた時代、家族は、冷蔵庫やテレビ、ステレオ、クルマを買い、マイホームを持つことに憧れてきました。家を中心に、家族の「絆」を持っていたのです。

しかし、今は、テレビも、ステレオも、クルマも、電話も、家族で持つのではなく、個人で所有する時代になりました。音楽を聴くのも、友達との電話も、テレビを見るのも、家にいなくてもできるようになりました。また、コンビニのおかげで、食事までも、今は、好きなときに出来る時代です。

現代の豊かさの中、家族の「絆」を、どうつないでいくのでしょうか・・・。私は、「モノ」から「心」へ、「モノの豊かさ」から「心の豊かさ」への転換だと思います。

そして、それは家族の「絆」だけでなく、社会の「絆」にもいえるのではないでしょうか。「モノ」から「心」へ。「ハード」から「ハート」へ。

みなさんはどう思われますか?

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自治体再生へ舵をとれ

著者の福岡政行氏は、TVでもおなじみの政治評論家・大学教授です。この本は、福岡教授が、改革派首長たちの講演やインタビュー、座談会をまとめたもので、話し言葉中心で大変読みやすいものでした。

今年の5月に福岡教授の講演を聞き、そのときに、いくつかの先進的な行政の取り組みを聞いていたので、内容を知りたいと思っていました。

講演では、「福島県矢祭町」「北海道ニセコ町」「埼玉県志木市」「群馬県太田市」「大分県臼杵市」「横浜市」「宇都宮市(現栃木県知事)」「岐阜県古田知事」「鳥取県片山知事」「千葉市」などの取り組みを紹介していただきましたが、そのうちのいくつかがこの本にかかれています。

日本全体が、少子高齢化、人口減少、財政赤字と大借金、の大きな課題を抱えている中、国の行財政改革もさることながら、身近な「地方自治体」をしっかり変えていかないと、こころ豊かな社会づくりはできないと思います。

変えるのは私たち。みんなでしっかり考えましょう。

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改革の技術

研修会のネタで、時々、引用させてもらうのですが、鳥取県の片山知事って、けっこういろんなことやってるんだな・・・と思います。

情報公開、ガチンコ議会、箱モノの中止・・・。

改革派知事と呼ばれる方は何人かいらっしゃいますが、この本を読むと、「なるほど、改革ってのは、やればできるんだ」と思わされます。

長野の田中前知事は、個人的には、「方向性」は間違っていなかったのではないかと思うのですが、「やり方」がまずかったのではないでしょうか。物事を動かすのは「人」だってことですよね。

その点、片山知事は「考え方」もさることながら、この本を読む限りは「人」をうまく動かされているようです。とっても参考になります。

ちなみに片山知事は、私と同じ高校の出身で、故郷を離れて、鳥取県知事を務めていらっしゃいます。

改革は、「やる気」次第だと思います。

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市町村崩壊

穏やかでないタイトルです。これは私がこの夏読んだ一冊で、埼玉県志木市の前市長が、在職中(平成17年6月)に書いた本です。

「市町村が崩壊するって!?そんなバカな・・・」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、それはすでに現実になっているのです。今年の6月に、北海道夕張市が「財政再建団体」を申請しました。これは簡単に言えば「倒産」です。日本の地方自治体の多くは倒産寸前です。しかし、住民のほとんどはその事を知らされていません。

著者の前志木市長は、平成15年「地方自立計画」を策定し、20年後のあるべき姿を示し、住民自治、地方の自立をめざしました。この本は今の地方自治の課題である「危機意識のなさ」「無関心」「既得権」「地域コミュニティの崩壊」などを指摘し、同時に再生のヒントがわかりやすく書かれています。

そういえば先ごろ発売された「週刊ダイヤモンド」に「全国・市 倒産危険度ランキング」が掲載されていました。あなたの街は大丈夫でしょうか?

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